サクソフォン奏者として活動する卒業生をゲスト講師に迎えた「東邦スタンダード」開講

2016年11月9日、本学園短期大学の「東邦スタンダード」の授業において、本学園大学卒業生で、サクソフォン奏者として活動されている物井光太朗さんを講師にお招きしました。

「東邦スタンダード」は、在学中の学びをより深めるとともに、社会人に必要な基礎力を身につけることを目的とした大学・短期大学の全学年必修科目です。社会で働くことの意味や社会で各自が果たしうる役割を考える場となる授業を毎回実施しています。

今回、講師を務めてくださった物井先生は、東邦音楽大学を首席で卒業後、サクソフォン奏者として、ライブ、CDリリース、多彩なジャンルのアーティストとの共演・レコーディングなど幅広くご活躍されています。演奏活動に限らず、音楽教室講師として、数多くの音楽愛好家のご指導にもあたっていらっしゃいます。

物井先生1.jpg 物井光太朗さん

授業は講演会形式で行われ、物井先生ご自身のさまざまなご経験を学生に語ってくださいました。音楽を始めたきっかけ、音楽大学をめざした経緯から、プロフェッショナルな音楽家として活動するにいたるまでをお話くださり、さらに、現在のお仕事についても具体的にご紹介くださいました。

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プロの方だからこそ語れる仕事現場の話に、学生たちが興味深く耳を傾けていたのはもちろんのことですが、学生時代の経験談や、学生時代にはどのようなことを考えていたのか、などといった物井先生のエピソードには、現在の自分たちになぞらえているかのような表情を見せながら、また、メモを取って大きくうなずきながら聞く姿が見受けられました。

物井先生のジャズ演奏でスタートした授業は、最後も先生の演奏でしめくくられました。先生の奏でる音色の鮮やかさ、迫力に、演奏終了後は教室中に拍手が響きわたりました。

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物井先生が音を奏でたとたん、教室のムードは一変……!
美しく、迫力のある音色に、学生は皆、魅了されていました。

「東邦スタンダード」では、卒業生を講師に招く授業を毎年実施しています。それぞれの現場で活躍する卒業生から吸収した多くの情報や知恵は、各学生にとって、自身の音楽観やキャリアの形成にも活かせる大きなきっかけとなることでしょう。

→物井光太朗さんのホームページはこちら