第3回 東邦声楽セミナー報告

第3回 東邦声楽セミナー報告

第3回東邦声楽セミナーが去る8月22日(土)に文京キャンパスで行われました。今回の講座テーマと講師の先生は次のとおりでした。

●講座Ⅰ:ドイツ歌曲講座「シューベルトを歌いましょう」
講師:山崎明美先生
●講座Ⅱ:「イタリア歌曲基礎講座」パートⅡ 〜美しい発音で理想の響きを探しましょう〜
講師:片岡啓子先生

講座終了後に、声楽専攻主任教授・大島洋子先生を司会に、講師の先生方と3名で「セミナーの報告座談会」を行いました。その模様をお伝えします。

■「シューベルトに始まり、シューベルトに戻る」
 「歌うためのイタリア語」とは?

大島:
今日はお疲れ様でした。今回は第3回目の声楽セミナーで、イタリア歌曲とドイツ・リートの講座でした。イタリア歌曲は同セミナーでこれまでにも取り上げましたが、ドイツ・リートは今回のセミナーが初めての登場でした。両先生には今回の講座に至るまで色々な準備や、今日は皆さんにお伝えしようと考えた事が沢山あったかとおもいます。まずは、講座1を担当された山崎先生から、講義をされたご感想をお聞かせいただけますか。
山崎:
今回、「声楽セミナーで講座を」というお話をいただいた時に、ドイツ歌曲を歌う上での初歩的なこと、発音に関することや詩人のこと、音楽家のこと、いろいろなことを考えてみましたが、日本人に一番身近に感じられる作曲家は、やはりシューベルトではないかと思いました。また、ドイツ歌曲を勉強し始める時には、シューベルトから学びましょう、ということが多いと思いましたので、シューベルトを取り上げることとし、「シューベルトを歌いましょう」というタイトルにしました。
1回目の講座ですので、ドイツ語の発音のコツに関する説明などは欠かせない、と思いました。
シューベルトはいろいろな詩人の詩に作曲していますが、その中でもやはりゲーテがとても重要な位置を占めています。シューベルトは、1814年10月19日に “Gretchen am Spinnrade”「糸車に寄せる(糸を紡ぐ)グレートヒェン」を作曲しました。この日がドイツ歌曲誕生の日とも言われています。詩はゲーテです。日本でも中学校鑑賞教材として使われている「魔王」もやはりゲーテの詩であるため、講座の中でゲーテのお話もしたいと欲張りました。そして、もちろんシューベルトについても、基本的な知識を改めて受講者の皆さんに確認していただきたいなと考えました。受講者の皆さんに理解していただきやすい内容を、もう一度自分の中でまとめていく作業を行い、当日に向け、準備いたしました。
大島:
山崎先生の講座を聴く中で、私自身もシューベルトの生きてきた道筋を辿り、シューベルトが歌曲王と言われただけの存在であるということに改めて納得しました。作品それぞれの素晴らしさはもとより、誰もが初めに歌う入門的な楽曲でありながら、最終的にまたシューベルトの楽曲に戻る、そんな深さのある作品を生み出す作曲家なんだと感じました。もちろん、いい詩を見つけ出せたことでいい曲を作り出せる、ということにもなっていくのでしょうが、山崎先生の講座を通じて、シューベルトを再認識、再発見できた実感がありました。
私は残念ながら講座の後半、発音の説明まで聞かせていただく事が出来ませんでしたが、前半のシューベルトのお話しの所で、シューベルトってこんな風に「魔王」の楽譜をゲーテに送ったんだ!昔の人はそうやって売り込んでいたんだ(笑)、ところがその売り込みはうまく行かなかったんだ!と言った逸話もすごく面白いと思いました。
シューベルトはそんな事にもめげずに色々と活動を広げて行ったからこそ、いい作品を生む事が出来たのですね。改めて素晴らしい作曲家だと思いました。
山崎先生の講座を聴き終えてから私のレッスンを受けにきてくださった受講生の方が、ドイツ語の発音の美しさ、そして、山崎先生のドイツ語の発音の美しさをお話しされていました。「ドイツ語の発音は、ただ難しい、と思っていましたが、正しく発音したら、ドイツ語ってあんなにきれいな音なんですね」という言葉を聞いて、今回ドイツ歌曲をセミナーの講座に初めて取り上げたことが、受講生の皆さんにいい刺激になったのではないかと思い、嬉しかったです。
山崎:
そんなお言葉をお聞きできて、私も嬉しく思います。
大島:
片岡先生はこのセミナーでの講座を担当されるのが2回目となりますが、今回はいかがでしたか?
片岡:
1回目は、多くの日本の方が少し苦手意識を持っている発音がテーマでした。初回ということもあり、一つひとつ丁寧に説明をしたら、伝えたいことの一部分しか説明できないままに終了時間を迎えてしまいました。今年は前回の反省を活かして、一つの講座を3つくらいに分けました。最初に、「歌うためのイタリア語」について説明をしました。伝統的な方法をお話しした後、それほど時間を置かずに、“Caro mio ben”(いとしい人よ)の詩の発音練習を始めることができました。受講者の皆さんに歌詞を読んでいただき、イタリア語の響きを感じていただくために発声練習のようなこともしながら、全ての母音がきれいに発音できるよう、皆さん一緒に、身体全体を使いながら「アエイオウ」の発声練習をしました。詩を朗読するというほどではありませんが、単語と単語とを繋げるだけではない動き、韻律と言いましょうか、波の動きのように詩を読んでいく、ということをしました。これは日頃から重要に感じていることなのですが、アクセントの箇所を発音する時に、うまく波のリズムが合うようにと説明しました。
その例として、皆さんに親しまれている“Caro mio ben”を入門編の曲として取り上げ、まずは言葉の繋がりに注意し、波の動きのように読むことを意識するよう練習し、次に実際に歌う練習を行いました。
その後少し休憩を取って、後半はベッリーニの“Vaga luna, che inargenti”(優雅な月よ)を取り上げました。この曲は少し複雑な言葉も入ってくることからも中級程度の曲と言えますが、講座の後半には、皆さん随分発音に慣れてこられたようでした。2度ほど、繰り返し歌ったところで、終了時間も間近となりました。
予定では、“Vaga luna, che inargenti”を取り上げるところまでは、細かな説明もあり、少し堅苦しさもある内容となりそうであったため、最後は皆さんとナポリ民謡の“Santa Lucia”を、何にも捉われずに、心からの声で歌って終わろうと考えていました。ところが、“Vaga luna, che inargenti”を終えたところで終了間近となったため、「時間が来てしまったので、残念ですが……」と、歌わずに終わろうとしたのですが、皆さんから「歌いたい、参加したい」という声が上がり、皆さん一緒に、発音を気にし過ぎることなく、心から楽しんで歌い、講座を終えました。皆さんの熱意を感じられ、たいへん嬉しく思いました。講座全体を振り返ると、今回は予定していたことを、ほぼ時間内に終われたかな、と感じています。
大島:
時間の配分は難しいですよね。自分が用意してきた資料をもとに進めていく中で、深く説明すると、それだけで終わってしまいます。とはいえ、たくさんの事柄を羅列するような講座では、浅い内容となってしまいます。1時間半の中に上手く収めていかなければなりませんね。
イタリア語は日本人にとって楽に発音できる言語の一つだと思いますけれど、イタリア語は日本語とはまるで違うものであり、日本語とまったく同じように発音すればイタリア語にならない、ということを理解されている方は、実は少ないのです。
片岡:
そうですね。例えば旅行でなら、発音が正しくはなくても、お店でソフトクリームをなめる格好をして「ジェラート」と言えば、通じると思います。身振り手振りを付けて説明すれば、イタリアの方は喜んで“OK、OK”と対応してくれることが多いですよね。
大島:
イタリアの方なら、そう対応してくださることが多いかもしれませんね。
片岡:
そういう意味では、日常のコミュニケーションにおいては、イタリア語は比較的、楽な外国語と言えるかと私自身も思いますが、歌うためのイタリア語は、それでは足りません。そのため、「歌うためのイタリア語」とはどういうことなのかを最初に説明しました。
白板にも書きながらその説明をしましたが、取り上げた詩が少し難しい内容でしたのでどうかなと思いながら説明していたのですが、皆さんご理解くださったようでした。
大島:
受講される方は皆、前向きに勉強したいと思われている方ばかりですが、実際に講座を始めると、皆さん本当に意欲的でいらっしゃいますよね。山崎先生の講義を私も途中まで拝見していて、受講生のみなさんに配布しているレジュメに、先生が説明される事を丁寧に書き留める方が沢山いらっしゃいました。
片岡:
私は前回の講座と同様、白板にポイントを記載して説明しましたが、途中休憩の時も、講座が終わってからも、私が白板に記載したことを皆さん一所懸命に書き写してくださっていました。すごく熱意を感じました。
大島:
講座で聞いた事をしっかりと書き留めて、それを読み返して、自分が納得できるまで質問をしようとされる方が、このセミナーの受講者には多くいらっしゃいますね。社会に出ていろいろなことを経験しながら、自身が苦労もしながら音楽に携わっていく中で、このセミナーで何か一つ掴んでいこう、このセミナーでもうちょっと伸びたい……という姿勢でいらっしゃる方が多いなというように感じました。

■「ウムラウトは本当に美しい!」
 「日本語とイタリア語とは似ているから大丈夫……!?」

大島:
山崎先生、ドイツ語の発音は一般的には難しいと言われていますね。イタリア語が簡単というわけではありませんが、日本の方の中には、ウムラウトは好きじゃない、ですとか、中途半端で曖昧なような音だから上手く発音できない、ですとか、そんな風におっしゃる方が多いと思います。ですが、以前、私に「ウムラウトが素晴らしい」と話された方もいらっしゃいました。そこで、「『ウムラウトが素晴らしい』と思われたことが素晴らしい!」と答えました(笑)。ウムラウトを上手く発音するために、山崎先生は何か秘訣がおありになるのですか?
山崎:
いいえ、特にそういうものはございませんが……。ドイツ語を発音する時に大切なのは、例えば、ウムラウトの発音が上手くできなくても、ウムラウトというのはとても美しいものですから、「ああ、ウムラウトってきれいな音ですね」「ウムラウトって本当に素敵な音ですね」という気持ちをまずは持つことではないかと思います。発音の説明の中では、こちらが何回も発音して、それを皆さんが真似て発音されます。例えどんな発音となっても、上手く発音しようと努力されている姿勢が、私は愛おしく、素晴らしいと感じます。
大島:
実は私もウムラウトはあまり得意ではなく、なければいいなと思うこともあるのですが(笑)、そういうわけにはいきませんよね。やはり特徴的な発音ですから、そこを上手く発音できると、ドイツ語の全体の色合いが締まりますよね。ですから、その特徴的な音に皆さんが挑戦してみようと思われたことは、とても意義のあることだったと思います。本音を言うと、なるべくなら避けたいところですから(笑)。ところが、「(上手く発音できるよう)挑戦してみます」と、講座の終わりにおっしゃった受講者がいらっしゃって、そういう風に受け取めてくださったのはとてもありがたいことだと思いました。
山崎:
本当ですね。
大島:
あまり高低がない、強弱がない、羅列になっていくという特徴の母語を持つ日本人が歌曲を学ぶ時に、一番初めの手ほどきがイタリア歌曲集の1巻で、大抵“Caro mio ben”から……。
片岡:
昔はドイツ・リートから始めていたと聞いています、西洋音楽が入ってきた当初は、そうだったようです。
大島:
その頃は、ドイツ人の先生が声楽を教えていたからですね。時が流れてイタリア歌曲も学ぶようになると、東京藝術大学でドイツ・リートとイタリア歌曲の試験があったら、ほとんどの人がイタリアの歌曲を選んだようです。それはおそらく、当時の学生たちもドイツ語の難しい発音を学習し、ドイツ語の歌曲を歌うよりも、まずは発音の学習がしやすいイタリア語の歌曲を、と安易に考えたのではないかと思います。先程の片岡先生のお話にありました、日本人には、「言葉の波を打つ」というのがなかなかできないことだと思います。そのためイタリア歌曲の詩を読んでも、日本語的なイタリア語になってしまう。ですので、言葉の波を打つことを意識して、皆でともに読みながら、高低、強弱、イタリア語の持っている良さを上手く出せるようにするという……。
片岡:
詩として朗読しようすれば、言葉を一つずつ読んでいくと切れるはずの所が切れないで、前の言葉の語尾と、次の言葉の頭とを「こんなに繋げてしまっていいのですか?」というくらい繋げて発音しやすくなりますが、こういったリズムで発音をして、ちょうどいいくらいです。
大島:
まずは、きちんと歌うことによってカンタービレなメロディーが聞こえてくるようになる。そして、イタリア語の繋がっているかのような発音を載せるから、メロディーも本来そうあるように上手く繋がっていく、ということですよね。だから発音を学ぶ最初の段階で、そのことを上手く身につけていなければ、イタリア語を学んでいます、ドイツ語を学んでいますと言っても、やはりそれは日本人的なドイツ語、イタリア語となってしまうのだろうなと思います。それはおそらく骨格が影響していることもあって、イタリア人がイタリア語を喋っている時と日本人が日本語を喋っている時とでは、口の形や口中の舌の位置などが微妙に違っています。日本人は割と口の浅い所を使い喋っているけれど、イタリア人がイタリア語を喋っている時は、口の奥が上がっています。日本人がイタリア語を発音する時、そのようにはなかなかならないですね。
勉強を重ねてきて、イタリア語は簡単だと思っている人が、イタリア語ってこんな風に喋らなければいけないのか、イタリア語の歌ってこんな風に歌わなければいけないのか、と思えるようになることは、すごいことだと思います。
片岡:
午前中はドイツ語のセミナーでしたから、子音がすごく重要だという説明を皆さん聴いていたと思いますが、イタリア語の場合は、母音が重要ですから、まず母音を重点的に説明しました。そして、理解しておくことが必要だけれど、実際に発音をするのが難しい子音については、今回選んだ曲の中でその音が聴ける箇所を少し聴いていただき、実際に発音の練習をするという流れにしました。
大島:
皆さん、どちらかと言うとイタリア語は正しく発音出来ていると思っていらっしゃる方が多い様に思います。
片岡:
そうですね。
大島:
ドイツ語に関しては、あまり上手く喋れませんと自己申告される方が多くいらっしゃいますが、イタリア語に関してはそのようにおっしゃる方はあまりいらっしゃらないかもしれませんね。(笑)。
片岡:
確かにそうかもしれませんね(笑)。
大島:
そこがすごく面白いところです。初めの手ほどきの時に、日本語とイタリア語とは似ているから大丈夫、という誤った概念がどこかにインプットされるというケースが多いのか……、本当のところがどうなのかは不明ですが……。私の話すイタリア語も、イタリアの方が聞いても、正しい発音だと言っていただけるように話せているかどうかわかりませんが……。
片岡:
イタリア人とひと言で言っても、訛りの強い人など、いろいろな発音をされる方がいらっしゃいますから、若干の救いはあります(笑)。
山崎:
実は私は今回の講座で、ドイツ語ならではの特殊な発音については、初めから特殊だと意識して向き合う方が多いかもしれませんが、日本語にもある子音であったり、日本語にあるアイウエオの音と同じ母音であったり、「日本語にもある音だから」と一見易しく思うものほど要注意ですよ、という話をしたのです。個々の発音を学んだ後、その先に出てくるのは、レガート唱法なんですね。レガートを学ぶ時に、やはり母音をしっかり維持して、それを繋げていく、その間に素早く子音を入れていく、ということが大事だと話しました。ですので、午前中に私の講座を聴いてくださって、午後に片岡先生の講座をお聴きになった方は、イタリア語とドイツ語は違うけれど、共通しているところもあるんだ、ということを確認してくださったのではないかと思って、片岡先生の今のお話をとても興味深く伺いました。
大島:
この対比は面白かったと思います。日本歌曲は別にして、イタリア歌曲とドイツ・リートは、日本人が勉強していく歌曲の2本柱と言えますね。
開講式の時に言いましたが、今の若い人たちはロシア語の歌でもチェコ語の歌でも、カタカナを振って歌ったりします。カタカナは便利ではありますが、その反面、アルファベットとして見ていないから結果的にその言語がちゃんと喋れない事になると思います。カタカナは例えば「カ」は“k”と“a”のセットで「カ」となり、日本語の場合には語尾が必ず母音で終わります。外国語にカタカナを振り、それを見て発音していると、外国語は必ずしも語尾が母音では終わらないので「日本語風外国語」と言う落とし穴に落ちてしまします。子音が重なった次に母音が来る、ドイツ語では特に多いケースですが発音をきちんと理解してなければ、その子音と子音との間に母音が入った発音にしてしまう。例えば“Knabe”(少年)は“Kunabe”となり、“K”と“n”との間に「u」が入ってしまうような発音になる方もいますね。
片岡:
“Grazie”(ありがとう)もそうです。“Gurazie”とやはり「u」が入ってしまいますね。
大島:
そうならない様に大学で学ぶ学生さんが正しく発音出来る様に常日頃から言葉に対する意識を持って行く。その人たちが社会に出て、次の世代の人たちに指導する頃には、その教えを受ける方々も正しいドイツ語、イタリア語の理解ができるようになっていくのかなと思います。
山崎:
母音をいかに明確に作っていくかということは、歌唱においても非常に大切なことですし、その母音をどこに響かせていくかというのは、発声にそのまま繋がっていくことで、それがイタリア語できちんとできている方なら、ドイツ語で歌ってもできるわけです。基本的なところは、実はどの言語の歌曲から入っていっても、必要なことですね。私たちの歌唱は舞台芸術なので、舞台で通用する、遠くまで通る声を出さなければなりません。そういう時の母音の作り方というと、同じようなことを歌舞伎役者の方なども意識し、訓練されているのですから、実は日本語においても同様の学ぶべきことがあるわけです。ですから日本語自体をまず舞台語としてきちんと響かせられるように学ぶことが、本当に必要だと感じます。
大島:
そうですね。両先生方、今日はどうもありがとうございました。


<当日の講座内容>

講座Ⅰドイツ歌曲講座「シューベルトを歌いましょう」
講師:山崎 明美

ドイツ歌曲講座「シューベルトを歌いましょう」

リート( ドイツ歌曲)は、詩と音楽が融合した芸術的小宇宙です。本講座では、シューベルトを取り上げます。シューベルト歌曲の世界をドイツ語発音のコツを確認しながら曲の時代的背景、工ピソードと共にお話していきたいと思います。詩人の心に触れ、作曲家の想いをより深く理解しながら歌ってみましょう。

講座Ⅱ「イタリア歌曲基礎講座」パートⅡ~ 美しい発音で削想の悪きを探しましょう~
講師:片岡 啓子

声楽セミナー:「イタリア歌曲基礎講座」パートⅡ~ 美しい発音で削想の悪きを探しましょう~

第一回のセミナーでは、主に発音の基礎についてお話しましたが、今回はいくつかの歌曲を例に取り上げ、より具体的に進めて行きたいと思います。そして美しい発音をすることにより、良い醤きをとらえ、さらに理想的な歌い方について考えて行きたいと思います。

PAGE TOP