第19回日本音楽療法学会関東支部地方大会(埼玉)で口演発表しました

音楽療法専攻4年生の鎌倉萌菜穂です。
前回の日本音楽療法学会学術大会に引き続き、昨年執筆した研究論文の第二報を「第19回日本音楽療法学会関東支部地方大会(埼玉)」に応募したところ、採択され口演発表の機会をいただきました。

無観客オンラインでの開催でしたが、発表者や運営委員の方々など関係者は会場にいらしたため、私にとって学外で初めての対面発表の場でした。
今回は、前回のポスター発表とは異なり、実際にPowerPointのスライドを操作しながら行う口演発表に挑戦しました。それに伴い、スライドに話す言葉を合わせて、聞き手が聞きやすく、理解しやすい発表を目標に準備・発表をしました。zoomの画面越しでは、参加者のビデオがオフになっており、表情など見ることが出来ないので反応が分からないことを不安に感じていました。しかし、少人数とはいえ対面で表情が見られ、雰囲気も感じ取れる会場の空間があったことが、安心感につながりました。

また発表後、対面で聞いてくださった先生方からの言葉を直接聞くことができたことが1番の財産になり、非常に有り難く、嬉しかったです。改めて、激励の言葉をかけてくださった先生方、本当にありがとうございました。
発表後は、オンラインで参加することができました。zoomに接続できる媒体や環境があれば、何処からでも参加することができることが、オンライン開催の良い点だと思いました。

学生にとって学会の大会は、大学の学びとは少し異なった学びの場であり、「興味の幅が広がるな」と参加するごとに感じています。また私が発表したのが、学生等の音楽療法ビギナー向けの枠でしたので、同世代からの良い刺激をいただくことができました。これを糧に今後も音楽療法を学び、研究・実践していきたいと思います。

最後に、様々なアドバイスをしてくださり、発表当日も温かく見守ってくださった先生方、研究協力をしてくださり発表にも同意してくださった皆さま、本当にありがとうございました。

第19回日本音楽療法学会関東支部地方大会(埼玉)が開催されました

落ち葉が舞い散る季節となった2021年11月27日、第19回日本音楽療法学会関東支部地方大会(埼玉)がオンラインで開催されました。

本大会は、対面とオンラインのハイブリッド開催が直前まで検討されていましたが、感染症拡大防止の観点からオンラインのみでの開催となりました。
発表者だけが浦和にある埼玉会館に集まり、そこから配信する運びとなりました。

大会シンポジウム「職業としての音楽療法を確立するために」には、本学の二俣泉先生が指定討論者、私木下容子が進行役として登壇致しました。
音楽療法士の多様な働き方や価値観を参加者と共有し、非常に有意義な時間となりました。
オンラインでの参加者からは<チャット機能>を使って質問を受けたため、対面と変わらぬ熱量で活発な討議が繰り広げられました。

本大会には、音楽療法専攻の学生も口演発表者として登壇致しました。
追ってご報告させて頂きます。

木下容子