2019年11月23日カルッツ川崎において、第18回日本音楽療法学会関東支部地方大会が開催されました。

今年度から音楽療法専攻のチームリーダーになりました、木下容子と申します。
ここでは、音楽療法関連の学術大会・講習会や研究会のこと、学生の活躍などをお伝えしていけたらと思っています。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

2019年11月23日カルッツ川崎において、第18回日本音楽療法学会関東支部地方大会が開催されました。
その中の≪ひよこ・ひなどりフォーラム≫という音楽療法ビギナーの枠で、音楽療法専攻4年生の下川陽菜さんが「うつ病患者に対する音楽療法の介入についての一考察」というタイトルで発表しました。

下川さんは学術大会で初めての発表でしたが、その率直な感想を以下に述べてくれました。

音楽療法専攻4年の下川陽菜です。
今回、日本音楽療法学会関東支部大会で発表するにあたって、自身で頑張ったことは主に2つです。
「(学会で)発表すると決めること」と「わかりやすく伝えるための準備」です。

発表することを考えはじめたきっかけは先生方からお声がけいただいたから、という受動的なものでした。ですので、そこから自分で「発表する」と決めるまでとても悩んだ記憶があります。
また、決めてからも「わかりやすさ」や「みやすさ」という部分に関してはとても苦戦しました。
発表を聞きに来る方は同じ音楽療法を学んでいる人や実践している人がほとんどとはいえ、やはり自身と皆さんの「前提」は違うので、できるだけ情報をコンパクトにまとめられるよう工夫しました。
また、スライドに映さない文章をどのように伝えるかも、難しかったです。

しかし、発表してみて1番感じたことは、「やってよかった」ということです。
(当日はとても緊張しましたし、胃が痛くなる思いでしたが……)
やってみて、自分がどのように緊張するのか、自分の伝え方はわかりやすかったのかなど「やってみなければわからないこと」が沢山わかりました。
自分の中で、とても大きな経験となりました。

さまざまなアドバイスをしてくださった先生方、励ましてくれた同期や後輩、皆さんありがとうございました。

この大会には、下川さんの他にも本学の音楽療法専攻の学生がたくさん参加しました。
自分たちの仲間の発表を聴きながら、「今後自分もあの場所に登壇するかもしれない」と想いを馳せている学生もいたことと思います。
今後も学生の活躍が楽しみです。