第208回定期研究発表演奏会[ウインドオーケストラの部]を開催しました。

平成30年12月15日(土)ウェスタ川越 大ホールにて、第208回定期研究発表演奏会[ウインドオーケストラの部]を開催しました。

 

今年度の定期研究発表演奏会[ウインドオーケストラの部]は、学園創立80周年記念演奏会の1つです。オーケストラの部に続き、2部構成のプログラムで附属東邦中学校から大学までの学生生徒が演奏会を作り上げました。

第1部では、東邦中学校・東邦高等学校ウインドオーケストラ、東邦第二高等学校ウインドオーケストラが演奏を披露しました。


東邦中学校・東邦高等学校ウインドオーケストラ
指揮:藤井 完(東邦音楽大学大学院講師)
フーガ ト短調「小フーガ」BWV.578/J.S.バッハ
波の見える風景/真島 俊夫
ムービング・オン/川上 哲夫


東邦第二高等学校ウインドオーケストラ
指揮:須永 真純(東邦音楽大学講師)
キャンディード序曲/L.バーンスタイン
コーラリア/B.アッペルモント
オセロ/A.リード

第2部は、東邦音楽大学・東邦音楽短期大学ウインドオーケストラが演奏を披露しました。G.ホルスト作曲の組曲「惑星」では、東邦音楽大学・東邦音楽短期大学合唱団も加わり、神秘的な雰囲気を作り出しました。
アンコールの「きよしこの夜」は、ハンドベルの前奏から始まり、ウインドオーケストラの演奏に合わせて合唱団が英語の歌詞でしっとりと歌い上げました。続いて、日本語の歌詞で会場にお越しのお客様とともに歌い、たくさんのあたたかい拍手に包まれ終演しました。
 

 
東邦音楽大学・東邦音楽短期大学ウインドオーケストラ
指揮:福田 洋介(東邦音楽大学特任准教授)
合唱:東邦音楽大学・東邦音楽短期大学合唱団
合唱指導:荻久保和明(東邦音楽大学大学院特任教授)
祝典行進曲/團 伊玖磨
モーニング・アレルヤ~冬至のための/R.ネルソン
メトセラⅠ~打楽器と吹奏楽のために/田中 賢
組曲「惑星」作品32/G.ホルスト 編曲 福田洋介
1.火星-戦いをもたらすもの
2.金星-平和をもたらすもの
3.水星-翼のある使者
4.木星-喜びをもたらすもの
5.土星-老いをもたらすもの
6.天王星-魔術師
7.海王星-神秘家

足をお運びいただいた皆様には、この場をお借りして心より御礼申し上げます。
2019年1月12日(土)、「TOHO CONCERT 2019 陸上自衛隊東部方面音楽隊&東邦音楽大学・東邦音楽短期大学ウインドオーケストラ」にも本学ウインドオーケストラが出演します。皆様のご来場をお待ちしております。
>>TOHO CONCERT 2019の詳細はこちら

平成30年度「東邦音楽大学大学院 1年生演奏会」が開催されました。

2018年12月16日(日)東邦音楽大学グランツザール(川越キャンパス)にて東邦音楽大学大学院1年生演奏会が開催されました。
この日は、ピアノ領域の大学院生7名の演奏が披露されました。

大学院1年生演奏会
謝 宜倬
♪バラード 第3番 変イ短調 Op.47/F.ショパン
♪8つの小品より 5.即興曲 嬰ハ短調 Op.84/G.フォーレ
♪15の即興曲より 第13番 イ短調/F.プーランク

大学院1年生演奏会
浅井 和音
♪ソナタ 第32番 ハ短調 Op.111/L.v.ベートーヴェン

大学院1年生演奏会
平野 みく
♪夜想曲 第4番 ヘ長調 Op.15-1/F.ショパン
♪スケルツォ 第1番 ロ短調 Op.20/F.ショパン

大学院1年生演奏会
廣兼 安起子
♪巡礼の年 第3年より「エステ荘の噴水」/F.リスト
♪水の戯れ/M.ラヴェル
♪映像 第1集より「水の反映」/C.ドビュッシー

大学院1年生演奏会
藤野 彩子
♪ソナタ 第31番 変イ長調 Op.110/L.v.ベートーヴェン

大学院1年生演奏会
松田 理世
♪前奏曲, コラールとフーガ/C.フランク

大学院1年生演奏会
李 丹陽
♪ソナタ ハ短調 Kv.457 第1楽章/W.A.モーツァルト
♪バラード 第1番 ト短調 Op.23/F.ショパン

足をお運びいただいた皆様に心より御礼申し上げます。
12月22日(土)には、声楽領域、管弦打領域の大学院生が演奏を披露させていただきます。
皆様のご来場をお待ちしております。
出演者及び演奏曲目等詳細は、こちらをご覧ください。

東邦ウィーンアカデミー教授ルネ・スタール先生による公開講座が行われました。

2018年11月6日(火)、13日(火)に、本学のウィーンアカデミー教授で元ウィーン・フィルハーモニーのヴァイオリン奏者であられた、ルネ・スタール先生が、2年ぶりに東邦のキャンパスを訪れ、学生達にレッスンをしてくださいました。
スタール先生は作曲家としても活躍しており、今回の来日も自作曲を演奏するオーケストラを指揮するためでした。


ルネ・スタール先生

大学の3、4年生、大学院生は、すでに本学3年次で行われるウィーン研修でスタール先生のレッスンを受けています。それぞれ再会を喜び、ウィーンでの出来事を思い出して話している先生を見ていると、東邦の学生のことをよく考え、親身に指導してくださっている様子が伝わってきました。

●11月6日(火)文京キャンパス
午前中の附属の中学生、高校生の公開レッスンの後、大学院生3名のレッスンが行われました。
 

 

テレマンの無伴奏作品のレッスンでは、古典曲の様式や形式についてのお話し。楽譜には表記されていない、その時代特有の表現や弾き方を教えてくださいました。
またサラサーテの「バスク奇想曲」では、伴奏者に代わって自らピアノを弾き、スペインのリズムを体感させてくださいました。ヴァイオリンで哀愁漂うメロディーを奏でてくださったり、通訳の林先生とお二人で立ち上がって、フラメンコ風に踊りださんばかりのポーズをしたり。楽しいレッスンでした。
熱気のあるレッスンで、あっという間に時間が過ぎていきました。

●11月13日(火)川越キャンパス
スタジオBで、大学生4人の公開レッスンが行われました。
 

 

 

 

それぞれ時代や形式の異なる受講曲で、色々なことを学ぶことができました。
ヴィエニャフスキーの「華麗なるポロネーズ」では、ポロネーズというポーランドの踊りについてお話しくださいました。フレーズの終わりに書いてあるリタルダンドは、くるっと回るところ。書いてある通りに演奏しないと踊れなくなる、と楽譜に忠実に弾かなければならないことを確認させられました。
ブラームスのソナタでは、音色のこと、付点の音符の長さについて考えさせられました。
メンデルスゾーンとチャイコフスキーの協奏曲では、前期ロマン派と後期ロマン派の違いを説明してくださり、それぞれの良さを再確認いたしました。
技術的に難しいパッセージで音程のなかなか合わないところでは、スケール練習が大切と説き、「カールフレッシュの音階教本を1日2時間半、2年間練習し続けなさい。」との勧めに学生達は「無理です!」と言いながらも、最近はスケールに取り組む人が増えたような気がします。

スタール先生の、エネルギッシュなレッスンから、受講生も聴講生も沢山の事を学び、それぞれ自分の課題を見つけることが出来たでしょう。ウィーンの音、音楽に触れ、またウィーンに行きたくなった人もいるようです。日常のレッスンや練習に、刺激が与えられたことに感謝いたします。

>>東邦ウィーンアカデミーの詳細はこちらをご覧ください。

第207回定期研究発表演奏会[オーケストラの部]を開催しました。

平成30年11月30日(金)文京シビックホール 大ホールにて、第207回定期研究発表演奏会[オーケストラの部]を開催しました。

 

今年度の定期研究発表演奏会[オーケストラの部]は、学園創立80周年記念演奏会の1つです。2部構成のプログラムで附属東邦中学校から大学までの学生生徒が出演し、日頃の練習の成果を披露しました。

第1部では、東邦音楽大学附属東邦中学校・東邦高等学校・東邦第二高等学校 管弦楽団が演奏を披露しました。

 
指揮 白井 英治
シンプルシンフォニー/B.ブリテン
交響曲第25番 ト短調 Kv.183/W.A.モーツァルト
シンコペーテッド・クロック/L.アンダーソン
そりすべり/L.アンダーソン

第2部の東邦音楽大学管弦楽団の演奏では、本学特任教授の清水髙師先生のヴァイオリンソロでメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を披露しました。
 

 
指揮 上野 正博
ヴァイオリン独奏 清水 髙師
大学祝典序曲 作品80/J.ブラームス
ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64/F.メンデルスゾーン
交響曲第2番 ニ長調 作品73/J.ブラームス

足をお運びいただいた皆様には、この場をお借りして心より御礼申し上げます。
12月15日(土)にはウェスタ川越にて、第208回定期研究発表演奏会[ウインドオーケストラの部]を開催します。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。

短大 コンポージングアーティスト専攻生による「第6回 ライブ実践」を行いました。

平成30年11月26日(月)、ライブハウス「Welcome back」(豊島区南大塚)にて、東邦音楽短期大学コンポージングアーティスト専攻生による「第6回 ライブ実践 My Song My voice for you~世界の音楽シーンを彩るベテラン奏者達との共演~」を行いました。
「ライブ実践」は、コンポージングアーティスト専攻の必修科目として行われるものです。クラシックの芸術性とポップスの文化を学びながら音楽創作および表現の研究を目的とする同専攻の2年次生が、ライブハウスで自身が作詞、作編曲した作品をプロミュージシャンの方々にバックで生演奏して戴き、同じステージに立ってお客様の前で発表するというものです。

ライブ実践
【会場となったライブハウス「Welcome back」】

開演前から多くのお客様がご来場くださりました。
MCを務めた城之内ミサ特任教授による挨拶、共演してくださるプロのミュージシャンの方々のご紹介の後、いよいよライブは幕開けしました。

ライブ実践
【城之内ミサ特任教授】

「卒業演奏でもある本日のステージ、日頃の2年間の学びの集大成として心のこもったオリジナル楽曲を、素晴らしいプロの奏者の胸をお借りして皆さんにお届けします。是非盛り上げていただき応援お願いします。」とお話された城之内ミサ先生。

学生自身の研究によって、作品の発表形態はさまざま。MCの城之内ミサ先生からは各学生の普段の制作の様子や人柄が紹介され、各学生は作品の創作にまつわるエピソードや、このステージに向けた意欲などをお客様に向けて語りました。各曲の演奏が終わるごとにお客様は盛大な拍手をくださいました。

ライブ実践
鈴木沙季
♪STAR Light

ライブ実践
朝月 明かり
♪Gimmick Television

ライブ実践
あい。
♪世の中狭くてつまんない。

ライブ実践
ライブ実践

懐梨 律
♪hope
♪孤独の闇

ライブ実践
ライブ実践

小林 茉以
♪日常
♪相愛傘

ライブ実践
ライブ実践

宮岡怜央
♪翳り
♪回想列車

ライブ実践
ライブ実践

織戸由貴
♪オレンジ
♪心歩

ライブ実践
ライブ実践

Hideaki
♪memories
♪someday

ライブ実践
ライブ実践

大瀧園花
♪Tokyo Neon
♪夢から覚める時

ライブ実践
ライブ実践

大塚洸顧
♪ROSE
♪Tokyo loss

ライブ実践
ライブ実践

河合真衣
♪僕等行進曲
♪いつか・・・

ライブ実践

Miina
♪秘匿の罪状
♪ROCKET

ライブ実践
【最後は出演者全員でお客様にご挨拶】

コンポージングアーティスト専攻生にとって短大2年間の集大成ともいえる今回の経験を今後の活動の礎とし、学生それぞれが羽ばたいてくれることを願っています。
学生に貴重な経験を与えてくださいました奏者の皆様、音響や照明等にご尽力くださいました「Welcome back」のスタッフの皆様、そして、会場に足をお運びくださいました多くの皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。

東邦音楽短期大学