2010年度東邦音楽大学 山田さんの卒業演奏旅行レポート

2010年度東邦音楽大学 山田さんのレポート

期間 :
2010年10月9日~10月16日
場所 :
スロヴァキア
演奏 :

■ スロヴァキア ブラティスラヴァ(スロヴァキア国立放送 大ホール)
■ 器楽アンサンブル
 「管打楽器のための日本の情景」
■ 女声合唱
 「日本の歌風景」「北越戯譜」「追分節考」より
 「五つの日本民謡」より『阿波踊り』
■ L.v.ベートーヴェン 交響曲第九番(合唱付き)
  管弦楽:スロヴァキア国立放送管弦楽団.ブラティスラヴァ

厳しい残暑を終え秋めいた10月、私達はスロヴァキア、ハンガリーへ卒業演奏旅行のため向かいました。
今年の演奏はスロヴァキア国立放送管弦楽団の定期演奏会の1つとしてプログラムに組まれ、ラジオ放送もされる大々的なものでした。
しかし合唱に関しては旅立つ一週間前まで形にもならず、みんな焦っていました。音楽に対する自分の怠慢な態度に憤りを感じ、日本を後にしました。

到着2日目、午後1時から9時までリハーサル。ハードスケジュールに目がくらみましたが、本番へ向かう確実な時間を手にできたと思います。
4日目に演奏会本番を迎えました。独特な緊張を覚える中、私はパフォーマンスの醍醐味をこれまでに無い程まで感じました。満員の観客がスタンディングオベーションで私たちの演奏を称えてくれたのです。その後の第九の合唱も無事終え、さまざまな思いで胸が満たされました。
翌日はハンガリーを1日観光。エステルゴム大聖堂の異質な部分に不思議な気分になり、ブダペストの夜景に心奪われました。

安定した歌声が出せず、発声や呼吸法など自分の声に向き合ったのは初めてでした。器楽合奏では日本風のイメージが湧かず苦労し、新しいことにチャレンジできたと思います。この沢山の経験は自分のこれからの人生の糧になることは間違いありません。ご指導くださった諸先生方をはじめ、一緒に乗り越えた仲間、この演奏旅行を行うにあたりサポートしてくださった全ての方に感謝いたします。

演奏会終了後、先生や友人と一緒に。

演奏会終了後、先生や友人と一緒に。
本番終了後に先生方と友人と撮りました。 演奏旅行直前までご迷惑をお掛けしたにもかかわらず、 先生方は本番終了後に温かいお言葉をくださいました。 無事に終わってみなさん一安心の笑顔です。

スロヴァキア国立放送管弦楽団との記念写真

スロヴァキア国立放送管弦楽団との記念写真。
第九のリハーサルをする前の1枚。 パーカッションの方がカメラ目線で一緒に写ってくださいました。 プロのオーケストラの後ろに立つのは初体験です。 現地の合唱団の方がとても上手で、声量に驚きました。

練習場にて

練習場にて。
練習場での1枚。 「追分節考」の曲中に扇子を挙げる役目の子と、 合唱の藤井先生と一緒に撮りました。 急いで撮ったのでみんなの並び順がばらばらになってしまいましたが、 「おいわけまごうた」となります。

演奏会場の街でのひと時

演奏会場の街でのひと時。
2日目のブラティスラヴァ市内観光での写真です。 ホテルから歩いて行ける距離にブラティスラヴァ城があり、 遠目から見ても素敵でした。 お城から見た景色はブラティスラヴァを一望できます。

観光

観光。
5日目ハンガリーのエステルゴム大聖堂観光での写真です。 パイプオルガンの横向きに並ぶパイプに感動しました。 エステルゴム、ブダペスト、ヴィシェグラード全て景色が素晴らしかったです。

学生のレポート

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