2016年1月

「第12回 NEW YEARコンサート in 南古谷」に本学学生・附属二高生徒が
出演いたしました。

平成28年1月10日(日)、本学川越キャンパスが所在する川越市南古谷地区の地域活動である「NEW YEARコンサート in 南古谷」が本学グランツザールにて開催されました。

音楽活動を通じた青少年健全育成、地域交流を目的に主催される同コンサートは、今年で12回目を数えます。回を重ねる毎に出演者、来場客とも増え、初回から干支がひと回りした今年も、本学学生、附属二高生徒が出演する機会をいただきました。

例年同様、今回も小学校、中学校、高校、大学の生徒・学生から、社会人の方も含む地域音楽サークルまで、幅広い年齢の方々が出演され、20団体による、新年の門出を飾る華やかな合唱、合奏が披露されました。

本学からはホルンアンサンブル「マジカルエスカルゴ」が出演。ホルンを指導される澤准教授と学生5名が紡ぎ出す美しいハーモニーに、大勢のお客様から盛大な拍手をいただきました。

附属二高生徒は、管楽器専攻の生徒たちがオープニングのファンファーレ隊としてコンサートの幕開けを飾り、さらに、合唱、ウインドオーケストラによる演奏でも舞台に立ちました。ウインドオーケストラでは曲によってウィッグを着けて演奏するなど、演出にも凝り、お客様は大いに楽しんでくださいました。

プログラムの最後は、南古谷地区と本学が連携し、地域の中学・高校生や住民の方々と結成する「南古谷ウインド・オーケストラ」が、奏者約140名による大迫力の演奏を披露。本学の教員、学生も指揮・指導に参加する同オーケストラは昨年結成10周年を迎えましたが、中高生たちの演奏技術はますます磨きがかかり、堂々とした立派なステージを見せてくれました。

青少年を育てる南古谷地区会議 根岸正春会長からは冒頭のご挨拶で、同コンサートへの本学の協力に対し、感謝のお言葉をいただきました。このような形で地域の一助となれることは本学としてもたいへん光栄なことであり、今後も「音楽」を通してますます積極的に地域の皆様と連携・交流できることを願っております。

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[オープニング] 東邦音楽大学附属東邦第二高等学校ファンファーレ隊

2_南古谷小芸能P1540805_005mini.JPG 川越市立南古谷小学校 芸能 鼓笛クラブ


3_牛子小P1540871_009mini.JPG 川越市立牛子小学校 ミュージッククラブ


4_フラワーP1540916_025mini.JPG 南古谷フラワーコーラス


5_南古谷小6_P1540952_020mini.JPG 川越市立南古谷小学校 6年生有志


6_牛子4_P1540982_026mini.JPG 川越市立牛子小学校 4年生有志

7_東中2_P1550017_014mini.JPG 川越市立東中学校 2年4組

8_南古谷中2_P1550077_035mini.JPG 川越市立南古谷中学校 2年4組

9_童謡の会P1550109_015mini.JPG 川越童謡の会

10_マジP1550146_007mini.JPG

東邦音楽大学 ホルンアンサンブル マジカルエスカルゴ

11_ギターP1550185_011mini.JPG ギターサークル 夢限

12_東高ギターP1550217_004mini.JPG 川越東高等学校 マンドリン・ギター部

13_二高合唱P1550250_002mini.JPG

東邦音楽大学附属東邦第二高等学校

14_東中吹奏楽P1550365_003mini.JPG 川越市立東中学校 吹奏楽部

15_砂中吹奏楽P1550401_006mini.JPG 川越市立砂中学校 吹奏楽部

16_高階中吹奏楽P1550476_029mini.JPG 川越市立高階中学校 吹奏楽部

17_南古谷中吹奏楽P1550514_004mini.JPG 川越市立南古谷中学校 吹奏楽部

18_城北埼玉吹奏楽P1550609_032mini.JPG 城北埼玉中学・高等学校 吹奏楽部

19_二高ウインドオケP1550743_061mini.JPG

東邦音楽大学附属東邦第二高等学校スタイリッシュ・ウインドオーケストラ

20_東高校吹奏楽P1550772_004mini.JPG 川越東高等学校 吹奏楽部

21_南古谷WO_P1550996_101mini.JPG 南古谷ウインド・オーケストラ

「第9回横浜国際音楽コンクール」声楽部門第1位を受賞された本学大学院生・
近野桂介さんにお話をお伺いしました。

昨年8月に本選が行われた「第9回横浜国際音楽コンクール」の声楽部門[一般A]において、本学大学院音楽研究科声楽表現コース(声楽領域)1年・近野桂介さんが、1位及び「ハンナ賞」、さらに各部門1位受賞者から選考される「パリ・エコール・ノルマル音楽院奨学金」を受賞しました。
  
近野さんは、高校(本学附属第二高等学校)でピアノを、大学で声楽を専攻され、その後、本学大学院に入学。現在1年次生で、バロック音楽を主に研究されています。近野さんにコンクール応募のきっかけ、大学院での学び、今後の目標などをお聞きしました。
  
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「横浜国際音楽コンクール」は自由曲で応募できます。現在研究をしているバロック音楽の楽曲で自身の力、レパートリーがどこまで通用するかを試してみたいと思ったことが、このコンクールに応募したきっかけでした。
  
大学院で学び始めてから、楽曲の選び方がそれまでと大きく変わりました。大学院で師事している日比啓子先生、またそのほかの先生方からも、「あなたにはバロックが合うのでは。あなたにしか歌えないものを歌ったほうがいい」とアドバイスをいただいたことで、それまではあまり選ぶことのなかったバロック期の作品を研究対象とするようになりました。
  
今回のコンクール用にと選んだ楽曲も、大学院の先生方に推薦していただいたものです。その結果、1位という評価をいただくことができ、先生方には心から感謝しています。
  
楽曲の選び方が変わったことも含めて、大学院での学びでは、それまで気づかなかった新しい発見をすることが多くあります。また、新しい発見があるからこそ、よりステップアップできるのだと思います。
  
特に、「アンサンブル表現研究(声楽)」の授業から学べることは非常に多くあります。試演会に向けて演目を定めることから始まり、演目の研究・練習を重ね、試演会の舞台で研究成果を発表します。担当されている複数の先生方にさまざまなアドバイスをいただきながら、各自、演目の研究・練習を続けていくのですが、先生方の実践的なアドバイスのおかげで、自分がどんどん変化していくことを実感できます。
  
大学院入学前もコンクールには何度も挑戦してきましたが、1位という評価をいただいたのは今回が初めて。大学院の先生方のご指導がいまの私を導いてくれたと感じています。
  
生の声で、言葉とともに伝える音楽。それが声楽の大きな魅力だと思います。オペラではさらに体も使い、聴いてくださるお客様に全力で伝えなければなりません。自分の体調、心の状態などがすべて舞台に影響しますから、日々の生活面で気をつけなければならないことも多くあるなど、声楽には難しさもありますが、やりがいも非常に大きいです。
  
個人的な考えですが、音楽を学ぶなら、自分の芯を持つこと、そして夢を追い続けることが大切だと思っています。芯を持ったうえで、周囲の方の意見もしっかりと聞き、そこからもどんどん吸収する。私自身、そのことを意識しながら学び、また、夢を抱くだけではなく、具体的な目標を設定するようにもしています。
  
大学院の先生方のご指導を信じ、全力で音楽と向き合う日々を送っているいまは、まだまだ学ばなければならないことがたくさんありますが、その先に、海外、やはりヨーロッパのオペラの舞台をめざしたいという目標があります。今回のコンクールで賞をいただけたことは、将来の目標への出発点。そう考えています。
  
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今回の受賞によるパリ・エコール・ノルマル音楽院への留学は、今年の秋を予定しているという近野さん。留学先でもさまざまなことを吸収しながら、夢の実現、目標達成に向けて、研鑽を積まれることでしょう。近野さんの今後の活躍に、この記事をご覧いただいている皆様にもぜひご注目いただきたいと思います!
 
 
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12月川越キャンパス・グランツザールにて行われた
「東邦音楽大学大学院1年次 演奏会」の舞台に立つ近野さん。
美しい響きが会場を包み込みました。


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インタビューに朗らかに、ご丁寧にお答えくださいました。
近野さん、ありがとうございました!