東邦音楽大学 管弦打楽器(ユーフォニアム)専攻 鶴澤さん

研修期間2012年10月9日~10月22日

10月9日(火)
いよいよウィーンに向けて出発。期待と不安に胸を躍らせつつ、約12時間のフライトで、ウィーンに到着しました。
これから2週間、様々な音楽と文化に触れ、たくさんのことを学びたいです。


10月10日(水)
午前中はアカデミーにて林先生のウィーン史の講義を受けました。林先生のお話はとてもわかりやすく、興味深いものでした。
午後はガイドのクラウスさんのもと、バスでシェーンブルン宮殿や中央墓地、リング通りなどを観光しました。中央墓地では、著名な音楽家のお墓を目の前にして、本当に音楽の都に来たのだと実感しました。


10月11日(木)
午前はアカデミーにて、林先生のオペラ研究と様式学の授業でした。
13日に観に行く「フィガロの結婚」について学びました。もともと知っていたオペラでしたが、講義を受けると、改めて見所がわかり、本場のオペラがさらに楽しみになりました。
午後は自由行動だったので、シェーンブルン宮殿の丘に行きました。丘の上からの景色は、ウィーン市街が一望でき、まるで絵葉書のようでとてもきれいでした。


10月12日(金)
今日は朝ごはん当番だったので、早起きをしてパンを買いにいきました。
ウィーンのパン、センメルは安くてとても美味しかったです。
今日はいよいよコエーダー先生の初めてのレッスンでした。
とても緊張していましたが、先生は笑顔で、ひとつひとつの音の捉え方や、フレーズの作り方など細かく教えてくださいました。
次のレッスンまでに少しでも教わったことができるように練習したいと思いました。


10月13日(土)
今日はオペラ鑑賞の日でした。
国立オペラ座はとても綺麗で、今まで写真でしか見たことのなかった場所に実際に立つことができて、とても感動しました。
オペラはイタリア語で、英語字幕しかなかったので、わからない言葉もありましたが、超一流の歌や演奏に感動し通しで、あっという間に終演を迎えてしまいました。
本場の音楽に触れ、とても幸せな時間でした。


10月14日(日)
午前は2回目のレッスン。
前回に引き続き、バロックの奏法を中心にレッスンをして頂きました。
今日は先生がウィーンで使われているユーフォニアムを持ってきてくださいました。日本で使われているユーフォニアムより、クラシカルで室内楽的な音色がしました。
夜はフォルクスオーパーにオペレッタ「メリー・ウィドゥ」を観に行きました。
舞台も衣装も華やかで、歌も踊りも素晴らしく、とても楽しめました。


10月15日(月)
今日は一日自由行動だったので、午前は練習をして、午後からシュテファン寺院にいきました。独特な世界観に引き込まれ、不思議なパワーを感じました。
その後ウィーン大学に行きました。ウィーン大学の学生はみんな床に座りこんで、パソコンに向かっていたのが印象的でした。
その後もシュテファンの周辺で買い物などをして街を散策しました。


10月16日(火)
今日は朝から林先生のもと、ベートーヴェンゆかりの地を巡りました。
あいにくの雨で、異常気象並みの寒さに耐えながらでしたが、ベートーヴェンのデスマスクや、耳が聞こえないことを悟った教会、散歩道などを生で見ることができて、感動しました。
お昼はモーツァルトカフェに行きました。デザートまでぺろりといただきました。
その後は史跡博物館に行きました。林先生のわかりやすく面白い解説で、とても楽しく音楽と絵画の関わりについて学ぶことができました。
夜は再びフォルクスオーパーにオペラ「サロメ」を観に行きました。
「メリー・ウィドゥ」とは全く違う雰囲気で、同じ会場とは思えませんでした。「サロメ」は、サロメ役はほぼ頭から最後まで歌い通しで、オーケストラも金管がハイトーンの連続ですが、キャストもオーケストラも本当に素晴らしく、拍手喝采でした。


10月17日(水)
今日は一日自由行動でした。
午前は練習をして、先日ドブリンガーという楽譜屋で買ったデュオでトロンボーンの友達と遊びました。
午後はお土産などを買いに出かけ、夜はシュニッツェルの老舗、フィルグミュラーに行きました。シュニッツェルとはカツレツのようなもので、フィルグミュラーのシュニッツェルは直径が30センチほどもあり、その大きさは衝撃でした。絶対に完食して帰ると意気込んでいきましたが、結局持ち帰りになってしまいました。
帰り道のシュテファン寺院に明かりがついていたので、中に入ってみると、オーケストラが練習をしていました。音が天井から降ってくる感じがして、パイプオルガンの音色もとても素敵で、自然と涙が出てしまいました。


10月18日(木)
午前は練習をして、午後は最後のレッスンでした。
今日はエチュードを使ったグループレッスンと、ソロを見ていただきました。
なんとそのエチュードは先生のお手製で、一人ひとり製本までしてくださりました。
先生の優しさに感動です!修了演奏会では、先生の気持ちこたえられるような演奏をしたいなと思いました。
夜はコンチェルトハウスでウィーン交響楽団のコンサートでした。
曲目はシューマンのピアノコンツェルトとブルックナーの4番でした。とにかく音が美しく、幸せなひと時でした。


10月19日(金)
今日は修了演奏会でした。
少し緊張しましたが、楽しく演奏することができました。
コエーダー先生とトロンボーン、ユーフォニアムのメンバーでアンサンブルも演奏することができ、とても楽しかったです。
コエーダー先生とのお別れするのが寂しく、少し泣きそうになってしまいました。
またいつかどこかでお会いしたいです。
演奏会終了後はレポートを書き、夜は肉パーティー!
スペアリブや、シュニッツェルなど、ひたすら肉、肉、肉!!
かっこいい店員さんと写真を撮ったり、楽しいひと時でした。


10月20日(土)
今日は早起きをして、ザルツブルグで観光です。
山も、家も、湖も景色がとても綺麗でした。
ザルツブルグはサウンド・オブ・ミュージックの舞台。私はサウンド・オブ・ミュージックが大好きなので、終始大興奮でした。
旧市街は観光地でとても賑わっていました。
再びガイドをしてくださったクラウスさんとの別れを惜しみつつアカデミーに帰宅しました。


10月21日(日)
ウィーンも残り2日となってしまいました。
午前は王宮礼拝堂のミサへ行きました。
上から、オーケストラ演奏や、ウィーン少年合唱団の美しい声が聴こえてきて、まさに天から天使がささやいているようでした。
ウィーン少年合唱団には日本人の子もいて、誇りに思いました。
午後はみんなで大掃除。
2週間お世話になったアカデミーに感謝の気持ちを込めて、一生懸命掃除しました。


10月22日(月)
とうとう最後の日が来てしまいました。
林先生、敏子先生にお別れをして、アカデミーを後にしました。
数々の名曲が生まれたこの地で、その文化を肌で感じることができたことは、とても貴重な経験でした。
林先生をはじめ、お世話になった方々に感謝したいです。
幸せな2週間でした!


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