グランツザールにて開催された「第5回 北関東甲信越音楽系高等学校演奏会」に東邦音楽大学附属東邦第二高等学校が参加しました。

6月6日(土)東邦音楽大学グランツザール(埼玉県川越市)において、「第5回 北関東甲信越音楽系高等学校演奏会」が開催されました。

東邦音楽大学附属東邦第二高等学校が準備担当校として開催するこの演奏会は、北関東甲信越地区の音楽科、音楽コース等を設置する高等学校が出演し、それぞれに日々の学びの成果を発表する場となっています。また、同じ音楽を学ぶ他校の生徒たちの演奏を聴くことをきっかけに、生徒各自のより一層のスキルアップを目的としているものです。

5回目となる今回は、群馬県立西邑楽高等学校(芸術科音楽コース)、埼玉県立伊奈学園総合高等学校(芸術系音楽)、埼玉県立大宮光陵高等学校(音楽科)、埼玉県立芸術総合高等学校(音楽科)、埼玉県立松伏高等学校(音楽科)、聖徳大学附属取手聖徳女子高等学校(音楽科)、東邦音楽大学附属東邦第二高等学校の7校が出演しました。

各校にて選ばれた生徒たちによる演目は、独奏、独唱、二重奏、二重唱、三重奏、合唱とさまざまでした。本番前のリハーサルでは、指導される先生を前に、舞台上で「緊張する……!」と思わず声にした生徒もいましたが、本番の舞台ではどの生徒も堂々と、これまで学んできたことをそれぞれにしっかり発表できたようです。演奏が終わり、安堵の表情を見せる生徒たちに、会場のお客様からは大きな拍手が送られました。

プログラム

■東邦音楽大学附属東邦第二高等学校

クラリネット独奏/亀山 幸穂 Pf. 片山 瑶季
W.ハールストン: 4つの性格的な小品より No.3 インテルメッツォ No.4 スケルツォ

トロンボーン独奏/久保田 和弥 Pf. 吉澤 木乃芽
A.レベデフ: 1楽章の協奏曲

ピアノ独奏/片山 瑶季
C.ドビュッシー: 前奏曲第1集より Ⅻ,ミンストレル
                  12の練習曲より第1番 5本の指のための~チェルニー氏にならって~

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東邦音楽大学附属東邦第二高等学校 クラリネット独奏

■埼玉県立芸術総合高等学校音楽科

ピアノ独奏/新井 邦広
Fショパン: 練習曲 作品10-1 ハ長調
L.v.ベートーヴェン: ソナタ 第13番 変ホ長調 作品27-1 第4楽章

三重奏/A.Sax 久下谷 七海 A.Sax 吉川 優花 Pf. 磯崎 美星
長生 淳: パガニーニ・ロスト 2本のアルトサクソフォンとピアノのための

三重奏/Fl. 村川 知里 Hr. 鈴木 悠弘 Pf. 阿久津 彩音
E.イウェイセン: バラード、パストラル、ダンス

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埼玉県立芸術総合高等学校音楽科 三重奏(フルート、ホルン、ピアノ)

■群馬県立西邑楽高等学校芸術科音楽コース

ソプラノ独唱/宮麻 すみれ Pf. 根岸 玲恵先生
G.B.ボノンチーニ: お前を讃える栄光のために
F.ガスパリーニ: 貴女への愛を捨てることは

ユーフォニアム独奏/栗島 聖奈 Pf. 根岸 玲恵先生
P.スパーク: イギリスの賛美歌による変奏曲

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群馬県立西邑楽高等学校芸術科音楽コース ユーフォニアム独奏

■埼玉県立松伏高等学校音楽科

トロンボーン独奏/玉置 龍執 Pf. 高井裕香
J.ヨンゲン: アリアとポロネーズ 作品128

合唱/声楽アンサブル・舞台音楽研究授業選択者
     安藤 浩美 小柳 夏海 竹森 梨沙 馬渡 真緒 折笠 夏美 加藤 美奈 升澤 彩 増田 愛弥
     岩崎 侑美 岡部 真子 狩野 未来 猪口 萌々寧 梅沢 瑞希 岡﨑 瑞歩 林 愛華 青柳 雪乃
     林田 真由 大城 ベイリ 佐藤 大和 山口 大貴
M.コチャール: 三つの女声合唱作品より 2.幻想 3.ああ、雪の森の静寂
Z.コダーイ: 神様の鍛冶屋

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埼玉県立松伏高等学校音楽科 合唱

■聖徳大学附属取手聖徳女子高等学校音楽科

オーボエ独奏/坂入 千智 Pf. 五木田 綾先生
G.P.テレマン: オーボエソナタ イ短調 第1,2楽章

ピアノ独奏/芝田 奈々
F.ショパン: 練習曲 作品25-6
C.ドビュッシー: 喜びの島

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聖徳大学附属取手聖徳女子高等学校音楽科 オーボエ独奏

■埼玉県立伊奈学園総合高等学校芸術系音楽

ピアノ独奏/阿部 励佳
S.プロコフィエフ: 「束の間の幻想」 作品22より 第1,5,10,11
            ピアノソナタ 第3番 古い手帳から イ短調 作品28

ソプラノ独唱/川合 真桜子 Pf. 石川 佳菜(卒業生)
藤井 清水: 信田の藪
A.ストラデッラ: 教会のアリア
C.グノー: 「ロミオとジュリエット」より 私は生きたいの

サクソフォン独奏/鷲尾 ひとみ Pf. 春日 知花(卒業生)
P.クレストン/ソナタ 作品19

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埼玉県立伊奈学園総合高等学校芸術系音楽 ピアノ独奏

■埼玉県立大宮光陵高等学校音楽科

ソプラノ二重唱/山田 悠莉 輪方 綾乃 Pf. 佐藤 咲季
F.メンデルスゾーン: 民謡
              ゆけ わがそよ風

ヴァイオリン二重奏/湯本 ジェニファー 足立 桃子 Pf. 都築 杏
J.S.バッハ: 2つのヴァイオリンのための協奏曲 第1楽章

フルート二重奏/嶺井 千奈 飯間 惟加 Pf. 津金澤 広大
真島 俊夫: 紅

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埼玉県立大宮光陵高等学校音楽科 ヴァイオリン二重奏

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演奏会終了後に出演者全員で記念撮影。本番が終わり、
各校の皆さんはようやくホッとした表情を見せてくれました。

演奏会の後には東邦音楽大学スカイレストランにおいて、「交流会」が行われました。同じ目標を持つ他校の生徒たちと交流できる機会は貴重であることから、毎年、交流会の場も盛り上がりを見せています。

東邦音楽大学附属東邦第二高等学校 鍛冶校長の「今年も素晴らしい演奏会になりました。出演校の皆様のおかげです。生徒の皆さんにはこれを機に切磋琢磨し、ますます向上していただきたいと思っております」との挨拶に始まり、会はスタートしました。

各校の先生方にも順番にご挨拶をいただき、「参加を重ねるごとに、各校のレベルが上がっているように感じ、各校の演奏を見ることで学べることが多くある」「年に一度の貴重な機会で学べたことを学校に持ち帰り、今後につなげていきたい」「来年もぜひ参加したい」とのお言葉をいただきました。

先生方に続き、各校1名ずつ、生徒の挨拶も行われ、「このような素晴らしいホールで演奏することができ感謝している」「音楽を学ぶほかの学校の『仲間』と出会えてうれしい」と、この演奏会に参加できた喜びを伝えてくれました。

会の始まりには、照れからか、他校の生徒となかなか言葉を交わすことができない生徒が多くいましたが、会も中盤になると、異なる学校の生徒が同じテーブルを囲んで会話をしたり、記念に写真を撮影し合ったりする姿が見られ、参加者はそれぞれに楽しんでいる様子でした。

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本番の緊張感から解放された生徒、先生方の笑顔があふれる交流会。
ここで得た経験、出会いをきっかけに、それぞれの生徒がさらに
ステップアップしていくことを願って……乾杯!

今回の演奏会を通じて出会った生徒たちが、今後も互いに刺激し合い、いいライバル・いい仲間として、交流を続けていくことを、そして、生徒同士の交流が盛んになることで北関東甲信越地区の音楽系高等学校各校がますます発展していくことを願っています。

埼玉県西部支部 吹奏楽連盟による研究発表会に本学が招待演奏として参加しました。

6月3日(水)所沢ミューズ(埼玉県所沢市)にて開催された埼玉県西部支部吹奏楽連盟による「第50回 西部支部吹奏楽研究発表会」に本学が招待を受け、特別演奏として参加いたしました。

同研究発表会は、埼玉県西部の中学校・高等学校の吹奏楽団が演奏を披露する場であり、50回目を数える今回は6日間にわたり、156団体が出演するという大規模な発表会です。

その初日となる3日(水)には19の中学校・高等学校の吹奏楽団が出演し、本学の加古 勉教授が指揮を務める「東邦音楽大学ウインドオーケストラ・スペシャルユニット」がプログラムの最後を飾りました。

本学教員、選抜学生、卒業生、研究員により構成される同スペシャル・ユニットは、「アポロ・マーチ」「ダンソンNo2」「熊野古道~神々の道~」「シェナンドー」「ベン・ハー・シンフォニア」「ザ・ウォーター・イズ・ワイド」と、吹奏楽の名曲と言われる6曲を演奏しました。

同スペシャル・ユニットの舞台準備が始まると、出番を終了した数多くの中学生、高校生たちも一般の来場者の方々に加わり客席へと移動し、鑑賞し始めました。加古教授の指揮に、舞台上の演奏者たちの姿に、吹奏楽の未来を担う中学生、高校生たちは身を乗り出すかのような姿勢でステージに熱い視線を向け、曲が終わるごとに大きな拍手をおくってくれました。

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本学ウインドオーケストラ・スペシャルユニットと指揮を務める加古 勉教授。
中学生、高校生たちの熱い視線を受け、迫力の演奏を披露しました。

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2曲目の「ダンソンNo2」は、埼玉県西部支部吹奏楽連盟
会長 阿部和博先生が指揮してくださいました。

また、同スペシャル・ユニットの今回の出演に対し、埼玉県西部支部吹奏楽連盟から感謝状が贈られ、すべての演奏が終了した後に、同連盟の阿部和博会長より加古教授に賞状が授与されました。

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「高校生のための音大講座」について雑誌の取材を受けました。

平成27年6月2日(火) 文京キャンパスにて、
音楽誌『バンドジャーナル』の取材を受けました。

内容は「音大に行きたい! 高校生のための音大講座 一年生のカリキュラム編(仮)」
という記事についてのインタビューです。

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今回の取材内容は8月号(7月10日発売)に掲載予定です。

バンドジャーナルホームページ:
http://www.ongakunotomo.co.jp/magazine/bandjournal/

バンドジャーナル編集部の皆様、加古教授、有難うございました。

東邦音楽大学

「東邦ピアノセミナー」「東邦声楽セミナー」について雑誌の取材を受けました。

平成27年5月20日(水) 文京キャンパスにて、
音楽誌、隔月刊『ハンナ』、月刊『ショパン』の取材を受けました。

内容は、本年度開催予定「東邦セミナー」についてのインタビューです。

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大島教授:「第3回 東邦声楽セミナー」について

→8月22日(土) に開催。声楽セミナーの詳細はこちら

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大場教授:「第8回 東邦ピアノセミナー」について
→7月26日(日) に開催。ピアノセミナーの詳細はこちら

今回の取材内容は、各誌6月発売号に掲載予定です。

ハンナ ホームページ http://www.chopin.co.jp/Hanna/
月刊ショパン別冊 うたの雑誌『ハンナ』公式ブログ http://ameblo.jp/uta-hanna/

ハンナ編集部の皆様、両教授、有難うございました。

東邦音楽大学

「東邦ピアノセミナー」「東邦声楽セミナー」と「教員免許状更新講習」

4月末の東邦祭はたくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました。
5月に入り、すでに多数のお問合せをいただいております、「東邦ピアノセミナー」「東邦声楽セミナー」のお申し込みが始まりました。定員になり次第締め切らせて頂きますので、お早めにお申し込みください。また今年度も「教員免許状更新講習」を開講いたします。詳細は下記、それぞれのページをご参照ください。
■東邦ピアノセミナー
■東邦声楽セミナー
■教員免許状更新講習

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川越キャンパスのツツジ(2015年5月7日 撮影)

4月29日(水・祝)、4月30日(木) 東邦祭まであと一週間です!

東邦祭まであと一週間となりました。
当日のイベントめぐりに便利なPDFを公開します♪
ぜひチェックしてみてください。

第48回 東邦祭
4月29日(水・祝)、4月30日(木)
東邦音楽大学 川越キャンパス

→スクールバス時刻表はこちら

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・演奏会のタイムテーブル(PDF)
※4月30日の「中高二高弦楽オーケストラ」は10:30~11:00グランツザールでの開催に変更になりました。(4/28追記)

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・演奏会企画PR文(PDF)

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・模擬店テント配置図(PDF)

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川越キャンパスの芝桜(2015年4月17日 撮影)

キャンパスの桜が満開です。

川越・文京ともにキャンパスの桜が満開となり、華やかな気持ちで、新年度が始まりました。
今年度も学園のさまざまな情報をこのダイアリーでお届けいたします。

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(川越キャンパス 2015年3月31日撮影)

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(文京キャンパス 2015年3月30日撮影)

「東邦第二高等学校ウインドオーケストラ スプリングコンサート」を開催しました。


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平成27年3月21日(土)、東邦音楽大学グランツザールにて、「東邦第二高等学校ウインドオーケストラ スプリングコンサート」が開催されました。冷たい風が吹く花冷えの天候となりましたが、開場前から多くのお客様が開演をお待ちくださっておりました。
今回で3回目を数えるこのコンサートは、東邦第二高等学校の生徒が企画、演出、宣伝・広報活動から当日の運営にいたるまで主体となって実施するもので、高校生ならではのアイデアが盛り込まれたプログラムに、毎年好評をいただいております。
開場時間の13時30分を迎える前から、プログラムはスタート。列を成して開場を待つお客様に向けて、グランツザールの入り口で打楽器専攻の生徒たちによるアンサンブルが披露されました。突然始まった演奏に多くの方々は一瞬、驚きの表情を見せていましたが、リズミカルな響きを聴くうちに笑顔の連鎖が始まりました。体を揺らしてリズムをとる方、あわててビデオカメラを回し始める方・・・・・・。みなさん思い思いに楽しまれたようでした。

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開場前、グランツザール入口で突然始まった打楽器アンサンブルにお客様たちはビックリ!

開場時間となり、打楽器専攻の生徒たちにお客様は拍手を送りながらグランツザールのロビーへ進んでいくと、次はロビーで、トランペット専攻の生徒たちによる演奏がスタート。ここでも多くのお客様が足を止め、聴き入ってくださいました。そんなお客様の背後で、次はフルート専攻の生徒たちによる演奏が披露され、その後にはさらにサクソフォン、トロンボーン専攻の生徒たちによる演奏が始まり・・・・・・と、舞台での公演が始まる前から、お客様に楽しんでいただくための企画が次々に展開。舞台でのプログラム開始直前には、舞台上で再度、打楽器の演奏が繰り広げられ、サプライズの連続を受けながら客席に向かう方々からは、いよいよ始まるステージでの公演にますます期待が高まっているようなムードが感じられました。

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開場となったグランツザールのロビーで披露されたトランペットアンサンブル。

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フルートアンサンブル。足を止めて聴いてくださるお客様に最高の響きを!

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サクソフォンとトロンボーンのアンサンブル。普段ともに学ぶ仲間と息を合わせて・・・・・・。

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開場となったロビーのあちこちで繰り広げられる演奏に、お客様の視線も右往左往!?

ステージではⅠ部を「クラシックステージ」と題し、東邦第二高等学校ウインドオーケストラによる演奏を披露。溝口哲矢先生、須永真純先生の指揮のもと、2015年度全日本吹奏楽コンクール課題曲でもある「マーチ『プロヴァンスの風』」をはじめ4曲が演奏されました。生徒それぞれが「ウインドオーケストラ」の授業や個人レッスンを通じて得た成果を発表する場となり、お客様からは盛大な拍手をいただきました。

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Ⅰ部「クラシックステージ」がいよいよスタート。「ウインドオーケストラ」の授業で学んだ成果を発表する場となりました。

 

Ⅱ部「ポップスステージ」はⅠ部とはまったく異なり、ユニークな企画が目白押し。「Voluntary Stage NiKo スタイリッシュウインド」というタイトルのもと、映像(生徒たちが出演・制作した映像も数多く含まれていました)、演劇、お客様参加のミニゲーム、漫才のようなMCにウインドオーケストラの演奏をコラボレーションさせるという、東邦第二高等学校オリジナルの企画をお送りしました。

須永先生はプロのコメディアン顔負け(!?)の司会役を担い、溝口先生はミュージカルスターかのような演技を披露し、板橋先生も軽やかなステップのダンスを披露し・・・・・・と先生方も大活躍を見せる中(普段、授業で厳しく指導される方と同一人物とはとても思えないようなお姿!?)、生徒たちも、先生に負けないくらいに堂々としたパフォーマンスを見せました。お客様からは、ダンスする生徒に手拍子を、コミカルな演技を見せる生徒に大きな笑い声を、創意工夫に満ちた演出に大きな歓声をたくさんいただきました。

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Ⅱ部「ポップスステージ」でダンスパフォーマンスを見せる生徒たち。オーケストラを従えて、ダンスを披露できるなんて、貴重な機会!?

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MCを務めた生徒たち。観客の注目を集めることは、音楽を学ぶ生徒にとって重要な課題。ですから、舞台の上では常に全力です!

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ミニゲームの「早口言葉」にお客様もご参加いただきました。ありがとうございました!

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鼻メガネの方は、まさかの須永先生! 観客を魅了する方法を、先生は身をもって教えてくださいます!

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オーケストラの演奏をバックにミュージカル風なパフォーマンスを見せる生徒と溝口先生。生徒も先生も、そして会場のお客様も、みんなが笑顔になった瞬間。

Ⅱ部の最後には、同校ウインドオーケストラの幹部を務めた3年生が舞台から、「多くの方々にお集まりいただき、本当に嬉しいです。この学校で信頼できる仲間と出会えて本当によかったです」と涙ながらに、お客様へ、そして、ともに学んだ仲間への感謝を表しました。さらにアンコールの演奏があり、その後、舞台に立つ生徒全員でお客様に向け挨拶をし、舞台は幕を下ろしました。

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アンコールに応え、定期研究発表演奏会でも発表した「モンダーレンの風景」ほか1曲を演奏し、お客様からは盛大な拍手をいただきました。

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終演後は生徒全員ロビーに立ち、感謝の気持ちでお客様をお見送りしました。
4月からは新3年生となる生徒たちが中心となり、次のコンサートに向けての準備を始めます。同校の生徒たちにとって、一年の集大成となるこの舞台、少し先ではありますが、ぜひまた多くの皆様にご来場いただけることを願っております。

「2014年度 音楽創造専攻 自主公演」を開催しました。

平成27年3月14日(土)、音楽創造専攻生による自主公演が開催されました。同専攻は「作曲コース」と「メディアデザインコース」の2コースから成りますが、両コース合同の自主公演は、今回で2回目となりました。プログラムの企画から広報活動、会場準備、当日の案内係などの運営管理にいたるまで、すべて学生が主体となり取り組んだ本公演は、「常設展示」と「作品発表会(演奏会)」の2会場で展開されました。

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「Music Forest~創造の春~」と題された常設展示では、学生の課題作品を展示。教員から与えられた主題をもとに作曲するという課題(コード作曲)作品や、自身で収集した写真素材及び自作曲の音源を合わせ、スライドショー作品に仕上げるという課題(スライドショー制作)作品などを、来場者が自由にコンピュータ上で閲覧できるよう展示しました。

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常設展示会場。同専攻生が案内係となって、来場者の方々へコンピュータやタブレット端末の操作方法なども説明していました。

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案内係の学生の説明を受け、作品鑑賞をする来場者の方。

ほかに、仮想オーダーに見合うゲーム音楽を制作するという課題「ゲームミュージック制作」の作品をタブレット端末で聴けるブースも用意。さらに、設置されたスクリーンでは、4年生の卒業制作や同専攻生が出演した卒業代表演奏会の映像・音源が流されました。

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ゲーム音楽、着信音の作品に加え、
川越署より依頼を受け同専攻生が制作した、防犯抑止のために地域を巡回する「青パト(青色回転灯装備パトロール車)」搭載の音源も紹介。

「春~舞い降りた挑戦状~」と題された作品発表会(演奏会)では、同専攻生による楽曲を、本学のピアノ専攻、管弦打楽器専攻の学生が演奏するというものでした。

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第一部では、教員たちによる「モチーフ(主題)」をもとに、学生が作曲した作品を披露。文字通り、教員からの「挑戦状」ともいえるモチーフをいかに発展させ楽曲に仕上げるか。そのユニークな試みに、さらに、同じモチーフを扱った場合もコンセプトによりまったく異なるイメージに仕上がる面白さに、会場のお客様からは盛大な拍手が送られました。

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井上淳司准教授からの挑戦状(モチーフ)を受けて立つ学生の心境やいかに!?

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荻久保和明特任教授によるモチーフ。教授のイメージを超える作品に出会えることを、教授も期待!?

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佐倉 繁特任准教授によるモチーフ。譜面の余白に学生はどんなメロディーを刻み込むのでしょうか?

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長生 淳講師によるモチーフを題材にした作品を学生2名が発表。同じモチーフでも作風はそれぞれに・・・・・・!

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先生からのモチーフをもとにつくり上げた作品についての解説も作曲者自らが行いました。

第二部は、4年生による作品発表。研究の集大成ともなる楽曲を、奏者として協力してくれた他専攻生たちの誠意あふれる演奏を通じて発表できたことに、発表者の学生はみな、感無量の表情を見せていました。

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「Divertimento」
(作曲:音楽創造専攻メディアデザインコース4年 小田海南)

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「Spiengel des Denkens 『鏡のなかの鏡-迷宮-』より」
(作曲:音楽創造専攻メディアデザインコース4年 島崎智徳)

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「トロンボーンの為の四重奏」
(作曲:音楽創造専攻作曲コース4年 杉山佑貴)

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「サクソフォンとピアノの為の協奏曲」
(作曲:音楽創造専攻作曲コース4年 杉山佑貴)

公演開催を通じて学生が得たものは大きく、今後の自身の研究活動、次回の同公演に向けてますます意欲が沸いてきたようです。

「自分たちの作品に対するお客様の反応を見ることができたり、コミュニケーションをとれたりしたことが、次の作品制作に活かせると考えています。」(メディアデザインコース1年 桑原美咲)

「『展示+演奏会』という形態で多彩なコンテンツを発表できたことで、この専攻で研究している内容を伝えられたのではないかと思います。奏者の方々と今後も交流を続け、次回はまた違う企画をしていきたいです。」(同公演制作進行リーダー・作曲コース3年 宮原弘美)

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平成26年3月にご退官された小島佳男先生(同年4月に名誉教授に就任)。音楽創造専攻生一同から、同専攻でのこれまでのご指導への感謝の気持ちと花束が贈られました。

4月29日(祝・水)、30日(木)開催の学園祭「東邦祭」においても、展示などを通じて、音楽創造専攻生による作品を発表いたします。同専攻にご興味をお持ちの方、「音楽にかかわる幅広い分野での『つくり方をつくる』」という研究にご関心をお持ちの方は、ぜひ東邦祭におこしください。

東邦祭については、コチラ

第11回 日本管弦打楽器ソロ・コンテスト 文部科学大臣賞選考会が行われました。

去る1月18日(日)本学川越キャンパスにあるグランツザール(音楽ホール)にて
東邦音楽大学主催 文部科学省後援 埼玉県芸術文化祭2014・埼玉まなびぃプロジェクト協賛事業協賛「中学生・高校生のための第11回 日本管弦打楽器ソロ・コンテスト」受賞記念演奏会・文部科学大臣賞選考会が行われました。

寒風吹く中、大勢の方にご来場いただき有難うございました。
この受賞記念演奏会は、各学校(音楽団体)全国341名の予選参加者から本選に進まれた133名の中から特に優れ「特別賞」を受賞された31名の演奏が行われました。

文部科学大臣賞選考会におきましては、受賞記念演奏会の中において中学生・高校生の各部門のグランプリ「クリスタルミューズ賞」受賞者の中より選考会を行い、中学生1名、高校生1名が選出されました。

第11回 日本管弦打楽器ソロ・コンテスト
「文部科学大臣賞」受賞者

中学生の部
金子史帆さん(トランペット) 東京都足立区立第四中学校3年

高校生の部
舩山花菜さん(マリンバ) 宮城県私立常磐木学園高等学校2年

受賞おめでとうございます!

最後になりましたが、ご参加いただいた全ての中学生・高校生、ご支援をいただいた各学校(音楽団体)および先生方、ご家族の皆様、また後援および協賛・協力をいただいた文部科学省・埼玉県・埼玉県教育委員会・川越市・ふじみ野市・全日本吹奏楽連盟・全日本高等学校オーケストラ連盟・埼玉県吹奏楽連盟・読売日本交響楽団・読売新聞社・朝日新聞社・埼玉県芸術文化祭2014・埼玉まなびぃプロジェクト協賛事業・株式会社ヤマハミュージックジャパン・株式会社ウインズ・株式会社オオノ楽器・株式会社永江楽器・日本ピアノホールディング株式会社 ピアノプラザ群馬の皆様に御礼申し上げますとともに、今後とも「日本管楽器ソロ・コンテスト」に変わらぬご支援ご協力を賜りたくお願い申し上げます。

東邦音楽大学 日本管弦打楽器ソロ・コンテスト事務局