この度、令和6年6月12日理事会におきまして、学園の継続的な発展を目指した、新たな経営改善計画の決定がなされ、その計画の中で、学園全体の川越キャンパスへの集約が決定されました。結果として、大変残念なことではありますが、文京キャンパスの附属東邦中学校・東邦高等学校については、令和7年度から生徒募集を停止させていただくこととなりました。
附属東邦中学校は昭和22(1947)年に、附属東邦高等学校は昭和23(1948)年に設置認可がされて以来、本年(令和6年)3月までに、中学校は2188名、高等学校は4989名の卒業生を輩出してまいりました。
学園としては、70有余年続いた中学校・高等学校の灯を消さないように、計画策定の最終段階まで検討を重ねてまいりましたが、このまま文京キャンパスで附属学校を継続していくことは、困難であるとの判断に至りました。
このような結論となり、現役生徒及びそのご家族の皆さま、並びに卒業生の皆さま、そして中学生・高校生をご推薦いただいた学園卒業者等のステークホルダーの皆さまに対して、心よりお詫び申し上げます。また、本学を進学先としてご検討いただいている皆さまの期待に沿うことができずに重ねてお詫び申し上げます。
在校生の皆さまに対しては、中学校、高等学校それぞれご卒業まで、一人ひとりに寄り添って精一杯教育活動を継続してまいります。特に、教育の質が低下することがないように、また、演奏会やコンサート等の行事の実施に支障が出ないように、学園全体を挙げて取り組んでまいります。
以上のこと、ここにご報告し、ご理解を賜りたく存じます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
令和6年7月30日
学校法人三室戸学園 理事長 三室戸東光
東邦中学校・東邦高等学校 校長 林 克幸