S-21 [マリー・デュプレシ生誕 200 年記念]「椿姫」を探る


日時 9/21(土)(全1回)
14:00~16:00
会場 文京キャンパス
受講料 3,300円
*公開講座の入会金は不要です。
*受講料には、消費税が含まれております。
*定員に満たない場合は、開講できないことがございます。
*開講日程や時間については、変更になる場合がございます。
定員 50名
内容 A.デュマ作「椿姫」のモデルになった高級娼婦マリー・デュプレシ。彼女の生涯や、デュマの「椿姫」、ヴェルディの歌劇「椿姫」を演奏を取り入れながら探ります。
目的 当時の上流社会やマリーを知ることにより、更に深い「椿姫」の理解を目的とします。
講座日程 9/21(土)
第一部 マリー・デュプレシについて
1824年フランスに生まれた彼女の不幸な生い立ちから上流階級への出世、作曲家リストとの運命的な出会い、そしてその死までを取り扱います。

第二部 アレクサンドル・デュマと「椿姫」
「三銃士」の作家・大デュマを父に持つデュマが椿姫を書いた経緯、マリーとの関わりを取り扱います。

第三部 ヴェルディの「椿姫」
「ラ・トラヴィアータ(道を踏み外した女)」という原題からもわかるように、社会から爪弾きにされた人物を取り上げたヴェルディの真意やオペラ作品の背景などを取り扱います。

第四部 演奏
ハープの演奏で、ヴェルディ「椿姫」序曲から終幕まで、ハイライトでお送りします。

持参物 特にありません。
担当講師 中村 愛(なかむら めぐみ)
ハープ奏者

2023/2024シーズンのハイライトには、世界的作曲家ヨハン・デ・メイ指揮/スロヴェニア国防軍オーケストラとの共演、リュブリャナでのリサイタル、浜離宮朝日ホール主催デュオ・リサイタルなどが挙げられる。独奏、室内楽で幅広い演奏活動を展開する傍ら、フォーレ「レクイエム」(全曲)を始めとする多くの作品のハープ編曲・実演に加え、シューマン「子供の情景」(全曲)、ラフマニノフ「前奏曲」(鐘)、「ヴォカリーズ」(原調)などの作品もハープで演奏。2024年7月の浜離宮朝日ホール主催ソロ・リサイタルでは、ブルグミュラー「ハープのためのロンド」(作品1)日本初演を予定するなど、ハープの埋もれた作品の発掘にも注力している。2022年には世界的バレリーナ、スヴェトラーナ・ザハロワと「瀕死の白鳥」で共演。2023年、自作曲作品「イギリス国歌の主題による変奏曲」を彬子女王殿下ご臨席のもと御前演奏。アルバムはキングインターナショナルよりこれまでに3枚をリリース。音楽・絵画・文学を主軸とした学際的な研究をライフワークとし、国立新美術館/大阪中之島美術館「テート美術館展《光 ― ターナー、印象派から現代へ》」を含む大型展覧会の公式演奏会の企画制作、音楽之友社Webマガジン「ONTOMO」へのコラム寄稿、東邦音楽大学エクステンションセンター講師など、多岐にわたる活動を展開している

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