【ご報告】 東邦音楽大学附属東邦中学校・東邦高等学校クラシックコンサート

【ご報告】
東邦音楽大学附属東邦中学校・東邦高等学校クラシックコンサート
~東京さくらトラム(都電荒川線)沿線の文化と景観を後世に残す~
「Welcome 東邦~大塚から未来につなぐ音景色」
2024年4月27日(土) 場所:文京シビック小ホール


本公演は「~東京さくらトラム(都電荒川線)沿線の文化と景観を後世に残す~Welcome 東邦~大塚から未来につなぐ音景色」と題し、地域を広げて、文京シビックホールから演奏をお届けいたしました。

私達にとって所縁のある大塚の地・文京区と、「東京さくらトラム」の走る「大塚」駅とを、「音楽」によってそれぞれの区域をつなぎ、「東京さくらトラム」のごく身近な景色や地域に根付いた文化、そして生活の営みの素晴らしさを伝えつつ、思いを馳せ、その良さに気付きながら、新たな生活を迎えられる皆様への、歓迎の気持ちを込めて、演奏をさせていただきました。



オープニング

東邦の歌 / 作詞:植村敏夫 作曲:服部正 編曲:芝祐久


マリンバ独奏
ソロマリンバの為の「竹林」 / 阿倍 圭子


独唱
さくら横ちょう / 中田喜直


ピアノ連弾
さくらさくら  / 日本古謡
朧月夜  / 岡野貞一


ピアノ独奏
華麗なるワルツ 第2番 変イ長調 Op.34-1  / F.ショパン


サクソフォン独奏
スカラムーシュ Ⅲ ブラジレイラ  / D.ミヨー


アンサンブル
アヴェ・マリア  / J.S.バッハ=C.グノー


ピアノ独奏
愛の夢  / F.リスト


ピアノ連弾
美しく青きドナウ  / J.シュトラウスⅡ


独唱
おお 春よ  / P.A.ティリンデッリ


独唱
すみれ  / D.スカルラッティ


テューバ独奏
チャルダッシュ  / V.モンティ


混声合唱
Peace of Mind(国連機関ユネスコ・パリ本部:公式ソング) / 作詞・作編曲:城之内ミサ


ユネスコの国際協力の一環として行わせていただいている本コンサートですが、
企画・立案をされた城之内ミサ先生は、音楽家であり、ユネスコ平和芸術家として活躍されております。

昨年、ユネスコの無形文化遺産保護条約が採択されてから、20周年という節目の年を迎えました。
多様化する人類の文化遺産全体を、安全かつ保護するために、これらを対象にした新しい条約が必要だとお考えになられたのが、第8代ユネスコ事務局長の松浦晃一郎先生です。
松浦先生は、東邦音楽大学パフォーマンス総合芸術文化専攻の客員教授でもあります。

昨年12月には、「イタリアのオペラ歌唱」が無形文化遺産に登録されました。
伝統的な音楽や舞踊、演劇といった無形の文化は、その国の歴史や文化、そして生活と密接に結びついた、重要な文化遺産です。

「音楽」はまさに無形文化遺産のカテゴリに当てはまると共に、
私達は今、伝統あるこの東邦で「音楽」を学んでいますが、
その身近な存在として、親しみ、そしてそこから学び、
未来へと音を響かせていきたいと思います。

この文京区シビックホールの近隣をはじめ、
遠方から足をお運びいただいた皆様、
そして、「東京さくらトラム」を普段ご利用され、本公演を聞きつけ、
会場に駆けつけてくださった皆様、本当にありがとうございます。

パンフレットでのご挨拶をいただいた、松浦先生をはじめ、
総合プロデューサーの城之内ミサ先生、舞台監督の中島優那さん、監督助手の本多愛華さん、
そして、たくさんの方々のご支援とご協力の下で演奏会を終えられたことを、
心より感謝申し上げます。
次回のクラシックコンサートは、5周年記念を迎え、10月11日(金)に北とぴあつつじホールで行います。
本公演を通じ、「東京さくらトラム」や私達の活動に、ますます興味を抱いてくださることを願っています。

東邦音楽大学附属
東邦中学校・東邦高等学校

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