日時 |
7/15(土)(全1回)
13:00 ~ 15:00 |
会場 |
文京キャンパス |
受講料 |
3,050円
*公開講座の入会金は不要です。
*受講料には、消費税が含まれております。
*定員に満たない場合は、開講できないことがございます。
*開講日程や時間については、変更になる場合がございます。 |
定員 |
45名
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内容 |
クラシックの垣根を越えて、世界中の誰もが虜になるロマン派の大作曲家ショパン。我が国での人気は衰え知らず、最近ではショパン国際ピアノコンクールで内田光子氏以来いなかった日本人最高位第2位を反田恭平氏が勝ち取るなど、ショパン人気はうなぎ登り。いつの時代もピアノ音楽界の中心的な存在です。
今回はそんな大人気ショパンの生涯を名曲の生演奏と共に辿っていきます。ピアニスト視点から見た面白い発見や、名曲に隠されたメッセージなど、この講座により更にショパンの音楽への造詣を深めていただけましたら幸いです。 |
目的 |
生涯を通して作風や曲中の和声変化、テクニックの進化、ショパンの変貌を頭・目・耳で感じ、実際の鑑賞や演奏に役立てる。 |
講座日程 |
7/15(土)
各時代において注目すべき楽曲や、あまり知られていない名曲も取り上げます。どの曲かは当日のお楽しみ
青年時代 ~習作曲から名作ピアノ協奏曲までの軌跡~
初期のポロネーズやピアノ協奏曲に見られるヴィルトゥオジティ(名技性)
パリ時代 ~作曲家としての円熟期~ 名曲やマイナー曲をご紹介
バラード・スケルツォ・プレリュードetc… どの曲かはお楽しみ。ショパンが「調性」に込めた想いとは
晩年 ~一音入魂の世界 更なる高みへ~
マズルカ・チェロソナタについて
彼のピアニズムを語るには欠かせないピアノ協奏曲、人生を通して創作し続けたマズルカに見る作風の変化を主軸にしながら、トークと演奏を交えて彼の人生を辿って参ります。
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持参物 |
筆記用具 スライドの撮影、電子デバイスへのメモも可能です。
資料は当日お配りいたします。 |
担当講師 |
藤原 新治(ふじわら しんじ)
ピアニスト
1992年3月25日生まれ
父は日本人、母は中国人の家庭に生まれ、音楽家である母の指導の下3歳からピアノを始める。
東邦音楽大学附属中学・高校を卒業後、2010年から単身ハンガリーに渡りハンガリー国立リスト音楽院にて学ぶ。ハンガリー政府国費留学生として6年間の研鑽の後、2016年6月に同学大学院修士課程を最優等の成績で卒業。現在は日本とハンガリー両国にまたがって音楽活動を展開している。イタリアイスキア国際ピアノコンクール優勝など国内外のコンクールで入賞多数。日本ハンガリー友好コンサートへの出演やブダペスト市内にある国民的作曲家であるべーラ・バルトーク旧邸宅でのサロンコンサートにおいては毎年招かれ、毎回の演奏会は大好評を博し、この演奏会の模様は地元テレビ局にも取り上げられた。ピアノ一台で全ての音楽が演奏可能をモットーにしており、プログラミングには自身のアレンジを加えるなど趣向を凝らしている。通常のクラシック楽曲のみならずミュージカルや映画音楽や最新楽曲をクラシックスタイルで融合させ、その衝撃的な演奏は観る者聴く者を圧倒させる。伝統的なクラシックコンサートの枠を打ち破り、ピアノの底力を伝える音楽活動を展開しているピアニストである。アマゾン日本ストアTV・WebCMのBGM演奏を担当。
教育活動にも力を入れており、幼児から大人まで幅広く指導している。門下には国内外のコンクール入賞者も多数。様々な音色をピアノから引き出すこと、説得力ある音を出すための体の使い方、舞台で自分を出し切るための「演奏力」向上をモットーにしており、現役ピアニストが教える理にかなった指導は好評を得ている。ショパン国際ピアノコンクールinASIA・長江杯国際音楽コンクール・東京国際青少年ピアノコンクール優秀指導者賞。これまでに志賀道江、中島剛、小山未帆、太田幸子、ラントシュ・イシュトバーン、ヤンドー・イェヌー各氏に師事。川口市芸術奨励賞受賞。クライス音楽事務所所属。東邦音楽大学ピアノ科非常勤講師。 |
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