2012年度東邦音楽大学 須賀さんの卒業演奏旅行レポート

2012年度東邦音楽大学 須賀さんのレポート

期間 :
2012年10月11日(木)〜10月18日(木)
場所 :
ハンガリーブダペスト/ドイツミュンヘン
演奏 :
2012年10月14日(日) 17:00開演 イタリアン・インスティテュート(ブダペスト)

◆第1部 吹奏楽 指揮:加古勉/演奏:東邦音楽大学ウインド・オーケストラ
世界遺産登録記念委嘱曲『熊野古道〜神々の道〜』作曲者名:加古隆/編曲者名:宇田川不二夫
吹奏楽のための『こぶし脈々たる』(日本民謡メドレー)/編曲者名:宇田川不二夫

◆第2部 合唱 指揮: 藤井宏樹/演奏:東邦音楽大学合唱団
『北越戯譜』作曲者名:柴田南雄
『追分節考』作曲者名:柴田南雄
『沖縄のスケッチ』作曲者名:寺嶋陸也

ハンガリーの方々の温かい笑顔とホールいっぱいに響き渡る拍手に迎えられ、幕を開けた卒業演奏会。
本番を迎え、メンバーの表情にも、そして演奏にも緊張感が表れていました。
しかし、不思議にも緊張感は徐々に集中力へと変化していき、私は今この場でしか味わえない時間を楽しみ、時が過ぎるのを惜しみながら演奏しました。
後半のプログラムにも出演するメンバーは、合間の休憩時間で慌ただしく着替えをしてステージに向かい、最後は『沖縄のスケッチ』で歌い、踊りました。
日本人の誇りを持って、沖縄の伝統的な文化や芸術を披露できたと思います。
演奏を終えると、感極まって涙しているメンバーや現地の方々の姿がありました。
予想をはるかに上まわる歓声と鳴り止まない拍手に包まれ、言葉では言い表せないほどの感動を受けた。
今回の演奏旅行で、またひとつ音楽の素晴らしさに触れました。

人種や言語の壁を越え、会場が一体となって感動を分かち合ったひととき。
私の今後の人生にとって大きな糧となる貴重な体験になりました。

インスティテゥートでの練習風景

前半は、東北地方の民謡をメドレーにした『こぶし脈々たる』と、世界遺産登録記念委嘱曲『熊野古道』を演奏しました。

ブダペスト観光での漁夫の砦

後半のプログラム『沖縄のスケッチ』では、日本の民謡を歌いながら入場し、羽根つきやお手玉などで日本の懐かしい情景を演出しました。

インスティテゥート近くの市場

ハンガリーで開催された卒業演奏会。舞台裏で指揮の加古先生を囲んで、ハイ、ピース!

本番前楽屋にて

演奏会後の2日間は観光。
自由行動でブダペストの聖イシュトヴァーン大聖堂へ。

ミュンヘン市庁舎前

ブダペスト滞在の最終日、宿泊先のホテルでも演奏を披露しました。

学生のレポート

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