授業開始2週目

授業が始まり、2週目になりました。

4月26日は、新1年生の「音楽療法Ⅰ」という授業の第2回目の授業がありました。

まず、受講生全員が輪になって椅子に座り、一人ずつ、近況報告をします。

そこで出てきたトピックをもとに、音楽を使った自己表現・自己発見のための活動をいくつか行ないました。

最初に行なったのは「自分を強く主張する」というエクササイズ。

スタンドに置かれたシンバルに向って、一人ずつ、自己主張の言葉をぶつけながら、ドラムスティックを投げつける、というものです。

シンバルに物を投げる、ということそのものにも抵抗を感じるものですし、またそこに自己主張の言葉(たとえば、「うるさい!」とか「いやだ!」とか)をあわせて言うことは、けっこうドキドキする経験です。

でも、やってみると、いつも自分がいかに自分を抑えているのか、とか、自分の想いを表現することに慣れていないのか、とか、抵抗があってもやってみるとスッキリする、とか、色々な気づきがあるようです。

授業の後半では、全員が打楽器(マラカス、トーキングドラム、ウィンドチャイム、カバサ、などなど)をもって、自由な即興演奏をやりました。今回は、全員が目をつぶって即興をおこなってみました。

参加した人は皆、音楽や自分の気持ちについての、様々な気づきがあったようです。

さて、4月29日・30日と、いよいよ学園祭があります。音楽療法専攻の学生たちも、様々な出し物を用意しています。音楽療法専攻では、東日本大震災の被災地域の音楽療法が再開されるための義援金も集めることにしています。