名郷泉先生による特別授業が行われました。

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 2016年4月19日に、オーストラリアのシドニーで活躍されている日本人音楽療法士の名郷泉先生に、本学川越キャンパスで特別授業をしていただきました。

 名郷先生は、個人を対象とした音楽療法と並行して、地域コミュニティの中での音楽活動にも積極的に取り組まれています。

 名郷先生は現在、ご自身の博士論文として、個人と社会の双方に対する音楽を用いた関わりの意義を探求する研究に取り組んでおられます。特別授業の中では、その概要についてお話いただきました。

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 授業終了後は、音楽療法の教員、研究員、研究生、学生、私が懇意にしている音楽療法士の方を交えて会食をいたしました。

 同行された名郷先生のパートナーのニックさんも音楽療法士で、皆で楽しく熱い音楽療法談義に花が咲きました。

高校生のための音楽療法入門講座

東邦音楽大学で、高校生のための音楽療法入門講座が開かれます。今年度中に何度か開催されますが、初回は2016年5月14日(土)15時〜16時半まで、東邦音楽大学川越キャンパスで実施されます。

音楽療法に興味のある高校生向けの講座です。

「高校生のための」というタイトルですが、保護者や教員など、そのご関係の方ももちろん歓迎ですし、高校生以外で進学を希望されている方もOKです。

わかりやすく音楽療法のこと、音楽療法士という職業のことなどを解説します。

▼高校生のための音楽療法入門講座(1回90分/無料/要申込)
→講座の詳細やお申し込みはこちら
http://www.toho-music.ac.jp/college/admission/forhs/

日本音楽療法学会第16回学術大会(in 仙台)で、 音楽療法専攻の教員三名が講習会講師を務めます。

日本音楽療法学会では、毎年、全国の千名以上の音楽療法士・音楽療法研究者が集う(年によって二千名以上)「学術大会」を開催しています。

2016年度は、9月16日から18日まで、宮城県仙台市で開催されます。

9月16日には講習会が開催されますが、東邦音楽大学・東邦音楽短期大学の教員が三名、講師を務めます(馬場存先生、佐々木和佳先生、そして私、二俣泉)。

今回の講習会にはたくさんの分科会がありますが、我々三名が講師を務めるのは、3時間たっぷりとお話しするという枠になります。私は馬場先生、佐々木先生の講義を聴きたかったのですが、残念ながら三名は同じ時間枠なのでそれはかないませんが…

また、この学会には毎年、多くの東邦音楽大学音楽療法専攻の学生が参加しています。学生たちは皆、旅行・観光も兼ねて、学会での学びを大いに楽しんでいるようです(学会中は、私も忙しく動き回っているので、学生とはすれ違うだけなのですが、見ると皆、学問的な刺激に目をキラキラさせています)。

また、何名もの東邦音楽大学の卒業生の音楽療法士が研究発表をしたり(ほぼ毎年発表している強者もいます)、東邦音大音楽療法専攻の在学生が発表したりもしています。

発表するためには、厳正な審査(査読と言います)がありますが、それをくぐり抜けて、緊張の面持ちで発表に臨む卒業生・在学生を見ると、本当に頼もしく思います。(記:二俣泉)

→詳細は日本音楽療法学会のホームページへ(外部サイトへリンクします。

河野顕記念奨学金の授与式が行われました。

2015年11月17日(火)、東邦音楽大学の河野顕記念奨学金の授与式が行われました。この奨学金は、東邦音楽大学の教授を務められていた故河野顕先生のご遺族の寄付で、音楽療法専攻4年次生の学生を対象に贈られる給付型の奨学金です。
 今年度が第1回の給付になり、柳生淳朗さんに贈呈されました。
 柳生さんは、3年次に取り組んだ研究が、日本音楽療法学会 学術大会の発表に採択されました。今は卒業論文の執筆に取り組んでいます。卒業後は、高齢者への音楽療法の実践・研究に取り組む意欲を強く持っています。今後の研究成果に期待したいと思います。

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西シドニー大学の音楽療法専攻生Greg Loureyさんが川越キャンパスに来訪されました。

 2015年11月16日(月)、西シドニー大学の音楽療法専攻の修士1年のGreg Loureyさんが東邦音大川越キャンパスに来訪され、教員・学生との交流の時を持ちました。
 私が日本の音楽療法の状況をお伝えした後、Gregさんは即興の授業にも参加して即興でギターを弾き(すごく上手!)、学生たちと共に大変充実した時間を共に過ごしました。
 Gregさんはビジネスマンとしてのキャリアを経て、臨床心理学を学び、そして今音楽療法を学んでいるところです。学生たちもいろいろ刺激を受けたようです。

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ウィーンより

音楽療法専攻の教員の二俣です。
私は、いま、東邦音楽大学3年次生のウィーン研修の引率として、ウィーンに来ています。
今回私が引率しているのは、音楽療法専攻以外の学生さん(ピアノ、管楽器、作曲)19名です。
2週間の研修ですが、ちょうど半分あたりです。
充実した授業、レッスンに、学生さんたちは一生懸命に取り組んでいます。

今年度の音楽療法専攻のウィーン研修は、9月に予定されています。
音楽療法専攻のウィーン研修では、他の専攻のようにレッスンではなく、
現地の音楽療法士・音楽療法研究者の先生方による、ワークショップと授業が中心です。
即興を使った音楽療法体験、身体に気づくワーク、日本ではほとんど紹介されていない交通事故に遭って直後の人や昏睡患者の事例紹介など、大変充実したプログラムになっています。

さて、今日は、夕方から、ウィーン・フィルの演奏会です。楽しみです。

2013 高校生のための音楽療法入門講座

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「高校生のための音楽療法入門

―音楽を医療・福祉の分野にいかそう」

を開催します。

昨年も開催いたしましたが、大変好評の講座です。

現場で働く音楽療法士でもある本学教員の講師が、現場の治療場面のビデオも交えて、

わかりやすくお伝えします。

どうぞふるってご参加くださいませ。

  
1月26日(土)15時~
2月16日(土)15時~
3月24日(日)14時~

東邦音楽大 文京キャンパス 
  
<お申し込み不要・受講料無料>
  
内容:
・ミニ講義:音楽療法とは何か
・音楽療法体験ワークショップ
・職業としての音楽療法…
・卒業後の進路
・音楽療法専攻入試準備のコツ
  
予定講師:
二俣泉(東邦音楽大学准教授・音楽療法専攻チームリーダー・日本音楽療法学会常任理事・認定音楽療法士)
馬場存(東邦音楽大学准教授・医学博士・精神科専門医・精神保健指定医・認定音楽療法士)
平田紀子(東邦音楽大学専任講師・認定音楽療法士)ほか


お問合せ:
事務本部 広報入試センター TEL.03-3946-9667

高校生のための音楽療法入門講座


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2012年 11月17日(土)15時~16時30分東邦音楽大学文京キャンパス好評をいただいている、東邦音楽大学の「高校生のための音楽療法入門講座」次回は11月17日(土)です。
今回は、この記事を執筆している二俣がお話しをさせていただきます。
これまで何度かお話しをいたしましたが、今回はまた違う話をするつもりです
(音楽とは何か、音楽はなぜ心を動かすのか、音楽と人間関係、そして音楽療法の原理と実際について、など)。
高校生以外の方(音楽療法に関心のある音楽家の方、医療・福祉・教育の関係者の方、それ以外のこのトピックに関心のある全ての方・・・)ももちろん歓迎です。


東邦音楽大学エクステンションセンター講座

東邦音楽大学エクステンションセンターでは、複数の音楽療法関連講座を開講しています。
いずれも、すばらしい講師による充実した講座です。

11月9日(金)の18時~20時 「楽器を用いた音楽療法」があります。
筑波大学附属大塚特別支援学校教諭、音楽療法士の根岸由香先生の講座です。
根岸先生は、障がい児領域の音楽療法にたいへん豊かな臨床経験をおもちで、ユーモアとアイデアがあふれる講座は、いつも大変好評です。→講座内容の詳細・お申し込みはこちら

11月10日(土)の16時~18時 「自分の生き方を見つけるためのグループ・セラピー」があります。
講師は、米国で音楽療法を学ばれた吉原奈美先生です。
聴取型の音楽療法の代表的な方法論、GIM(音楽をもちいたイメージ誘導法)による体験型の講座です。
吉原先生は、以前、東邦音大の音楽療法専攻の学生を対象にしたワークショップをしていただいたことがありますが、学生たちに大変すばらしい体験を提供していただきました。
→講座内容の詳細・お申し込みはこちら

音楽療法の講習会

2012年11月24日・25日に、日本の音楽療法士の団体「東京音楽療法協会」主催の第23回講習会が開催されます(場所は、日本大学芸術学部江古田校舎)。
東邦音楽大学音楽療法専攻の教員・スタッフのうち何名かも、この団体の運営や講習会の企画にかかわっています。 
この記事の執筆者である二俣が、1日目の最初に、「場・対象者に応じて、『自分』と『音楽』をいかに活用するか」と題する全体講演を担当させていただきます。
その他に、様々なワークショップもあり、大変充実した講習会です。
詳しくは、下記のホームページをご参照ください。

http://www.k3.dion.ne.jp/~tamt/workshop.html