音楽創造専攻

人材の養成に関する目的等

作曲における「王道の技術」を知ることは非常に重要です。「知らずにできない」のではなく「知ったうえで選択できる」知識・見識・技術が、創作活動の幅を大きく広げ、イメージの現実化をより容易にするのです。本専攻では、国内の音楽業界で用いられる最新の技術や情報を学べるだけなく、海外でも通用する世界標準の知識を得ることができます。音楽大学ならではのクラシカルなエクリチュールや楽器法、管弦楽法などの「正統派」の知識をしっかりと押さえたうえで、ポップス、映像作品や音響作品などを含む商業作品創作へのさまざまなアプローチを学ぶことで、国やジャンルに縛られないあなただけの「新しい音世界」を現実化することが可能になります。「王道の技術」を学ぶことは、学生それぞれが進みたい道への最短距離になるだけでなく、いまだ誰も到達したことのない新たな音楽的価値観を生む可能性も秘めているのです。「未知の音楽体験」を、自らの手で作り出してみませんか?

1.アカデミックな作曲技法を習得

作曲とは、常に新しいものを創造する作業である一方、先人たちが築き上げてきた歴史のうえに成り立っています。本学では、楽曲分析や和声学、対位法といった書法を学び、先人の知恵を自らの技術として体得できます。

2.DAWを用いた最新鋭の音源制作

レコーディングやDAWの実践演習を通して、最新鋭の音源制作を習得します。クラシックから映像音楽やポップスまで、あらゆるジャンルに精通する講師陣が「現在の音楽」に必要なすべてを伝授します。

3.数々の演奏会で「書いた音」を実演

頭の中にある音楽を実際に音にして確認することは、作曲・音響デザインを学ぶ上でとても重要です。本専攻では数ある演奏会で自分の作品を演奏する、もしくは演奏してもらう「思念の現実化」を積極的に行います。

教員メッセージ

作曲・音源制作は、現代における貴重な職人芸

荻久保 和明 特任教授

作曲・音源制作という孤独な作業は現代における貴重な職人芸であり、 演奏にかかわるコミュニケーション能力は社会生活において有用です。 とりわけ作曲に関しては「何を書くか・書きたいか」が重要ですから、 自分の音楽に対する意志を強く持てる学生を育てたいと思っています。 ハーモニー、コード進行、対位法、オーケストレーションアレンジ、 パソコンによる音源制作まで、そのために必要な知識・技術はすべて教えます。 大学とは自ら学ぶ者に大きく門を開いている場所です。 求めよ、さらば与えられん!

アドミッションポリシー

・音楽に対する基礎的な知識と技能を有し、本学において創造的な音楽活動をしようとする意欲のある者。
・音楽表現を広い視野に立って総合的に計画し、取り組む意欲のある者。
・本学での学修と経験を生かし、将来社会に貢献しようとする熱意を持つ者。

専攻紹介動画

※学生募集要項は、電話03-3946-9667
または、資料請求フォームよりお取り寄せください。

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入学者選抜に関するお問い合わせ
[文京キャンパス]
東邦音楽大学 事務本部 入学者選抜担当 TEL. 03-3946-9667

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