ウィーンフィルハーモニー管弦楽団員のルネ・スタール教授によるヴァイオリン公開講座を行いました。

平成28年11月17日(木)、川越キャンパスにて、ルネ・スタール教授のヴァイオリン公開講座(二日目)として公開レッスンを行いました。
ルネ・スタール先生はウィーンフィルハーモニー管弦楽団員としてご活躍されており、本学の東邦ウィーンアカデミー教授でもいらっしゃいます。今回の公開講座は、前日の文京キャンパスでの特別講座、附属中高生の公開レッスンに続き、本日は川越キャンパスにて公開レッスンを行いました。
(11月16日(水)の講座の記事はこちらをご覧ください)

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本日の公開レッスンは、本学園の短大、大学、大学院の学生、卒業生を聴講対象として行いました。今回は、ヴァイオリンを専攻する大学生2名、大学院生1名がスタール先生のレッスンを受けました。
スタール先生のご指導は、「波のようなクレッシェンドで!」「ここは、好きな女の子が通り過ぎた時の胸がドキドキする感じをイメージして」「賛歌を歌うように!ハレルヤ!!」など、ユーモアにあふれており、受講生たちが笑顔になるような場面もありました。レッスン中は先生自ら演奏しながら細かく丁寧にアドヴァイスをしてくださいました。
また、各レッスン生のこれからの課題やその課題を解決するための的確な練習方法もご指導してくださいました。

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これからウィーン研修に臨む学生も受講していたため、スタール先生の一言一句に耳を傾け熱心にメモをとったり、うなずきながら聞いていました。

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本日の講座も予定時間をオーバーするほど盛況でした。
ヴァイオリニスト、作曲家、指揮者など多彩にご活躍されるスタール先生の二日間に及ぶ特別講座は、学生たちにとって貴重な経験となり、さらなるステップアップにつながる機会となりました。

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スタール先生(中央)、通訳を務めた林 特任教授(右)、レッスンを受けた学生たち

東邦ウィーンアカデミーの詳細はこちら

大学 ヴァイオリン公開講座
◆講師 ルネ・スタール先生(東邦ウィーンアカデミー教授)
◆日時 平成28年11月17日(木) 14:30~17:30
◆会場 東邦音楽大学 川越キャンパス スタジオB
◆本講座でとり上げた楽曲
無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番 アダージョ フーガ / J.S.バッハ
ヴァイオリンソナタ ト短調 / C.ドビュッシー
詩曲 / E.ショーソン