音楽研究科(修士課程)音楽表現専攻 教育課程

平成29年4月現在

教育目的・人材の養成に関する目的

東邦音楽大学大学院音楽研究科は、『音楽芸術研鑽の一貫教育を通じ、情操豊かな人格形成を目途とする』という建学の精神に基づき、音楽芸術に関する知識と技術を授け、文化国家形成のため、有能な演奏家並びに音楽の指導者を養成するという専門教育に基礎を置き、専攻分野における研究能力と高度の専門性を授け、優れた音楽家を社会に送り出すこと、併せてウィーンアカデミーでの高度な技術習得のための研鑽をはじめ、西洋の音楽思想、文学、哲学、歴史的知識を総合的に研究することにより、国内外で活躍出来る人材を育成することを目的としている。 即ち、「広い視野に立ち精深な学識を授け、音楽分野における研究能力または高度の専門性を要する職業等に必要な能力を養い、文化の進展に寄与すること」を目的・理念としている。

アドミッションポリシー

本研究科は、音楽に関する専攻分野における高い学識を有し、高度な専門的技術を備え、かつ情操豊かな人格者で国内外の第一線で活躍できる演奏家、指導者等を育成することを目的としている。
この目的を達成するため、本研究科への入学者については、音楽系大学学部卒業者又は同等以上の演奏力、創造力、表現力及び研究能力を持ち、かつ、バランスの取れた豊かな人間性を備え、さらに、本研究科において、音楽に関する専攻分野について高度な技術や研究能力を高めることに強い意志を持ち、本研究科修了後に、演奏家、音楽家、音楽指導者、音楽教育者、音源制作者等として国内外で活躍する意欲のある者の入学を求める。

カリキュラムポリシー

本研究科は、音楽に関する専攻分野における高い学識を有し、高度な専門的技術を備え、かつ情操豊かな人格者で国内外の第一線で活躍できる演奏家、指導者等を育成するため、以下のカリキュラムを編成する。

  1. 各分野における作品研究及び音楽的基礎知識についての総合的研究
  2. 専攻分野における修士演奏及び修士論文の作成
  3. 演奏家として質の高い作品のレパートリーの拡充と研究ならびに演奏活動の実践
  4. 個人実技レッスンを通して高度な演奏技術の修得と感受性豊かな表現力の獲得
  5. ウィーンでの海外研修を通して国際的な音楽の価値観、国際事情に関する知識の修得
  6. 高等学校教諭一種免許状(音楽)または中学校教諭一種免許状(音楽)を取得している者は、所定の単位を修得することで、高等学校教諭専修免許状(音楽)または中学校教諭専修免許状(音楽)を取得することが可能
  7. 高等学校教諭一種免許状(音楽)または中学校教諭一種免許状(音楽)を取得している者は、東京未来大学通信教育課程との連携により小学校教員免許および幼稚園教員免許取得を目指す制度があり、提携履修を許可された学生はこの制度を利用して小学校教員普通免許状、または幼稚園教員普通免許状を取得することが可能

ディプロマポリシー

本研究科において所定の単位を修得し、以下の能力を身につけ、かつ修士演奏及び修士論文の審査に合格した者に対して学位を授与する。

  1. 高度な音楽知識、技術を修得し、音楽芸術の分野において質の高い演奏や創作、研究を自発的に展開していく能力を身に付けた者
  2. ウィーンでの海外研修を通して、音楽の世界事情について学ぶとともに、国際的な視野をもって多様な音楽活動・社会的活動に貢献できる能力を身に付けた者
  3. 教養のある人間力を身につけ、音楽家としてまた指導者として将来活躍できる能力を身に付けた者

器楽表現コース ピアノ領域

作品の時代的背景、構造、様式観を研究し、より専門的な技術の修得と連携させ、表現力豊かな演奏をめざします。ウィーンアカデミー特別研究では西洋音楽の歴史・文化に触れ、現地にて貴重な文化経験を積みます。各自の研究計画を基にレパートリーの拡大を目標とし、1年次生は12月に研究成果を発表します(1年次生演奏会)。2年次生は学位審査修了演奏会のプログラムおよび修士論文作成の準備を行います。

器楽表現コース 管弦打領域

専門楽器の演奏能力向上を目的に学びます。ウィーンアカデミー特別研究では歴史、文化など、さまざまな角度から西洋音楽の要を修得。さらに管弦楽、室内楽の主要作品を研究し、より深い理解を伴った演奏能力と知識を養います。なお、1年次では年度末の研究発表(1年次生演奏会)、および修士論文のテーマを決め、2年次では修士論文の作成、および学位審査修了演奏会が柱となります。感性と知性のバランスを重視したクオリティーの高さをめざします。

声楽表現コース 声楽領域

ソリストとしては、リサイタルを開ける技術と識見を、教育者としては、多様な対象者に応じて、それぞれの個性を開発させることのできる、幅広い、柔軟な能力の修得が目的。声楽特別演習を中心に各種作品研究では各自それぞれの課題を深め、アンサンブル表現研究では調和、協調の技術と精神を育みます。1年次では年度末に研究発表(1年次生演奏会)を行い、修士論文の課題を決定。2年次では修士論文を提出し、学位審査修了演奏会を行います。

作曲表現コース 作曲領域

これまで培った「曲を作る力」をより確かなものにし、スケールの大きい曲、表情豊かな曲、マスメディアに活かせる曲など多様な場の中から個性豊かな作曲技法の完成をめざします。そのためには歴史上の巨匠たちの作品分析も重要な課題のひとつです。1年次には1年次生演奏会における作品演奏と、ウィーンアカデミー特別研究があり、2年次には修士論文と修士作品の提出があります。

PAGE TOP