S-15 プルースト「失われた時を求めて」文学と音楽が交差するところ 架空の楽曲 ヴァントゥイユのソナタをめぐる考察
レイナルド・アーンのヴァイオリン・ソナタが語るもの


 


日時 1/28(土)(全1回)
14:00~16:00
会場 文京キャンパス
受講料 3,050円
*公開講座の入会金は不要です。
*受講料には、消費税が含まれております。
*定員に満たない場合は、開講できないことがございます。
*開講日程や時間については、変更になる場合がございます。
定員 45名
内容 マルセル・プルーストの小説「失われた時を求めて」に登場するヴァントゥイユのソナタ(架空の楽曲)の描写に触れ、プルーストと親交があり、後にヴァントゥイユのソナタをイメージして書いたといわれるレイナルド・アーンのヴァイオリン・ソナタを実演しながら、文学と音楽の関係、また作家や作曲家が音楽の存在をどう捉えていたかを探ります。
目的 プルーストの小説「失われた時を求めて」に登場するヴァントゥイユのソナタ(架空の楽曲)とこの曲のモデルになったといわれるサン=サーンス、フランクなどのヴァイオリン・ソナタの一部とを照らし合わせながら、作家の音楽への深い洞察力に触れ、音楽が人に与えるものについて考える。後半にはプルーストと親交があり、ヴァントゥイユのソナタをイメージして書いたといわれるレイナルド・アーンのヴァイオリン・ソナタを実演し、文学と音楽の関係を考える。
持参物 筆記用具
担当講師 小林 美恵(こばやし みえ)
ヴァイオリン/昭和音楽大学客員教授

東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、同大学を首席で卒業。在学中に安宅賞・福島賞を受賞。1990年、ロン=ティポー国際コンクールヴァイオリン部門で日本人として初めて優勝。以来、国内外で日本を代表するヴァイオリニストとして活躍。これまでに、国内の主要オーケストラ、ハンガリー国立交響楽団、プラハ交響楽団と共演し、充実した演奏を高く評価された。また、静岡のAOI・レジデンス・クヮルテットのメンバーをはじめ、数多くの共演者と室内楽でも活躍。2010年には、ロン=ティボー国際コンクールのヴァイオリン部門の審査員として招かれた。2015年のデビュー25周年は、2017年までに6回の記念リサイタルを企画・好演。2018年からHakuju Hallにてヴァイオリンの魅力に迫る全6回のリサイタルシリーズを行い好評を博した。CDは「J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲)」等多数リリース。
使用楽器は昭和音楽大学所有の1734年製ストラディバリウス。現在、昭和音楽大学客員教授。愛知県立芸術大学でも後進の指導にあたっている。
オフィシャル・ホームページ: http://miekobayashi.com

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