

ピアノ専攻は、ソロ、アンサンブル、伴奏等専門分野において実践的に幅広く活躍できるための専門教育を行い、それぞれの学生の進路目標を尊重し、演奏家、指導者として社会に認められる人材を育成します。
「基礎」がしっかりしているとは、当然必要なものが備わっていること、迷い戸惑った時に踏ん張れるということです。その土台の上に個々の持ち味が生かせるわけです。先に進んでから足りないものに気がつき、後戻りするのはとても残念なこと。時間をかけて基礎的な練習をするのは地味な作業ですが、工夫を重ねることで楽しさや達成感が得られます。そして新たな自分を発見し自信が生まれます。
専門とは深く、集中して学ぶことです。演奏に自分の考えを託すためには、技術はもちろん、大作曲家が築いてきた歴史とピアノという楽器の変遷を合わせて理解することが必要です。4年間の柱となる試験課題はそれらを勉強しやすい設定になっており、理論と感性のバランスがとれた演奏をめざします。また「ウィーン研修」では15日間ウィーン市民として生活し、歴史をたどりながら貴重な文化体験をします。
人間のコミュニケーションの原点は相手の顔を見て話すこと。レッスンでは音楽はもちろん学園生活も含めて学生と向き合い、一人ひとりの状態に合わせて対応します。そこから先生と学生の信頼関係が生まれます。望みを叶えるためにはいろいろな方法があり、学生が勇気と自信を持ってピアノと向き合える方法で導きます。吸収力が盛んな時代にピアノ音楽を通して自分がどこまでできるのかを一緒に探求しましょう。
ピアノ音楽の基礎的な演奏技術および専門知識を意欲的に学習し、表現力の向上をめざす者。
音楽的教養を高め、将来演奏家、音楽指導者として音楽に深く携わり社会に貢献する意欲のある者。