第19回 日本管弦打楽器ソロ・コンテスト【福岡予選】審査結果発表

2022年11月6日(日)、本学主催の日本管弦打楽器ソロ・コンテスト【福岡予選】が開催されました。
予選結果につきまして、下記の通りご報告いたします。

全部門審査統括委員長メッセージ~【福岡予選】を終えて~

ファゴット奏者
東邦音楽大学特任教授 演奏部長

Kouei Asano
浅野 高瑛

11月6日(日)、九州地方での予選が無事終了致しました。
3年前より鹿児島県にて開催してまいりました九州での予選は、コロナ禍にも関わらず毎年多くの方にご参加いただき、今年は福岡にて4年目の予選を迎えられましたことを嬉しく思っております。
また、福岡工業大学のご厚意により素敵なPITホールをお借りし、大会運営にご協力を賜りましたこと、この場を借りて御礼申し上げます。

今回、審査員には吹奏楽アドバイザーの武田邦彦先生をお迎えし、私と2人で審査を行いました。

総評としましては、皆さんの新鮮で若々しい演奏に、コロナを吹き飛ばすエネルギーを感じました。
しかし元気がいいのはとても良いのですが、音色や音程を無視してしまっていたり、各々の楽器の特質を十分把握できずに苦しんでいたりする様子が見受けられました。こういったことに関しては、練習不足や楽器ごとの基本練習の必要性を改めて理解してもらいたいと強く感じています。

皆さん一人一人には、持って生まれた「音色」があります。それを大切に育て上げることこそが、その人の演奏の伸びにつながります。

練習時間が制限されるなど、コロナの影響は大きいと思いますが、短時間でも有効な基礎練習法を見つけ出すことなど、いまの苦労や創意工夫はきっと将来の素晴らしい演奏につながるものと確信しています。

このソロコンテストを通じてより素晴らしい個人の技を身につけ、アンサンブルである吹奏楽やオーケストラに繋がることを期待してやみません。
また次回、皆さんの演奏を聴くことが出来ることを楽しみにしています。

中学生・高校生のための
第19回 日本管弦打楽器ソロ・コンテスト
【予選】結果 
福岡予選 中学生部門 ・ 高校生部門
→ 本選の日程など「中学生・高校生のための第19回 日本管弦打楽器ソロ・コンテスト」ページはこちら

その他部門の結果につきましては、随時お知らせいたします。

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