オープンキャンパスが始まりました。

今年度も大学が5月19日(土)・川越キャンパス、短期大学が5月26日(土)・文京キャンパスでの開催を皮切りに、オープンキャンパスが始まりました。

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川越・文京両キャンパスでは、引き続き今後のオープンキャンパスに向けて多くの学生たちがオープンキャンパス委員として協力し、ご来場の皆さまへ様々なコンテンツを提供できるよう準備を進めています。
今回のピアノダイアリーでは、ピアノの学生たちの準備の様子についてご紹介しましょう。

例えば「学生による専攻プレゼンテーション&学生と語ろう!」では、それぞれの専攻の学生生活について在学生たちが直接お話しします。高校生の皆さんにも分かりやすく説明するための資料を手作りしたり、講義について教員にインタビューしその映像を撮影するなど、学生たちは色々な工夫を重ねています。
大学・短期大学のピアノ専攻についてはもちろんのこと、短期大学の特色あるコースである「ピアノ指導者コース」についても、学生自ら授業風景を撮影してプレゼンテーションの準備を進めています。

「体験型専攻別音楽活動」では、教員による模擬授業に在学生たちが加わります。ピアノに関わるメニューは、「ピアノアンサンブル」「ピアノ指導法」などの講義から、初めてキャンパスを訪れた皆さまにも気軽に参加していただける内容をセレクトして行う予定です。学生たちとともにご参加いただくことで、東邦の講義・レッスンのいつもの雰囲気を実感することができると思います。

キャンパスツアー、会場の受付や移動などは、学生によるオープンキャンパス委員がご案内します。また、学生によるコンサートに出演する学生たちは、ご来場の皆さまに心のこもった演奏をお届けすることができるよう、ソロやアンサンブルの練習に打ち込んでいます。
ぜひオープンキャンパスを通じて、多くの方々に東邦の教育や学生たちの姿にふれていただきたいと思います。ご来場を心よりお待ちしております。

■ 大学「オープンキャンパス」川越キャンパス
7月15日(日)10:30~15:30
8月26日(日)10:30~15:30
詳細はこちら

■ 大学「miniオープンキャンパス」川越キャンパス
5月19日(土)※終了しました。
6月23日(土)14:00~16:00
詳細はこちら

■ 短期大学「オープンキャンパス」文京キャンパス
6月17日(日)10:00~15:00
8月25日(土)10:00~15:00
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■ 短期大学「miniオープンキャンパス」文京キャンパス
5月26日(土)※終了しました。
7月14日(土)14:00~16:00
詳細はこちら

 

新たな気持ちで

ピアノダイアリー

新年度がスタートしました。
この時期は、ありとあらゆるものが若返り、清々しく明るく美しい季節です。
自然の贈り物のお蔭で、新たな気持ちでチャレンジすることを、心の中でそっと決意した人もいるでしょう。

多くの人は新年の初めに「今年の目標」を立てるのではないでしょうか。
およそ3カ月経ってみてどうですか。思い通りに進んでいますか。
実は、必要であれば私達には軌道修正をして仕切り直す機会があります。それが、この新年度の始まりである4月です。

東邦音楽大学・短期大学には、皆さんが成長する土壌となるための教育活動がたくさん用意されています。
是非この時季を逃さず、一人ひとりが将来のために、自らが育つ力を培う種まきをし、苗を植えていきましょう。
その日々の営みがきっと実り多い学生生活になることでしょう。

さて、前々回のピアノダイアリーで紹介された、今年が没後100年のクロード・ドビュッシー。
実は日本とも深い関わりがあります。

1867年、パリ万博でヨーロッパに紹介された日本の文化は、フランスを中心とした新しい流れ「ジャポニズム」を生み出しました。
ドビュッシーもその影響を大きく受け、西洋の音楽家で一番早くジャポニズムを取り入れた作曲家です。
日本美術の大ファンで収集家でもありました。

彼の作曲した交響詩「海」の楽譜の表紙は、葛飾北斎の富獄三十六景の中の「神奈川沖浪裏 」を模しています。
興味のある人は、是非調べてみてください。
ドビュッシーは作曲の技法にとどまらず、精神的にも日本的な感性をもっていたのでしょう。

この機会、ドビュッシーの人となりに近づいてみませんか。

社会人学生による演奏会が行われました。

社会人学生による演奏会が行われました。

2018年2月28日(火)、学園創立50周年記念館ホール(文京キャンパス)にて、東邦音楽短期大学の社会人学生による演奏会が行われました。

東邦音楽短期大学では、東京都心部という立地の良さに加え、社会人の学びをサポートする各種履修制度も整備しており、多くの社会人学生が在学しています。様々なキャリアをお持ちで年齢層も多様な社会人学生たちの姿は、年代の異なる学生たちにとっても、学びに対する良い刺激となっています。

今回の演奏会では、この春卒業予定の社会人学生が自主的に企画、運営を行い、日頃の研究の成果を披露しました。このような形の演奏会は、昨年度に引き続き2回目の開催です。

文京キャンパスにある学園創立50周年記念館ホールは、天井が高く響きのよい空間に、スタィンウエイD型(フルコン)のピアノが備えられています。このような環境で演奏する機会も音大ならではのことでしょう。演奏者それぞれの音楽に対する思いが込められた美しい音色が会場を満たしました。

社会人学生が作曲した室内楽作品を、20歳になって間もない学生たちが演奏するという場面もありました。作曲者から曲についての紹介に加えて演奏する学生たちの紹介もあり、会場からは温かい拍手が贈られました。

東邦音楽短期大学での学生生活の最後を飾るにふさわしい熱演を存分に味わうことができ、弾き手と聴き手の双方にとって充実感にあふれた幸せな時間となりました。

短大社会人学生による自主公演
短大社会人学生による自主公演
短大社会人学生による自主公演
短大社会人学生による自主公演

春を待ちながら

ピアノダイアリー2018年2月

 寒さの中にも、日々明るくなる日差しとともに、春を感じては、嬉しくなるこの頃です。
 大学・短大では、実技試験も終わり、学生たちが、ホッと一息入れています。そしてこの時期は、緊張から解放され、皆次に何を勉強しようかと、図書館や楽器店で楽譜を見たり、音源を聴いたり、音楽的にとてもワクワクと楽しく充実した活動をしています。印刷された「楽譜」から色彩が飛び出し、物語が聞こえるなど、夢が広がる瞬間です。
 さて、今年は、クロード・ドビュッシーの没後100年の年です。彼は、1918年3月25日にパリで亡くなっています(享年55歳)。それにちなんで今年は、ドビュッシーに関連した演奏会や講座などが数多く開催されることでしょう。ぜひこの機会にドビュッシーの世界に浸ってみてはいかがでしょうか?
 古い著作ですが、ドビュッシーと直接親交のあったピアニスト、マルグリット・ロン女史(1874〜1966)の『ドビュッシーとピアノ曲』(音楽之友社)もおすすめの1冊です。「名演奏家の第5指は、玉に瑕だ」「ピアノにハンマーが付いていることを忘れさせることが大切だ」など、ハーモニーの捉え方や演奏法にヒントになる言葉がたくさん含まれています。もしかしたら、ドビュッシーの作品像に新たなインスピレーションを得ることができるかもしれません。

もうすぐ実技試験期間です。

2018年初めてのピアノダイアリー更新です。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

この冬は本当に寒い日が続いていますね。皆さまお元気でいらっしゃいますか。
1月22日午後より、関東平野部にかなりの降雪がありました。川越キャンパスも、ご覧のようにすっかり雪化粧しています。折しも平成最強の寒波が訪れていますので、この雪はしばらく残りそうです。

来週からは、いよいよ後期実技試験期間となります。各練習室には夜まで明かりが灯り、試験に向けて学生たちが熱心に練習に打ち込んでいることが伝わってきます。
この冬の寒さを吹き飛ばすような熱演を期待したいです。

今年も終わりに近づきました。

いよいよ12月。
今月は後期試験曲の提出に続き、短大2年次生と大学4年次生は、学生生活最後の実技試験曲についての「作品ノート」提出、また大学院生は修士論文の提出等、キャンパス内は年度末に向かって徐々に慌ただしい雰囲気に包まれています。

そんな中、12月10日にKonzertfach(演奏専攻)の学生による演奏会が、川越キャンパス・グランツザールにて行われました。現在、Konzertfachにはピアノ専攻生が6名在籍しています。彼らは前期・後期各1回ずつの公開演奏会が必修になっており、各学年の規定に従い約20分〜30分のプログラムを披露します。
今回の出演者と演奏曲をご紹介しましょう。

演奏専攻演奏会
王 成
S.ラフマニノフ:幻想曲ピアノ小品集 作品3 より
S.ラフマニノフ:10の前奏曲 作品23 より

演奏専攻演奏会
長谷川 芽唯
W.A.モーツァルト:ソナタ 変ロ長調 KV333

演奏専攻演奏会
宇佐川 真由
S.プロコフィエフ:ソナタ 第6番 イ長調 作品82

演奏専攻演奏会
片山 瑶季
F.ショパン:24の前奏曲 作品28 より
L.v.ベートーヴェン:ピアノソナタ 第24番 嬰ヘ長調 作品78

演奏専攻演奏会
吉澤 木乃芽
D.ショスタコーヴィッチ:24のプレリュード 作品34 より
F.ショパン:スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31

演奏専攻演奏会
安田 友利
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻 第20番 イ短調 BWV889
M.ラヴェル:ソナチネ
A.スクリャーピン:幻想曲 ロ短調 作品28

どの学生も、コンサートの場にふさわしい真剣な演奏を聴かせてくれました。1年を通して演奏を聴いておりますと、それぞれの学生の成長ぶりが伺え、大変充実した、また濃密な時間を味わうことができます。
Konzertfachの学生たちは、来月末から今年度2回目のウィーン研修に旅立ちます。正味10日間、文字通りレッスン漬けの日々が待っています。

卒業生の講演が行われました。

2017年11月8日、東邦音楽短期大学「東邦スタンダード」の時間にて、本学卒業生の軽部忍(かるべ しのぶ)先生をお招きして講演会が行われました。

軽部先生は、東邦音楽大学ピアノ専攻をご卒業後、現在約120名の生徒を擁する大教室を主宰されています。また、本学卒業生が多数メンバーに加わる「音の泉管弦楽団」を組織し、その代表を務められる等、ピアノ教室の枠にとどまらない幅広い音楽活動を行っています。

講演は軽部先生の学生時代についてのお話から始まり、一般企業に勤めたご経験、音楽教室を軌道に乗せるまでの道のり、音の泉管弦楽団を始めとする様々な音楽普及活動への取り組みについて等、映像や配布資料とともに詳しく拝聴することができました。

また学生時代に身に付けておきたい力として、周囲の人々とともに協力しあい仕事を進めるための礼儀、マナー、コミュニケーション能力などの大切さについて、音楽現場の最前線にいらっしゃる先生ならではの語り口で具体的にお話しくださいました。今回の講演は、これから社会へと船出する後輩たちへの心強いメッセージとなったことでしょう。

●軽部先生が主宰されている「音の泉管弦楽団」のホームページはこちら

「第12回トライアルコンサート~オーケストラとの共演」が開催されました。

先月のピアノダイアリーでお知らせいたしました「第12回トライアルコンサート~オーケストラとの共演」が、2017年10月1日(日)東邦音楽大学グランツザール(川越キャンパス)にて開催されました。

各専攻のオーディションで選ばれた学生が、芸術の秋の幕開けにふさわしい熱演を繰り広げました。

第12回トライアルコンサート
第12回トライアルコンサート

ピアノ専攻からは、大学4年生の青木志帆さんが最後に登場し、S.ラフマニノフ作曲ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18を、本学特任准教授上野正博先生指揮、東邦音楽大学管弦楽団と共演しました。

この協奏曲は、ラフマニノフが病気を克服し、再び創作意欲を溢れさせた名曲です。青木志帆さんは、そのエピソードを彷彿とさせるような演奏で、コンサートを見事に締めくくりました。

演奏後には、ご来場の皆様から鳴りやまない温かな拍手もいただき、大きな自信と励みになったことでしょう。学生生活最後の半年での、更なる飛躍が楽しみです。
応援して下さった皆様、ありがとうございました。

第12回トライアルコンサートに向けて

オーディションで選ばれたソリストがオーケストラと共演する「トライアルコンサート」が今年も近づいてきました。
今回ピアノのソリストに選ばれたのは、東邦音楽大学4年の青木志帆さんです。S.ラフマニノフ作曲ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18を、東邦音楽大学特任准教授の上野正博先生指揮、東邦音楽大学管弦楽団と共演します。

Piano diary 9月号

本番が近づくにつれて準備には一層熱が入っています。先日は川越キャンパス(スタジオB)にて、翌週のオーケストラ合わせに向けての特別練習を行いました。スタインウェイD型(フルコン)ピアノ2台を用いて、広い会場での響き作りや演奏全体の流れの確認などを行いました。

青木さんにとって、ラフマニノフは以前から大好きな作曲家で、東邦音楽大学附属高校在学中には代表演奏でラフマニノフの絵画的練習曲を弾いたこともあります。中でも今回演奏するピアノ協奏曲第2番は憧れの名曲だそうです。もともと力強さのある激しい曲が得意でしたが、大学に入ってからは、美しい響きの追及など演奏の引き出しをさらに広げることに挑戦してきました。
卒業後はピアノ講師を目指している青木さんは、今回のコンサートに学生生活で経験したこと全てを生かし、これまで支えてくれた人たちへの感謝の気持ちを込めて臨みたいと考えているそうです。どんな演奏を聴かせてくれるかとても楽しみです。

トライアルコンサート
「第12回トライアルコンサート~オーケストラとの共演」
2017年10月1日(日)13:30開場 14:00開演
東邦音楽大学グランツザール(川越キャンパス)
入場料 1.000円(全席自由)/友の会 会員価格 800円

詳しくはこちらのページをご覧ください。

多くの皆様のお越しをお待ちしております。

第11回『東邦ピアノセミナー』が開催されました

梅雨明けを迎えて間もなくの7月23日(日)、本学文京キャンパスにおいて、第11回東邦音楽大学『東邦ピアノセミナー』が開催されました。

この『東邦ピアノセミナー』は、ピアノ指導ならびに音楽に携わる方々や本学卒業生を対象に、回を重ねてまいりました。毎年大勢の方々が本セミナーにご参加くださり、リピーターの方々も多くいらっしゃいます。

今年から新タイムテーブルが導入され、お昼の12時30分スタートとなりました。最初に、短いオープ二ングセレモニーに続けて学生によるコンサートが行われました。本学の現役学生たちの勉学の成果を参加者の皆さまにご覧いただき、たくさんの応援の拍手をいただきました。

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S.ラフマニノフ /
ソナタ 第2番 変ロ短調
作品36(1931年版)より
第1楽章
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N.カプースチン /
8つの演奏会用エチュード 作品40より
4.回想
5.冗談
6.フィナーレ

 

次に13時15分より、小林律子准教授による講座1「心に響く演奏表現をめざして〜リズム感〜」が行われました。古代ギリシャ時代まで遡ってリズムの定義を再確認するところから始まり、誰もが知っている楽曲を例に、拍節や拍子について詳しく解読していきました。

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続いて15時より、野田説子専任講師による講座2「シンギングトーン〜響き歌う音〜を求めて」が行われました。歌う音や歌う響きを作り出すことの意味やレガート奏法、そして音でしか表現し得ない音楽への深い理解へと繋がる、有意義な学びの時間となりました。

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毎年好評の個人レッスン枠は、今年は午前中と午後の時間帯に講座と並行して設けられ、多くの卒業生や一般の方々のご参加により白熱したレッスンが繰り広げられました。

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最後に、恒例の懇親会では、一日を振り返り互いに労いつつ、一同飲み物で乾杯、軽食をつまみながら笑顔と会話の花が咲き、楽しい時間はあっと言う間に過ぎていきました。実り多きセミナーと相成りました。

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東邦ピアノセミナーにご参加くださいました皆さまへ、この場をお借りして心より感謝申し上げます。