【ご報告】フランス・パリ マドレーヌ寺院にて開催された「世界遺産トーチランコンサート」に東邦音楽大学附属東邦中学高等学校有志合唱団が出演しました。

2017年6月1日(木)にフランス・パリ マドレーヌ寺院にて開催された、城之内ミサ先生(ユネスコ平和芸術家・東邦音楽短期大学特任教授)主宰の「世界遺産トーチランコンサート」に東邦音楽大学附属東邦中学高等学校有志合唱団が参加させていただきました。

フランスでのトーチランコンサート

フランスでのトーチランコンサート

フランスでのトーチランコンサート

フランスでのトーチランコンサート

写真:フランス・パリ マドレーヌ寺院

【フランス公演に参加した生徒の感想】

世界遺産トーチランコンサート パリ・マドレーヌ寺院で歌って / 高校3年 S・Kさん

マドレーヌ寺院には、目に見えないけれども、とても不思議で清らかなパワーや魂を感じました。息を吸えばその空気の重みに心と体が震え、この場所で音楽の一部になることができた喜びを全身で感じました。
オーケストラの演奏をあのように間近で聴いたのは初めてで、演奏が始まった瞬間、とても感銘を受けました。それまで奏者の一部であった楽器、風景であったピアノはそれぞれ呼吸を始め、まるでオーケストラに一つの魂が宿ったかのようでした。それは触れることのできない、触れてしまえば壊れてしまう、本当に繊細で尊い存在のようだと思いました。そんな素敵な演奏をカサブランカの香り漂う祭壇の後ろで、マリア様の後ろ姿を眺めながら聴くことができ、音楽の洗礼を受けた思いがしました。
そのような気持ちで迎えることができた合唱本番は、私にとって特別なものとなり、一生忘れる事のできない貴重な体験となりました。追悼のコンサートとして聴いて下さっている方々へ、元気や勇気を届けようと祈りを込めて歌っていましたが、いつの間にかマドレーヌ寺院と奏者の方々、そして観客の皆様から勇気を頂いていました。歌いながらパリ、ヨーロッパ、世界の人々の平和を願い、そして最後は自分自身の心にも平和を呼びかけており、音楽の持つ神秘的で大いなる力を感じました。
今回の合唱に参加させて頂いて、Peace of mindの歌詞にあるような、ささやかな幸せを改めて噛みしめるとともに、このような場で歌う機会を頂きました城之内先生と両親、仲間達に感謝しながら、これから生きていきます。

2017年6月1日フランス公演
→関連記事:【お知らせ】城之内先生のフランスでのコンサートに東邦中学高等学校有志合唱団が参加

東邦音楽大学附属
東邦中学校・東邦高等学校

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