東邦音楽大学

本ソロ・コンテストは第20回という節目の年を迎え、その幕開けとして、弦楽器の部予選が8月26日(土)に東邦音楽大学 文京キャンパス 50周年記念館ホールにて滞りなく終了致しました。今回は弦楽器の中高生の皆さんがより参加しやすくなるよう、予選時期を再検討し、8月下旬といたしました。
中学生部門では、これが初めてのコンクールという方もいたようで、全力投球しているような勢いある演奏が多く聴かれました。技術は未完成ですが、「心からのパワー」を強く感じる演奏に好感を持ちました。
高校生部門は、技術的に安定感のある、完成度の高い演奏がたくさん聴かれました。 審査員の先生方からは、中学生も高校生もそれぞれの課題を克服し、さらに魅力ある音楽が作れるよう勉強してほしいというご意見と同時に、皆さんの本選での演奏が楽しみだとのストレートな感想が聞かれました。本選に進まれる方には、楽器の技術を高めていくと同時に、音楽の基本である「歌」を忘れず、取り組んでほしいと願っています。