音楽療法専攻の特色あるカリキュラム

特色あるカリキュラム

音楽療法I・II
鍵盤楽器による歌唱伴奏、ギター演奏、即興演奏、音楽療法における楽器活動、これら4つの技能の全てを指導します。少人数制の指導によって、一人の学生が4技能の基礎能力を確実に習得できることをめざします。また、授業の中で頻繁にロール・プレイ(学生が音楽療法士役と対象者役とに分かれ、臨床場面を想定して演じる実践的学習)を行うことで、対象者の気持ちを敏感に察する感受性を養います。
音楽療法III・IV
3年次から、大学近隣の医療・福祉施設での音楽療法の臨床実習が始まります。3年次に履修する音楽療法IIIでは、少人数のクラスで、臨床実習に関する指導・助言、技術指導を受け、研究方法や論文作成のための基礎を学びます。4年次の音楽療法IVでは、以上の内容に加えて、卒業論文執筆のための指導、プレゼンテーション技術の指導も行います。
人間と医療
基礎医学や臨床身体医学などの分野の話題を扱います。音楽療法士にとって必要とされる知識はたくさんあります。この授業では、将来、音楽療法の現場で仕事をする際に求められる知識を深め、その基礎を作ることを目的としています。医学や医療について学ぶことは、人間としての視野を広げることにもなり、毎日の生活の中での健康に対する意識も変わります。楽しんで勉強してください。
卒業研究
4年次には卒業論文を執筆します。研究テーマの見つけ方、論文の文章作法と構成、データの収集とその分析方法などについて学び、さらに少人数制のゼミで丁寧な指導を受けます。過去の卒業生たちは、事例研究、音楽療法の歴史、認知症予防、音楽が気分に与える影響、音楽療法の実態調査など、多様なテーマの研究に取り組んできました。

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