地域で音楽療法を実施させて頂きました

音楽療法専攻は、3年生から実習に取り組みます。学内・学外において複数の教育機関・福祉施設・医療施設で、対面・遠隔の音楽療法を実施しています。
今回、実習とは別で、川越市内の高齢者入所施設と精神科通所施設において、音楽療法を実施させて頂きました。
写真は、音楽療法中に学生が演奏を披露している姿です。

学生たちの演奏に、ご参加下さった皆様は熱心に耳を傾けてくださいました。そして、活動の前後には学生に積極的に話しかけてくださる方々もいらっしゃいました。

各実習において、継続的に関わる音楽療法対象者から学ぶことは非常に多いです。
ただ、初めて会う方々への音楽療法活動において、学生たちは「この方に話しかけても大丈夫かな?」と考えたり、「音の刺激はこのくらいで伝わっているだろうか?」と音楽療法の本質に迫る検討をさせて頂いたことで、普段とは違う学びがたくさんあったことと想像します。

音楽療法活動を通して大学と地域が繋がり、たくさんの方々に喜んで頂けること。そして学生も普段とは異なる気づきを得ることが出来ること。この充実した活動は、今後も継続的に実施していきたいと考えています。