平成28年11月16日(水)にルネ・スタール教授によるヴァイオリン特別講座を開講いたしました。

本学の東邦ウィーンアカデミー教授を務めるルネ・スタール教授は、国際的に活躍するヴァイオリニスト、作曲家、ピアニスト、指揮者であり、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団員、ウィーン国立歌劇場オーケストラ団員も務め、ヴァイオリンを学ぶ人のための教則本も執筆するなど、幅広い活動を行っています。

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今回の特別講座は、ウィーンから来日中のスタール教授をお招きして、林千尋本学特任教授が通訳・ナビゲーターを務め、「初心者への指導法」として開講いたしました。
ヴァイオリンという楽器を初めて持つ方がリラックスできる方法をはじめ、子供たちに対するアドバイス。ソリストとオーケストラ奏者というそれぞれの視点で、立って演奏する時と座って演奏する時の姿勢や楽器の構え方の違い。弓を上手にコントロールし美しい音色を奏でる練習方法など、スタール教授の実演を交えた充実した講座となりました。
会場にはメモを取りながら熱心に聴講される方をはじめ、本学大学院生や短大生も参加し、自身の練習法や将来の指導者としての心得を学ぶことができる、たいへん貴重な機会となりました。

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