S-12 グリーグの人物像と作品概論 ~歌曲を取り上げて~レクチャーコンサート ノルウェーの実力派ソプラノ歌手ボーディル・ヴィクトリア・アーネセン氏をゲストに迎えて

 


日時 12/13(金)(全1回)
14:00 ~ 15:30
会場 文京キャンパス
受講料 3,050円
*公開講座の入会金は不要です。
*受講料には、消費税が含まれております。
*定員に満たない場合は、開講できないことがございます。
*開講日程や時間については、変更になる場合がございます。
定員 100名
内容 ノルウェーの作曲家エドヴァルド・グリーグの人物像と作品概論について論じます。今回は、特別ゲストとして、ノルウェーから実力派ソプラノ歌手ボーディル・ヴィクトリア・アーネセン氏を迎え、グリーグの歌曲のレクチャーコンサートを開催いたします。グリーグの音楽様式、歌曲の特徴を説明し、ノルウェーの詩人ガルボルグ、ヴィニエ、イプセン、ビョルソン、パウルセン、デンマークの詩人アンデルセン、ドイツの詩人ボーデンシュテット、ゲーテのテキストによるグリーグの歌曲をボーディル氏に歌唱頂きます。グリーグは、文学に非常に高い関心を持ち、ノルウェー語の歌詞に民族ロマン主義を見出しました。ノルウェー人ソプラノ歌手を迎えて、グリーグの歌曲における音楽観をご堪能頂きたいと思います。
目的 本場ノルウェーからソプラノ歌手をゲストに迎え、ノルウェー語で歌われる機会が少ないグリーグの歌曲を披露頂き、グリーグの音楽を堪能して頂きます。ノルウェー語で歌われるグリーグの曲は、郷土色に満ちた大変美しい作品で詩情が豊かです。国内で、グリーグ音楽の普及に努めることが狙いです。
講座内容 グリーグの音楽を研究し、ノルウェー政府奨学生としてオスロ大学で学んだピアニストで日本グリーグ協会理事正木文惠と、来日中のノルウェーの実力派ソプラノ歌手ボーディル・ヴィクトリア・アーネセン氏によるレクチャーコンサート。
解説:正木文惠
講座内容

1.ノルウェーの国について 2.グリーグの生い立ち 3.グリーグ独自の音楽様式の確立、愛国主義作曲家への経緯。ドイツ音楽様式から徐々にノルウェー民族様式へと推移させていったグリーグの音楽様式について説明。4.グリーグの作品概論、歌曲についてのレクチャーコンサート。
ソプラノ:ボーディル・ヴィクトリア・アーネセン、ピアノ伴奏:正木文惠
プログラム
グリーグ:E.Grieg(ガルボルグの詩による)ブルーベリーの丘の斜面「山の娘」より Blåbærli/Blueberry Hill、愛「山の娘」より Elsk、子山羊の踊り「山の娘」より Killing dans、(イプセンの詩による)ソルヴェイグの歌 Solveig’s Song、ソルヴェイグの子守歌 Solveig’s Lyllaby、白鳥En svane、(ヴィニエの詩による)ロンダーネにて Auf der Reise zurHeimat、春 Våren、(ビョルソンの詩による)おはよう God Morgen、はじめての出会い Det første møde sødme/the first meeting、(パウルセンの詩による)桜草を手に Med en Primula Veris、(アンデルセンの詩による)きみを愛す Jeg elsker deg、(ゲーテの詩による)薔薇の季節に ZurRosenzeit、(ボーデンシュテットの詩による)夢 Ein Traum/En Drøm
担当講師 正木 文惠(まさき ふみえ)
ピアニスト
武蔵野音楽大学ピアノ科卒業、本多万里子氏に師事する。オーストリア・ドイツにてウィーン国立音楽大学教授ヴァイスハール・ドヴォラック、アレキサンダー・イエンナー、パウル・バドゥラ= スコダ各氏に師事、ドイツにてスコダ氏主催の選抜演奏会に出演する。鳴門教育大学大学院及び研究生修了、村澤由利子氏に師事する。同大学助手(ピアノ)を務め、在任中グリーグの論文を発表しグリーグピアノリサイタルを東京、徳島で開催する。ノルウェー政府奨学生として国立オスロ大学音楽学部に留学、アルヴィド・O. ヴォルスネス、アナリーネ・リースネス各氏、ノルウェー国立音楽大学教授アイナル・ステーン=ノックレベルグ氏に師事する。現地にて、ピアノ・リサイタルをオスロ大学、オスロ在日本大使公邸、ムンク美術館、ドラメン市劇場ハルモニエンホール、トロルハウゲン夏の音楽祭(ベルゲン)にて開催、好評を博す。一方、エリザベス・タンドベルグ(ソプラノ歌手)、ボーディル・ヴィクトリア・アーネセン(ソプラノ歌手)、ヤン・ビョーランゲル(ヴァイオリニスト)他ノルウェーの著名な音楽家とも共演する。ヤン・ビョーランゲル氏とのリサイタルでは音楽雑誌(音楽の友)の演奏評で好評を得る。現在では、日本とノルウェーを拠点に演奏活動を行い、多数の演奏会に出演する。CD「GRIEG PIANOWORKS」、「GRIEG VALEN JOHANSEN Nordic Piano Pieces – 北欧ピアノ曲集-」、「Grieg Ballade ~ Solveig’s Song」をリリースし、タワーレコード渋谷店で発売記念イベントを行う。NHK E テレ(ららら♪クラシック)、四国放送、FM 眉山にピアニスト及び解説者として出演、音楽雑誌(ぶらあぼ、レッスンの友、ムジカノーヴァ、Vivace)に活動記事が掲載される。2017 年、芸術・文化に貢献した人に贈られる東久邇宮文化褒賞を受賞する。現在、目白大学非常勤講師、日本グリーグ協会理事。
ゲスト ボーディル・ヴィクトリア・アーネセン
ソプラノ歌手
ノルウェーのハースタット出身。バイエルン国立オペラ歌劇場及びノルウェーのスタヴァンゲル大学で声楽を学ぶ。在学中、多くのマスタークラスに参加する。彼女は、数々の有名なオーケストラ、指揮者と共演し国際的なソプラノ歌手の地位を確立してきた。ソリストとして金沢室内管弦楽団、指揮者マリス・ヤンソンス率いるオスロフィルハーモニー管弦楽団、ベルゲンフィルハーモ二ー管弦楽、スタヴァンゲルシンフォニーオーケストラと米国、日本、ドイツでツアーを行った。彼女のレパートリーは、オペラ、オラトリオ、リートと幅広く、その歌唱力は外国のプレスから高い評価を得ている。ノルウェー国内、ウィグモアホール(ロンドン)、リンカーンセンター(ニューヨーク)、サントリーホール(東京)、カタルーニャ音楽堂(スペイン)、バイエルン国立歌劇場(ドイツ)、その他世界の主要ホールで歌唱している。ミュンヘン(ドイツ)のオペラスタジオで研鑽を積み、オペラでは、「ドン・パスクァーレ」のノリーナ、「フィガロの結婚」のスザンナ、「ドン・ジョバンニ」のツェルリーナ、「コシ・ファン・トゥッテ」のデスピーナを演じた。国立劇場では、フンパーディンクのオペラ「ヘンゼルとグレーテル」、「蝶々夫人」、「フィガロの結婚」の主役を演じた。ブラジルのバイーア州オペラフェスティバルでは、モーツァルトのオペラ「後宮からの誘拐」のブロンデ、ベルゲンオペラでは、「魔笛」のパミーナを演じた。近年では、オペラ「ルサルカ」のルサルカ、「ラ・ボエーム」のミミやムゼッタ、「フィガロの結婚」の伯爵夫人、「魔弾の射手」のアガーテ、「ローエングリン」のエルザを演じた。ボーディル・ヴィクトリア・アーネセンは、今までに多くの受賞歴があり、名誉あるコンクールとして、アストリッド王妃国際音楽コンクール第1位、ミリアム・ヘリン国際声楽コンクール第3位(ヘルシンキ)、ARD ミュンヘン国際音楽コンクール第3位(ドイツ)、シューマン国際コンクール第3位併せてキルステン・フラグスタート賞、ベルゲン(ノルウェー/トロルハウゲン)のエドヴァルド・グリーグ博物館からグリーグ賞を受賞している。彼女は、ノルウェー人ピアニストのエールリング・ラグナル・エリクセンと数多く共演し、アルネス、グリーグ、シンディングの歌曲CD をリリースしている。近年では、シュトラウスやベート-ヴェンのCD を収録している。ノルウェー国内において、リレハンメルオリンピック(ノルウェー)招致公式アーティスト、及びノルウェー王室主催スペイン国王夫妻歓迎式典で歌唱する他、ノルウェーを代表するソプラノ歌手の一人として活躍している。
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