【お知らせ】オペラ「秩父晩鐘」に出演いたしました。

本校生徒が、2013年に初めてオペラ「彩」主催のヴェルディ作曲「マクベス」に出演し、今回で8回目となりました。

 今年度は、1884年に埼玉県秩父市で起きた民主化運動「秩父事件」を題材にしたオペラ、池辺晋一郎作曲「秩父晩鐘」。この作品の上演は1991年以来31年ぶりで、地元出身の歌手が多数出演するなど、「埼玉発」の作品として付加価値を高めました。

 同作品は秩父の若い農民らで構成する秩父困民党が貧民の救済を求めて蜂起し、時代を動かす若者たちの青春群像が描かれました。

 生徒たちは、作品の歴史的意味や日本語の難しさと向き合いながら取り組み、2日間立派に演奏いたしました。この作品では、生徒たちは秩父の歴史を見守り続ける木々となり、オペラ全体に渡って出演し、大事な役割を果たしました。

 プロの方々と同じステージに立ち、貴重な経験をさせていただきました。オペラ「彩」の和田先生はじめ出演者の方々に大変お世話になりました。

山縣有朋(Bs):佐藤泰弘先生(東邦音楽大学・大学院特任教授)

本公演の様子は「音楽の友」2023年2月号、「モーストリークラシック」2023年3月に記事掲載されています。

また、「秩父晩鐘」演出の直井研二先生が下總皖一音楽賞を受賞し、本校の生徒も受賞演奏会に出演いたしました。

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