東邦ミュージック・フェスティバル2023にてパフォーマンス総合芸術文化専攻(PACS)の学生がライブを開催しました。

2023年10月7日、8日東邦音楽大学川越キャンパスにて「東邦ミュージック・フェスティバル2023~祝・学園創立85周年記念~ いみじき薫陶仰ぎつゝ」が開催されました。

今年PACSでは、1年次生と編入3年次生が7日に、そして4年次生が8日にそれぞれ公演を行い、ともにメッセージ性の高い、個性溢れる堂々としたパフォーマンスが披露されました。
また、会場の受付や舞台設営、音響照明など、さまざまな制作スタッフとしての役割を同じくPACSの学生が担い公演を支えました。

パフォーマンス総合芸術文化専攻には、「舞台に立つ人」「プロデュースする人」双方の学びの場があります。
各学年の公演ではその学びが生かされ、実践されていることを感じました。
それでは、2つの公演の様子を写真とともに紹介いたしましょう。

まずは、1年次生と編入3年次生の初舞台となった「TOHO MUSIC STATION」が7日に16号館スタジオAにて行われました。
企画構成台本、演出、振付、衣装も学生が手掛け、自らが編集した映像を挟みつつ、初舞台とは感じさせないパフォーマンスを披露しました。
今回テレビ番組の生放送というコンセプトで構成されていて、MC役の学生の巧みなトークで進行し、懐かしの曲から今話題の曲までをアーティストの卵たちが披露しました。
予定していた座席数を超える多くのお客様が来場され、急遽座席の追加も行われれるなど大変盛り上がり、お客様とも一体となったステージになりました。

続いて、会場は変わり、川越市の「都市景観重要建築物」として指定も受けている「三室戸記念館」のホールで4年次生の公演が8日に行われました。
タイトルは、PACSLABO~中間報告会~。
パフォーマンス総合芸術文化研究所(PACS LABO)の研究員として、各自がさまざまなジャンルの音楽を研究し披露するというコンセプトで構成されていました。
4年次生は自身の得意とする楽器を演奏する学生も多く、バラエティーに富んだパフォーマンスを披露してくれました。
来年2月にはグランツザールで卒業制作として取り組まれる公演を予定しており、是非多くのお客様に来場いただき、4年次生の集大成を見届けていただきたくお願いいたします。

今回のPACSの公演、多くのお客様にご来場いただき、無事に終了することができました。
いずれの公演も終始温かい雰囲気の中、パフォーマンスをさせていただき、出演した学生は勿論のこと制作スタッフとして関わった学生たちにとりましても大きな経験になったことと思います。この場をお借りし皆様に御礼申し上げます。

最後にPACSの学生は、ユニットまたは個人で積極的にライブ活動等も行い研鑽を積んでおります。
今後とも引き続き応援いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。