学長からのメッセージ


学校法人 三室戸学園 理事長
東邦音楽大学大学院
東邦音楽大学
東邦音楽短期大学
学長
三室戸 東光

目指すのは、社会に役立ち、
世界の人々と語り合える「音楽人」の養成

 東邦音楽大学は、中学校から大学院・研究所・ウィーンアカデミーまで擁する学校法人三室戸学園の音楽専門高等教育機関です。骨子となるのは少人数制による「One to One」の細やかな教育で、学生一人ひとりをしっかり見守り、個の成長を引き出すことに取り組んでいます。

 その学びを支える柱のひとつが、「東邦スタンダード」という人間力育成プログラムです。これは音楽習得の過程で養われる想像力・忍耐力・コミュニケーション力などを社会で生かすことを目的としたもので、本学の理念を集約したものでもあります。専門性の追求に加えて情操教育やキャリアデザインにも力をそそぐことで、音楽家・演奏家はもちろん、その他の分野でも活躍できるバランス感覚に優れた人格の形成を意図しているのです。もうひとつの柱は、本学独自の研修施設で実施する「ウィーン研修」です。3 年次に15 日間、オーストリアのウィーンで現地の音楽大学教授や管弦楽団員から実技指導を受ける機会を設けています。世界スタンダードに触れ、文化と歴史に接することは、あらゆるグローバルな活動の礎となるでしょう。

 また、学外における幅広い音楽活動も特長です。地域の小・中学校での楽器実技指導、病院・福祉施設でのボランティア演奏、芸術系44 大学による「全国芸術系大学コンソーシアム」や、首都圏音楽大学との連携による「音楽大学オーケストラ・フェスティバル」への参加などを通して、学生の実体験を培うとともに、音楽芸術の普及と発展にも努めています。

 さらに平成30 年の学園創立80 周年にあたり、昨年度は世界的演奏家の輩出を目指す「Konzertfach(演奏専攻)」と、教員免許取得に特化した「教職実践専攻」を再編し、今年度は文化や芸術・エンターテイメントの多様な領域に対応する新専攻「パフォーマンス総合芸術文化専攻」を文京キャンパスに開設しました。音楽教育の本質を大切にしながら、現代に見合う学びを敷くことで、社会に役立ち、世界の人々と語り合える「音楽人」を養成する──。これが本学の使命であり、ここで学ぶ学生が皆、未来に向かって輝かしく羽ばたいていくことを私は確信しています。

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