2004年度東邦音楽短期大学 平瀬さんのレポート

場所 :
沖縄

演奏旅行の一番のメインは、小中学生の前で演奏会を行うという事でした。何もわけもわからず0からのスタートで焦ってばかりいました。やっと『不思議の国のアリス』に決まりましたが、どう分担して、誰が何をやるのか…。一つの本番を成功させることの難しさを知りました。私たちが納得できる内容でも、子供たちにとっておもしろく、そして、これからの人生のためになるのか、音楽を通して何を与えられるのか不安でいっぱいでした。先生方に様々な視点からご意見を頂き、本番が近づくにつれて自分たちらしさも出るようになりました。いよいよ本番を迎え、ステージに上がると子供たちの喜び、笑い、楽しんでいる姿に、私の不安はなくなっていきました。演奏する嬉しさや喜びと同時に終わってしまう寂しさで、涙がこみ上げました。

本番が終わってからは三線を習ったり観光したり沖縄を満喫しました。とても有意義な時間を味わいました。半年間かけて取り組み、本番の難しさ。音楽の素晴らしさそして仲間の大切さを改めて学んだ演奏旅行でした。

学生のレポート

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