短大生によるエレクトーンコンサートが文京シビックにて行われました。


10月28日(水)、文京シビック 区民ひろばにて行われた「シビックコンサート」に、東邦音楽短期大学 電子オルガン専攻生が出演し、「エレクトーンコンサート」を行いました。

文京区が主催する「シビックコンサート」は、クラシックからポップス、ジャズにいたるまで多彩な演奏会をランチタイムに開催し、区民の皆様に楽しんでいただこうとするものです。東邦音楽短期大学生、および東邦音楽大学生は毎年数回、出演のご依頼をいただき、さまざまな形態のコンサートを実施しています。短大・電子オルガン専攻生による「エレクトーンコンサート」はこれまでにも実施しており、毎回、数多くのお客様がご来場くださっています。今回も小さなお子様からご高齢のお客様まで、幅広い年齢の方々が足をお運びくださいました。

出演した学生がコンサートの冒頭に、「今日の演奏会を、私たち自身も楽しみにしておりましたので、ぜひ皆様にもお楽しみいただけましたら、嬉しいです」とご挨拶しましたが、電子オルガン独自の音色に、特に小さなお子様たちは大はしゃぎ。音楽に合わせてその場で踊り出すお子様の姿も見受けられました。

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「夢路より」「明日に架ける橋」など、多くの方になじみのある曲で構成したプログラムでしたが、電子オルガンならではのアレンジが施された演奏を披露しました。聴き慣れた曲でありながら新鮮なムードを感じ取っていただけたのか、体を揺らしながらリズムをとって、楽しそうに歌詞を口ずさむ方もいらっしゃいました。学生3名が交代でMC、演奏を行い、およそ30分の舞台を務め上げました。最後の曲の演奏が終わったときには、より一層大きな拍手の音が会場に響き渡りました。

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「シビックコンサート」はオープンスペースで開催され、どなたでもご来場いただけるコンサートです。公演前からお待ちくださっていたお客様だけでなく、会場前を通り過ぎようとされていたのに、電子オルガンの華やかな音に足が止まり、しばし鑑賞されるといったお客様も多くいらっしゃいました。

聴いてくださる方が体を動かしたくなるほど楽しんでくださる演奏、通り過ぎようとされていた方が思わず立ち止まって耳を傾けたくなるような演奏が行えた今回のコンサートは、学生たちにとって有意義な学習機会となっただけではなく、それぞれに思い出深い体験となったことでしょう。

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≪プログラム≫
 ザッツ・エンターテインメント/A.シュワルツ
 夢路より/S.フォスター
 華麗なる大円舞曲/F.ショパン
 明日に架ける橋/P.サイモン
 ひょっこりひょうたん島/宇野 誠一郎
 シング・シング・シング/L.プリマ

次回、本学学生が出演する「シビックコンサート」は、12月9日(水)に東邦音楽大学生による「ハンドベルコンサート」を予定しております。皆様お誘い合わせのうえ、ぜひご来場ください。