2011年11月

智田邦徳先生来訪

onryo_20111117.jpg2011年11月14日、岩手県から智田邦徳先生(岩手清和病院音楽療法士、日本音楽療法学会東北支部長、日本音楽療法学会災害対策特別委員会委員長)が川越校舎に来訪されました。

東邦音楽大学エクステンションセンターで講義をしていただき、そのまま東京に数日滞在されて、この日、川越校舎に遊びに来てくれたのです。

智田先生と、この日に勤務していた3名の教員、平田紀子先生、高畑敦子先生、そして二俣(この記事の執筆者)とは、同世代の音楽療法士として共に成長してきた20年来の音楽療法仲間であります。

智田先生は、東日本大震災が発生して、程なく被災者のための音楽療法活動を開始されました(その報告が、日本音楽療法学会のHPにあります)。
http://www.jmta.jp/disaster/disa201104_02.pdf

智田先生は、ユーモアのセンス、見事な音楽技術、そして卓越した人間関係の術をもった、素晴らしい音楽療法士です。今日、智田先生と交流させていただいた学生たちには、きっと大きな影響があったのではないでしょうか。

写真は、音楽療法の研究室で、お昼を食べているスナップです。

11月の定例研究会のお知らせ

東邦音楽大学音楽療法専攻の定例研究会が、11月17日(木)の17時45分から、行なわれます。

今回の研究会の内容は、心理学の講義をご担当されている非常勤講師の徳富政樹先生による調査研究に関するレクチャーと、平田紀子先生による、東日本大震災被災者への音楽療法の報告です。

東邦音楽大学川越校舎、16号館で行います(部屋は、当日、16号館1階の音楽療法研究室前の掲示板でお知らせします)。

誰でも参加可能のたいへんオープンな研究会であるところが、この研究会の魅力だと思います。発表者と参加者が、とても気楽に議論できる、臨床活動・研究活動の「面白さ」が味わえる素敵な時間です。

皆様、どうぞふるってご参加ください!

 

東邦音楽大学エクステンションセンター音楽療法関係講座――GIMの体験ができる!

東邦音楽大学エクステンションセンターの公開講座で、音楽療法関連の素晴らしい講座が予定されているので、お知らせします。

「働く女性のためのグループ・セラピー」(講師:吉原奈美先生)

自分の悩みや、「自分の人生をどう生きていきたいか」などの問いを話し合い、その後、音楽とイメージを使って自分の内側に答えを求めていく講座です。

この講座で用いられる技法は、音楽イメージ療法(GIM)です。これは、アメリカで研究された心理療法で、リラックスした状態で、プログラムされた音楽を聴きながら自然に浮かぶイメージによって心の中を探っていきます。

担当される講師は、アメリカでこのGIMを学ばれた吉原奈美先生です。吉原先生には、以前、東邦音楽大学の学生にもワークショップをしていただいたことがありましたが、とても素晴らしい時間でした。

貴重な機会です。ご興味のある方は、ぜひぜひご参加くださいませ。

詳しくはHPをご覧ください。
東邦音楽大学エクステンションセンター 働く女性のためのグループ・セラピー

東京音楽療法協会第22回講習会

音楽療法の実践者の集団である「東京音楽療法協会」の第22回講習会が、11月12日、13日に開催されます。

東京音楽療法協会は、20年以上の歴史のある団体です。東邦音楽大学音楽療法専攻の教員、複数の卒業生が運営にかかわっています。
(詳細はHPをご覧くださいhttp://www.k3.dion.ne.jp/~tamt/workshop.html

講習会の1日目には、「"あたり前"であること~被災者支援のあり方を考える~」と題する儀賀理暁先生(埼玉医科大学総合医療センター)の講演があります。

儀賀先生は、毎年、東邦音楽大学音楽療法専攻で、緩和ケアに関する特別講義をしていただいています(受講した学生が皆、とても心動かされる講義です)。

他にも、多くの講義やワークショップがあり、大変充実した講習会です。

音楽療法専攻担当教員の研究・演奏活動

東邦音楽大学音楽療法専攻の担当教員は、大学での教育、現場での音楽療法実践に加えて、アクティブに活動を行っております。
近々の予定を含め、その一旦をご紹介したいと思います。


1)馬場存先生(東邦音楽大学准教授)

・CDシングル「pray」のリリース(2011年11月27日):
馬場先生は、精神科医、音楽療法士としての仕事に加え、ピアニスト・作曲家としても活躍しておられますが、シングルCD「pray」をリリースされました。
東日本大震災への復興への思いのこめられた美しい作品です。
http://bookridgerecords.com/akirababa/pray2

・第5回日本音楽医療研究会学術集会(2011年11月27日):
すでにこのブログでもお知らせしましたが、馬場先生が大会長をつとめられます。会場は東邦音大川越校舎、グランツザールです。
また、大会の最後には、宮野陽子先生(東邦音楽大学准教授)のヴァイオリン、馬場先生のピアノによる馬場先生オリジナル曲の演奏も予定されています。
http://jmmusic.umin.jp/


2)平田紀子先生(東邦音楽大学専任講師):

・日本音楽療法学会関東支部地方会・講習会での講義「「寄り道回り道、今の道」(2012年3月10日):
講義やワークショップの名手としても知られている平田先生が、上記の講義を担当されることが予定されています。
臨床での失敗や学び、そこからつかんだ独自の方向性、周囲の人々とのつながりなどを語ります。音楽療法士なら誰でも悩み、乗り越えていかなければならない専門職へのプロセスが、深い共感と示唆を与えてくれると思います。
http://www.jmta-kanto.jp/report/10meeting/03.html


3)二俣泉(東邦音楽大学准教授):

・書籍「音楽で育てよう子どものコミュニケーションスキル」、春秋社から出版予定(2011年12月):
この記事を執筆している二俣の近々の予定としては、年内に上記の本を出版する予定です。
日本大学芸術学部の鈴木涼子先生との共同執筆、獨協医科大学越谷病院・子どものこころ診療センター長・教授の作田亮一先生の監修です。
発達障害の子どものコミュニケーションを育てるための様々な音楽活動の例が掲載されている、"現場で使える"本になるようにがんばって作りました。現在、校正作業が進行中で、年内には出版できると思います。

日本音楽医療研究会

東邦音楽大学川越校舎グランツザールで、2011年11月27日(日)、10時~16時30分に、第5回日本音楽医療研究会学術集会が開催されます。
大会長を、東邦音楽大学准教授の馬場存先生がつとめられます。
プログラムは、研究発表、シンポジウム(医療と音楽―互いに求めるもの)、ジャズ歌手の鈴木重子さんの講演など、多彩で充実した内容が予定されています。
馬場先生にくわえ、研究員の佐々木先生、飯島先生、准教授で本稿の執筆者の二俣など、東邦音楽大学音楽療法専攻のスタッフが、運営にかかわっています。
どうぞふるってご参加くださいませ。