2011年7月

8月27日の音楽療法「夏フェス」当日予定

先にも告知いたいました、東邦音楽大学音楽療法専攻「夏フェス」の予定が大分かたまってきました。

学生、研究員が中心となり、何度もミーティングを重ね、現時点で以下のようなプログラムが予定されています(変更がありましたら、随時、このブログでお知らせいたします)。

日時:2011年8月27日(土)、13時10分~18時

場所:東邦音楽大学川越キャンパス16号館、1階C103教室

当日プログラム(予定、変更の可能性あり)

13時10分~  開会、オープニング・アクト

13時15分~  研究発表3題(教員、卒業生による)

14時25分~  演奏発表(学生、研究員、教員によるバンド、ユニットによる)

16時05分~  シンポジウム「職業としての音楽療法について」

17時00分~  演奏発表(学生・教員のバンド)

17時30分~  ユニット「花うたぴあの」(音楽療法専攻卒業生)の演奏

入場は無料です。

当日は、東邦音楽大学のオープンキャンパスも開催されています。オープンキャンパスに訪れた方も、どうぞご自由にご参加ください。

音楽療法に興味のある高校生、地域の方、音楽療法を専攻している他大学の学生、音楽療法を実践していらっしゃる方、福祉関係の仕事をしていらっしゃる皆様・・・誰にでもオープンな会です。

どうぞふるってご参加くださいませ。

 

 

 

7月の定例研究会報告

7月21日は、大勢のお客様が、東邦音楽大学川越キャンパスの音楽療法研究室に来室され、にぎやかな1日になりました。

朝は、共同研究のプロジェクトのお話をご提案いただいた、音楽療法士・音楽療法研究者の先生がが来室され、打ち合わせをいたしました。

午後には、日本で音楽大学を卒業されたのち、米国で音楽療法を学ばれた先生が来室され、日本と米国の音楽療法の状況などについて、いろいろなお話をさせていただきました。

夕方には、定例研究会のゲストスピーカーである木下先生が来室され、定例研究会でお話いただきました。

定例研究会後には、恒例となっている会食(飲み会?)を、南古谷駅近くの居酒屋で行いました。研究会には卒業生も参加しましたので、木下先生、卒業生、研究員、学生交えて、とても楽しい会食となりました。

ただ、音楽療法関係者の「飲み会」は、どういうわけか、いつも話題は音楽療法になってしまいます。音楽療法という職業は、仕事もプライベートも、いつでも話題が音楽療法になってしまう...そんなとても魅力的な領域なのであります。

音楽療法専攻の受験を考えている人へ

 音楽療法専攻の受験を考えている人へのアドバイスとしては、まず、音楽療法関係の本を何冊か読むことをおすすめします。推薦図書を以下に挙げておきます。これらの本の全てに一応は目を通して、音楽療法とは何なのか、自分が将来取り組む仕事としてどうか、ということをよく考えてみていただければ幸いです。いくつかの本には、付録としてCDやDVDがついているので、それを聴いたり見たりすることで、現場の状況がイメージできると思います


1)音楽療法士のしごと 生野里花(春秋社)
 著者がどのようにして音楽療法に出会い、それを仕事とするようになったかが正直に描かれていて、読みやすく、また大変興味深い本です。最初に読むとよいかもしれません。


2)音楽療法士3つのオキテ 二俣泉(音楽之友社)
 職業としての音楽療法について書かれた本です。これも、読みやすい本です。

3)音楽療法の実践 加藤美知子ら(春秋社)
 高齢者、精神科、終末期ケアの音楽療法の実際について、具体的に書かれています。また、実践場面を録音したCDも添付されています。

4)音楽療法の設計図 二俣泉(春秋社)
 発達障害の子どもの音楽療法について書かれた本です。この本も、実践場面を録音したCDが添付されています。

5)DVDブック 歌の翼に―緩和ケアの音楽療法― デボラ・サーモン著 生野里花訳(春秋社)
 終末期の患者さんへの音楽療法のドキュメンタリーDVDと、その解説本のセットです。本に掲載されている論文は、少し専門的かもしれませんが、DVDはだれがみても圧倒的に説得力のある素晴らしいものなので、ぜひご覧になることをおすすめします。


 このブログを執筆している私(東邦音楽大学の音楽療法専攻、准教授の二俣と言います)は、音楽療法士として病院や福祉施設などで音楽療法の実践をしてきました。私自身は、音楽療法士という仕事を大変気に入っております(その理由については、上記に挙げた私の著書「音楽療法士3つのオキテ」に書いてあります)。なので、一人でも多くの人たちが、この分野に挑戦してくれるとうれしいなあ、と強く思っています。

7月の抄読会のお知らせ

以前にも書きましたが、東邦音楽大学音楽療法専攻では、毎月1回の木曜日の放課後、川越キャンパスで定例の研究会を開催しています。

2011年7月の研究会は、21日(木)の17時45分から行われます。

内容は、

1)二俣泉(東邦音楽大学准教授、この記事の執筆者):第13回世界音楽療法会議の報告

2)木下容子先生(東京武蔵野病院):自閉症児のピアノ指導とその保護者のストレスについて(仮題)

今回お話いただくゲストスピーカーの木下先生は、発達障害、精神科の領域で多くの経験をお持ちの音楽療法士です。音楽療法士として経験を積まれた後、東京学芸大学の大学院に進まれ、大変素晴らしい修士論文を執筆されました。今回は、その修士論文の内容についてご紹介いただく予定です。

在学生、卒業生、教員だけでなく、すべての方にオープンな研究会ですので、ご興味のある方は、どうぞふるってご参加ください。場所は、東邦音楽大学川越校舎の16号館(部屋は未定です。16号館1階の音楽療法研究室の前の掲示板で、当日に部屋を掲示しておきます)。参加費は無料です。

 

第13回世界音楽療法会議(2)

学会発表には、口頭発表と、ポスター発表とがあります。

口頭発表は、部屋に集まった聴衆の前で、スライドを使いながら話して発表をします。

ポスター発表では、自分の研究を1枚のポスターにまとめ、それを会場にはります。ポスター発表の会場では、大勢の発表者が自分のポスターの前に立ちます。参加者は、ポスターをみてまわり、興味を抱いたポスターのところで、発表者に質問したり、議論したりするわけです。

今回の世界音楽療法会議では、東邦音楽大学音楽療法専攻の卒業生がポスター発表をおこないました。写真の2人とも音楽療法専攻の卒業生で、左の人が発表をした人、その奥に見えるのがポスターです。

今後もどんどん、卒業生が世界を舞台に活躍していってもらいたいものです。

茅野さんポスター.JPG

第13回世界音楽療法会議

ソウル1.JPGソウル1.JPGソウル1.JPG2011年の7月5日から9日まで、韓国のソウルで、第13回世界音楽療法会議が開催されました。

1000名を超える参加者(約半数は韓国から、あとは世界各国から。日本からは百数十名が参加)が集いました。

124の口頭発表、32のワークショップ、8のラウンドテーブル(座談会)、48のポスター発表、毎朝行われる講演、コンサートなどが行われました。

東邦音楽大学の音楽療法専攻からは、本稿を執筆している教員の二俣、学生が3名、また音楽療法専攻の卒業生が2名(うち1名がポスター発表を行いました)、参加しました。

ソウルは、日本よりも涼しく、過ごしやすい気候でした。

大会2日目の夕方には、野外での音楽イヴェント、大会参加者ならだれでも無料で参加できるパーティが開催されました。

そこでは、韓国の伝統楽器の演奏や、ハーモニカ・バンドの演奏があり、大変盛り上がりました。

とりわけ、踊りながら太鼓を演奏する「サムルノリ」のパフォーマンスは、圧倒的な迫力で大喝采でした。

 

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「夏フェス」開催

2011年8月27日(土)は、東邦音楽大学の川越キャンパスでオープン・キャンパスが開催されますが、同日、川越キャンパスで、音楽療法専攻主催の「夏のフェスティバル...通称、夏フェス(仮題)」の開催が予定されています。

在校生、卒業生、教員が、演奏をしたり、研究発表をしたり、意見交換をするシンポジウムをしたり...というようなことが企画されています(企画は現在検討中)。

詳細が決定しだい、またこのブログでお知らせしたいと思います。

さて、2011年7月5日~7月9日まで、韓国ソウルで「世界音楽療法会議」が開催されます。3年に一度、開催される、音楽療法の国際学会です。世界の音楽療法士、音楽療法研究者が集い、研究発表やワークショップが行われます。東邦音楽大学の卒業生も研究発表を行います。また、数名の在校生も参加します。