第21回日本音楽療法学会学術大会でポスター発表しました

音楽療法専攻4年生の鎌倉萌菜穂です。
昨年執筆した研究論文を、第21回日本音楽療法学会学術大会のポスター発表に応募したところ、採択されて発表する機会をいただきました。
今回の学術大会も、例年と異なりWeb開催でしたので、PowerPointを通しての発表となりました。

学会での発表が初めてであった私にとって、この準備期間は挑戦と苦悩の連続でした。
その中でも1番の挑戦は、「発表を決断したこと」です。1年前の私は、学術大会で発表するということは考えてもいませんでした。
しかし、先生方からお声を掛けていただき、この研究が他の音楽療法士や音楽療法を学んでいる方に対して、少しでもお役に立てれば…という想いで、挑戦することにしました。
今回Web開催にあたって工夫した点は、「抄録(1,600文字以内)によりわかりやすい文章でまとめること」、「情報をPowerPointに、よりコンパクトにまとめること」です。
ポスター発表なので、スライドに音声を入れることができず、図と文章だけで情報をお伝えしなければなりませんでした。
わかりやすい文章や見やすいスライドとはどのようなものか、何度も頭を悩ませました。
しかし、考えれば考えるほどアイディアが生まれたり、客観的に見ることができたりと、悩むことも決して悪いことばかりではなかったと、今になって感じています。(その時は投げ出したくなるほど、悩むこともありましたが…)
発表を経験してみて、『何事にも挑戦あるのみ!』この言葉に尽きると思います。いつもつまずくところはどこなのか、悩むポイントはどこなのか、文章構成に対しての考えなど、更に自分自身と向き合えた気がしています。また、締め切りに追われながらも限られた時間の中で、どのように時間を作って作業をするか、計画が上手くいかない時にどのように修正していくか、を学べたよい機会でした。

最後に、様々なアドバイスをしてくださった先生方、共に頑張った同期や励ましてくれた後輩、研究協力をしてくださり発表にも同意してくださった皆さん、本当にありがとうございました。