日時 | 1/21(土)(全1回) 15:00 ~ 17:30 |
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会場 | 文京キャンパス |
受講料 | 3,050円 *公開講座の入会金は不要です。 *受講料には、消費税が含まれております。 *定員に満たない場合は、開講できないことがございます。 *開講日程や時間については、変更になる場合がございます。 |
定員 | 45名 |
内容 | すべての長調と短調を使って作曲され、古くから「音楽の旧約聖書」「日々の糧」などと称えられてきた、バッハの《平均律クラヴィーア曲集》全2巻。この講座では、講師による実際のピアノ演奏を交えながら、各曲の性格や背景、大事な要素などについて、バッハのカンタータや受難曲、オルガン曲なども例にとりながら、その尽きせぬ魅力について幅広い視点からお話ししています。 足掛け3年にわたる講座も、今回で完結となります。第2巻の最後の6曲、第19番から第24巻までを扱い、素朴な幸せや喜びから、十字架につけられるイエスの苦しみまで、バッハの描き出す音楽世界の広がりを丹念に追っていきます。充実した内容の力作が続く中、終曲第24番のさり気ない佇まいが印象的です。 |
目的 | バッハを演奏する方にとっても、バッハを聴くのが好きな方にとっても、新しい発見となったり、あるいはよりよい理解の助けとなるような情報を是非お伝えしたいと思います。 |
講座日程 | 1/21(土) 平均律 第2巻 ・第19 番 前奏曲とフーガ イ長調 ・第20 番 前奏曲とフーガ イ短調 ・第21 番 前奏曲とフーガ 変ロ長調 ・第22 番 前奏曲とフーガ 変ロ短調 ・第23 番 前奏曲とフーガ ロ長調 ・第24 番 前奏曲とフーガ ロ短調 各曲それぞれについてのお話、および演奏 |
持参物 | 簡単な資料を当日配布します。ご興味があれば是非楽譜なども、ご自由にお持ちください。 |
担当講師 | 山田 剛史(やまだ たかし) ピアニスト 国立音楽大学非常勤講師 東京学芸大学非常勤講師 東京藝術大学大学院修士課程修了、クロイツァー賞受賞。ローム ミュージック ファンデーションの奨学生としてケルン音楽大学に留学、国家演奏家試験に合格。クラウディオ・ソアレス、迫昭嘉、ニーナ・ティシュマン、アントニー・シピリの各氏に師事。また歴史的奏法に興味を持ち、オルガンをジャン=フィリップ・メルカールト氏に、フォルテピアノを川口成彦氏に師事。2007年第5回東京音楽コンクールにて第1位および聴衆賞、ソリストとして秋山和慶氏指揮東京交響楽団はじめ共演多数。室内楽・歌曲伴奏においても多くの演奏家から信頼を得ており、東京オペラシティ『B → C』、東京・春・音楽祭等に出演。 ニコラウス・アーノンクールのアシスタントであったアントニー・シピリと学んだことで、古楽の基本理念や、それをモダン楽器に応用するアプローチ、奏法を身に付けた。イギリス組曲全6曲やゴルトベルク変奏曲、平均律全2巻など、J.S.バッハの演奏解釈に定評がある一方、テッセラ音楽祭「新しい耳」でのジェフスキ≪「不屈の民」変奏曲≫やCD「モダン・エチュード」(レコード芸術誌特選盤)など、多彩な活動を展開。現在、国立音楽大学及び東京学芸大学非常勤講師。 |
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