【ご報告】本学特任准教授・吉田裕史先生の指揮によるオーケストラ公演がサウジアラビアにて行われました。本学の在学生・卒業生・研究員もオーケストラの一員として参加-

2017年4月13・14日にサウジアラビアの首都リヤドで開催された「日本文化週間」(日本大使館とサウジ文化情報省の共催)において、ボローニャ歌劇場フィルハーモニー芸術監督、吉田裕史先生(本学特任准教授)の指揮による公演が行われ、本学の在学生・卒業生・研究員もオーケストラの一員として参加しました。

およそ80人によるオーケストラ演奏では、クラシック音楽8曲のほか、日本の民謡がモチーフとなり太鼓や和笛などで奏でる『管弦楽のためのラプソディー』も披露されました。

NHKによると、サウジアラビアでは西洋の音楽を公共の場で演奏する慣習がなく、フルオーケストラによる公演はここ数十年では初めてとのこと。およそ3000人の観客が訪れ、日本とサウジアラビアの文化交流の橋渡しとなる画期的な公演となりました。

<出演学生の感想>

■竹部 朱里(Vn)[大学2年]
満開の桜に別れを惜しみ、不安と期待が交錯するなかでサウジアラビアへ向かいました。
本番は、現地の人達の反応が気になるところでしたが、想像を超える反応でした。1曲終わるごとに今までに浴びたことのない拍手喝采で、演奏者側も熱くなりました。また、現地の方々は温厚な方ばかりで、日本ではあまり良いニュースを聞く機会がありませんが、今までの観念が覆され、帰るときには行く時の不安は払拭されていました。このような素晴らしい経験が出来、とても幸せに思います。

■堀江 利沙子(Vn)[短大2年]
今回のサウジアラビアの演奏を終えて私が特に感じたのは、初めてフルオーケストラを目にし耳にしたサウジアラビアの方々が純粋に反応してくれた事でした。
1曲1曲終わる度に大声援と拍手をいただき、演奏している私自身も幸せな時間でした。音楽の良さは世界共通なんだと実感しました。


公演フライヤー (在サウジアラビア日本国大使館HPより)

日本サウジアラビア”ビジョン2030”音楽交流事業
ジャパン・フェスティヴァル・オーケストラ
サウジアラビア公演

公演日時:4月13日(木)
午後8時~9時30分(入場無料) 午後7時 開場

会場:キングファハド文化センター 大劇場

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