東邦音楽大学と中国音楽学院が協力協定を締結

2019年9月10日、東邦音楽大学 三室戸東光 学長、中島裕紀 副学長、薛羅軍 特任教授、江沢博昭 事務本部長補佐、田中健一 大学事務室長、劉 羽 留学生センター主任の6名が中国音楽学院との学校間協力協定署名のため訪中しました。
会場となった北京の中国音楽学院では、王黎光 中国音楽学院院長をはじめ、王铮 副学院長、高缨 学院主任、王萃 研究科長、金野 国際交流センター長が出席され、大きな歓迎を受けました。
中国音楽学院協力協定締結
冒頭より、王黎光学院長から中国音楽学院についての説明があり、伝統的な中国音楽文化を継承して教育を促進している一方、世界クラスの芸術アカデミーとの実用的な協力を継続的に行い、国際協力と交流で質の高いリソースを共有している旨述べられました。また、この会場には東邦音楽大学大学院の卒業生であり、現在は中国音楽学院博士課程に在学中の世界的テノール歌手石倚潔氏も同席していることにも触れられ、この協力協定の署名は両校の関係を更に高いレベルに押し上げる旨強調されました。
東邦音楽大学については、三室戸東光学長より本学の教育哲学と特徴について説明がなされ、学生一人一人に目を配って丁寧な教育を実践しており、学生の音楽技術や知識修得のための研鑽に惜しみない環境を作っている旨述べました。また、大学3年次には本学のウィーンキャンパスにて約2週間の研修、大学4年次には海外での卒業演奏旅行を行うプログラムがあり、国際的な視野を養うことを重視した教育も行っていることにも触れ、両校の密接な協力関係は、音楽における才能育成について大きな役割を果たすことを述べました。
中国音楽学院協力協定締結
会談後、両大学間の学校間協力協定の調印式が行われ、三室戸東光学長と王黎光学院長が署名ののち、中島裕紀副学長と王铮副学院長が協定に調印いたしました。
その後、王铮副学院長自らが中国音楽学院の施設説明を行い、コンサートホール・学院の歴史ホール・教育棟の視察が行われました。

中国音楽学院協力協定締結
中国音楽学院協力協定締結
中国音楽学院協力協定締結
中国音楽学院協力協定締結

東邦音楽大学

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