レッスン Lesson
レッスンは、とても情熱的で生徒との対話を大事にしてくれるZabner先生に指導していただきました。
曲を通しで聴いていただいた後、自分が学びたいと思っていることを全て伝え、それを中心にレッスンをしてくださいました。椅子の高さや座り方についても細かく指導いただき、最初は少し違和感がありましたが、レッスンを進めていくうちに以前の座り方よりも腕が自由に動かせるということを感じました。
私はラヴェルのソナチネを見ていただいたのですが、ロマン派の弾き方ではなく、ラヴェルらしい弾き方ということでデダッシェという奏法を教えていただきました。弾き方を変えるのは難しかったですが、ゆっくり丁寧に見ていただいたので徐々に感覚が掴めるようになっていきました。弾き方を変えたことで演奏が生き生きとしたものになったと感じました。

オペラ鑑賞 Opera appreciation
ウィーン国立歌劇場で、プッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」を鑑賞しました。
本場のオーケストラの美しい響きや、歌い手の声と演技に圧倒され、4幕の舞台があっという間に終わってしまいました。
演出も本物の馬が出てきたり、2階建ての建物が現れたり、とても壮大な舞台となっていて、観ている人を惹きつける演出になっていました。
また、林先生(本学特任教授)にオペラ研究の授業でストーリーや曲のポイントを教えて頂いていたので、よりオペラを楽しんで鑑賞することができました。

市内研修①
「ハイリゲンシュタッドの遺書」で有名なベートーヴェンの家や美術史美術館、シェーンブルン宮殿を散策しました。
〈ベートーヴェンの家〉
ベートーヴェンがハイリゲンシュタッドの遺書を書いた家では、ベートーヴェンの毛髪やデスマスクなどを見ることができました。
ベートーヴェンは歴史上のとても遠い存在に感じでいたのですが、生前好きだったチェリー漬けやベートーヴェンが生きていた証をたくさん目の当たりにし、少し身近に感じることができました。

市内研修②
〈美術史美術館〉
フェルメールやブリューゲル、デューラーなど様々な作品を鑑賞しました。
見ただけではわからない、描かれているものが象徴することやどのような場面が描かれているのかということを先生が解説をしてくださったので、とても興味深く鑑賞することができました。
音楽と結びつけた解説は、その後のレッスンで意識することができたので、とても勉強になりました。

市内研修③
〈シェーンブルン宮殿〉
アカデミーから少し歩いたところにシェーンブルン宮殿に続く道があり、雪が降る中、友人と散歩に行きました。
宮殿の正面広場ではクリスマスマーケットが開催されていてとても賑わっていました。
大きなクリスマスツリーなどの飾りがたくさんあり、温かい飲み物、焼きマロンなどたくさんのクリスマスグルメがあるなど、本場のクリスマスマーケットを体験することができました。
