学長からのメッセージ

音楽力で世界にはばたき、交流できる人材を。



学校法人 三室戸学園 理事長
東邦音楽大学大学院
東邦音楽大学
東邦音楽短期大学
学長 三室戸 東光

中学校から大学院まで、音楽の一貫教育を実践している三室戸学園。その歴史の扉が開いたのは昭和13年、創設者・三室戸為光が大塚に東邦音楽学校を開設したことに始まります。「音楽芸術研鑽の一貫教育を通じ、情操豊かな人格の形成を目途とする」ことを建学の精神として掲げ、音楽教育学園として発展し、教育環境の整備にも努め、平成16年度に、東邦音楽大学大学院 音楽研究科 音楽表現専攻を開設とともに、音楽ホール「東邦音楽大学グランツザール」が川越キャンパスに完成し、音楽芸術・教育活動の拠点として充実をみています。

大学院ならではの特色のひとつに、海外の音楽文化とのふれあいがあります。音楽の都ウィーンにある環境設備の整った海外研修所「東邦ウィーンアカデミー」にて、ウィーン国立音楽大学の教授陣やウィーン・フィルハーモニーの奏者から大学院1年次に直接熱心な「世界」という高度な視点で指導を受けるウィーン研修は音楽を学ぶ学生の憧れであり、国際社会で知的リーダーシップを発揮できる、より高度な演奏表現を身に付けた演奏家並びに音楽の指導者を養成することを目的にしております。

モーツァルトやベートーヴェンは単に作曲家だったのではなく、演奏家であり教師でもありました。私たちもこの学園からそうした音楽人を育て上げたいと考えています。そして音楽という「魂の言葉」で世界の人々と語り合い、そこから刺激を受け、可能性を引き出してほしいと願っています。“音楽は人生を賛美し、私たちに生きがいを与えてくれる”「可能性の芸術( ポール=ヴァレリー)」なのですから。

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