ピアノ公開講座 2016年5月12日(木) バロック舞曲への、ダンスからのアプローチ

講師:浜中 康子 先生

日程:2016年 5月12日(木)
会場:東邦音楽大学 川越キャンパス 講堂
時間:16:00 ~ 17:30

【バロック舞曲への、ダンスからのアプローチ】
組曲を構成するアルマンド、クラント、サラバンド、ジグ、そしてメヌエットやガヴォットなどのリズムの源泉は、当然のことながらダンスのステップに求めることができます。
17世紀から18世紀に、フランスの宮廷を中心に栄え、ヨーロッパ中の宮廷に広がりを見せたダンスをバロックダンスと呼んでいますが、当時のステップや振付は現存する舞踏譜によって300年以上も経た今、復元することができます。
実際にダンスのステップを踏むことを通じてバロック舞曲の本質的なリズムを体感し、演奏表現への手がかりにしましょう。
※シューズと服装
背伸びをスムーズにできる靴底の柔らかいシューズを着用してください。ハイヒールやサンダルは不可。膝の曲げ伸ばしがスムーズにできるスカートやパンツスタイルが適しています。
※本講座の聴講の対象は本学在学生・卒業生になります。
※内容は変更になる場合がございます。

プロフィール

浜中 康子 先生
桐朋学園大学ピアノ科卒業。東京藝術大学大学院音楽研究科修了。ピアノを中山靖子氏に師事。W.ヒルトン、E.カンピアヌ両氏のもとでバロックダンスを学ぶ。ピアノ演奏活動とともにバロックダンスの研究、公演活動をすすめ、T.ベアード、P.ウィットリー=ボーゲスを招聘し、紀尾井ホール、杉並公会堂他で上演した「バロック音楽と舞踏のスペクタクル ヴェルサイユの祝祭I〜V」「舞曲は踊るⅠ、Ⅱ」「ラ・フォル・ジュルネ」(金沢公演)では好評を博す。主な著書に『栄華のバロックダンス ―舞踏譜に舞曲のルーツを求めて―』、DVD『宮廷の華/バロックダンスへの招待Ⅰ、Ⅱ』がある(いずれも音楽之友社から刊行)。平成12年度文化庁派遣芸術家在外研修員として渡米。現在、国立音楽大学、桐朋芸術短期大学、桐朋女子高等学校音楽科、北海道教育大学他で後進の指導にあたる。東京バロックダンス研究会(Tokyo BDS)主宰。(http://www.baroquedance.jp/)

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