[山下 暁子]

講師

山下 暁子Akiko Yamashita
役職 :
講師
専攻 :
音楽学
担当科目 :
  • 大学:文化芸術論
  • 短期大学:音楽史
  • 附属高等学校、附属第二高等学校:鑑賞研究

●プロフィール

お茶の水女子大学卒業(ピアノ専攻)。同大学院博士前期課程・博士後期課程修了(音楽学専攻)。博士(人文科学/Musicology)。日本音楽学会・東洋音楽学会・民族藝術学会・お茶の水音楽研究会各会員。西洋音楽受容、近代化と伝統音楽といった観点から、アジア、特にタイ王国を対象に調査研究を行っている。ピアニストとしても演奏・プロデュース活動を行う。創作コンサート・プロジェクト「ユメカゴ」主宰 (http://ameblo.jp/yumekagoblog)。
論文:「タイの音楽家プラシッド・シラパバンレン(1912-99)について ―「語られ方」の検証―」(『民族藝術』第31号、2015年)。「タイの音楽家プラシッド・シラパバンレン(1912-1999)とシャム国立舞踊音楽学校舞踊団の来日公演(1935年)」(『お茶の水音楽論集』第18号、2016年)。「タイの音楽家プラシッド・シラパバンレン(1912-1999)が日本で果たした役割について」(『日タイ言語文化研究』第5号、2018年)。
演奏:平成25年度文化庁助成「次代を担う子どもの文化芸術体験事業」に参加。平成26年度文化庁助成「文化芸術による子供の育成事業」に参加。
プロデュース:「Abmarsch ~アプマーシュ~ 新人演奏家デビューコンサート」(カルラホール、2012年〜毎春開催)。

●レッスン・授業における指導方針

音楽というのは、本質的にはとても知的な活動だと思っています。感じるだけでなく、考えること、そしてそれを伝えることまでを達成して、初めて本当に音楽と向き合うことになる、というのが私の考え方です。

●メッセージ

人間は、自分が知っているものの中からしか判断も発想もできないし、自分が聴いたことのあるものの中からしか表現も創作もできません。まずは「知らないこと」を知り、引き出しを増やしましょう。自分の専攻に直接関係がなくても、今は関心が持てなくても、知識と経験はいつか絶対に自分の武器になります。音楽を専門とする者としての皆さんの世界が広がるような授業ができればと思っています。

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