都立大塚病院の院内ミニコンサートに出演いたしました。

平成28年10月20日(木)、都立大塚病院の院内ミニコンサートに、本学大学院の学生4名が出演いたしました。

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院内ミニコンサートは病院の地下1階ホールにて行われ、入院されていらっしゃる方や通院なさっている方、お見舞いにいらっしゃった方など大勢の方々にお越しいただきました。

今回のコンサートでは、F.クライスラー「美しきロスマリン」や、F.ショパン「幻想即興曲」、C.サン=サーンス「『動物の謝肉祭』より白鳥」などの名曲をヴァイオリン、チェロ、ピアノの独奏でお楽しみいただきました。お越しくださった方々は、学生たちの演奏に熱心に耳を傾けてくださり、音楽に合わせてリズムをとり、体を動かしながら聴いている方も見受けられました。コンサートの後半は、ピアノ三重奏による葉加瀬太郎「エトピリカ」、アラン・メルケン「ホールニューワールド」を演奏し、皆さまから温かな拍手をお送りいただきました。

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ヴァイオリン、チェロ、ピアノ独奏

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ピアノ三重奏

コンサート終了後、「素晴らしい演奏でした」「また是非聴かせてください」とのお言葉を学生にかけてくださり、学生たちと握手を交わす方もいらっしゃいました

学生たちの演奏で皆様に楽しいひとときをお過ごしいただけたなら幸いです。
皆さまの一日も早いご快復を心よりお祈り申し上げます。

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最後に素敵なお花を大塚病院の職員さんよりいただきました 

産学連携推進に於けるチャリティーコンサートを開催しました。

 東邦音楽大学は教育とともに音楽を通じた地域貢献活動にも力を入れています。その一環として各企業と大学の「産学連携」に於ける様々なイベントや演奏会を実施しております。

 平成27年度はNECネッツエスアイ株式会社との協働で東日本大震災被災者支援活動(「若草リボン基金」への募金活動)としてのチャリティーコンサートを開催しました。

 昨年に引き続き、NECネッツエスアイ株式会社との協働で、本年度は熊本地震で被災した中学生の学習支援を目的としたチャリティーコンサートを共催させて頂きました。今回は、NECネッツエスアイ株式会社関係者の皆様方の溢れる情熱で、舞台・反響板・グランドピアノなどのご準備を頂き、会社のエントランスがグレードアップした演奏会場となりました。

出演学生も弦楽アンサンブル、オペラ アリア、合同アンサンブルなどMCを交えたプログラムで、会場のお客様と共に感動の時空を創りあげていました。また、パイオニア株式会社のご協力により、聴覚障害の方にも演奏をお楽しみいただけるよう、音を振動で感じる「体感音響システム」を一部の座席に設置し、身体で音楽を体感できる現代技術の効果をご紹介する貴重な機会ともなりました。

 ご来場いただきましたお客様方、そして、開催にあたりご尽力くださいました関係者の皆様に深く御礼申し上げます。

開催日:2016年10月4日(火)
時 間:17:45(開場 17:15)〜 19:00
会 場:NECネッツエスアイ本社ビル 1階ロビー

<コンサート当日プログラム>

第一部:弦楽アンサンブル

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♪ W.A.モーツァルト/アイネ・クライネ・ナハトムジーク
♪ F.クライスラー/愛の挨拶
♪ P.マスカーニ/オペラ”カヴァレリア・ルスティカーナ”より「間奏曲」

第二部:オペラ アリアと歌曲

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〜 Solo 〜 オペラ アリア
♪ C.グノー/オペラ”ファウスト”より「宝石の歌」
♪ G.ヴェルディ/オペラ”椿姫”より「燃える心を」
♪ G.ヴェルディ/オペラ”マクベス”より「憐れみも、誉も、愛も」

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〜弦楽アンサンブルと共に〜
♪ E.ディ カプア 作曲  G.カプッロ 作詩/O Sole Mio
♪ R.ラヴランド 作曲  B.グラハム 作詩 /You Raise me up
♪ 菅野よう子 作曲  岩井俊二 作詩 /花は咲く 
♪ アンコール「ふるさと」ご来場の皆様との全員合唱

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本チャリティーコンサートによる義援金は、認定NPO法人カタリバを通じて、『熊本コラボ・スクール「ましき夢創塾」』として、熊本地震で被災した中学生の学習支援に役立たせて頂きます。

今後も、より良い社会のために「産学連携」として企業と大学ができることを具現化し、持続的な支援活動等につながるよう積極的に取り組んでまいります。

東邦音楽大学

大学4年次生が「卒業演奏旅行・ブダペスト公演」へ出発しました。

平成28年10月7日(金)、大学4年次生が「卒業演奏旅行・ブダペスト公演」へ出発しました。

本年度は10月7日(金)~12日(水)の6日間の日程で、現地時間10月9日(日)午後3時30分からハンガリーのブタペストにおいて、第一部:ソロ演奏(ピアノ・声楽・サクソフォン)、第二部:藤井宏樹特任准教授指揮による合唱劇「かしわばやしの夜」の公演を予定しております。

出発の様子(羽田空港)

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→卒業演奏旅行の詳細はこちら
東邦音楽大学

大学4年次生「卒業演奏旅行・ブダペスト公演」の試演会と出発式を行いました。

平成28年10月6日(木)、本学川越キャンパスの音楽ホール「東邦音楽大学グランツザール」にて、
平成28年度、大学4年次生「卒業演奏旅行・ブダペスト公演」の試演会と出発式を行いました。

4年間の学びの集大成ともいえる海外での演奏を通して、現地の方と交流を深め、音楽人としての
国際経験を積む卒業演奏旅行。これまで、アジア、ヨーロッパの国々、オーストラリアなどを訪れました。 

本年度はハンガリーのブタペストにおいて、現地時間10月9日(日)午後3時30分から公演を予定しております。

いよいよ明日の出発に向けて行われた試演会では、第一部:ソロ演奏(ピアノ・声楽・サクソフォン)、第二部:藤井宏樹特任准教授指揮による合唱劇「かしわばやしの夜」を演奏しました。 

この演奏旅行および海外での公演が学生たちのより深い学びの場所になりますよう願っております。

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試演会にて、合唱劇「かしわばやしの夜」

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出発式にて、学生たちに激励の言葉を贈る先生方

→卒業演奏旅行の詳細はこちら

東邦音楽大学

短大2年次生が演奏演習(演奏旅行)に出発しました。

平成28年10月4日(火)、短大2年次生が演奏演習(演奏旅行)で沖縄へ出発しました。
期間は10月4日(火)~7日(金)の4日間で、10月5日(水)には、沖縄県沖縄市立山内小学校で演奏会を行います。

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出発前の羽田空港第2ターミナルの様子

2年次生による卒業演奏旅行の一環として、毎年、小学校の音楽鑑賞教室を実施しており、「演奏演習」の授業(2年次必修科目)を通じ、学生たちが主体となって音楽鑑賞教室の企画・構成、本番に向けた準備を行い、聴衆の前で日頃の練習の成果を発表し、舞台上での実体験を積む貴重な機会となっております。

本年度は、学生それぞれが持ち寄ったアイデアをもとに、ハンドベルや8手ピアノ連弾、管打楽器のアンサンブル、声楽専攻の学生が脚本を制作したオペレッタなど、小学生に楽しんでいただけるような盛り沢山のプログラムを創り上げました。
出発の前日には文京キャンパスにて通し稽古(ゲネプロ)を行い、本番に向けての最終確認をしました。通し稽古に引き続き出発式が行われ、学長をはじめとする先生方が激励しました。「小学生のみなさんの憧れになってください」という先生の言葉に学生たちは笑顔で頷いていました。

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通し稽古(ゲネプロ)の様子


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出発式にて学生たちに激励の言葉を贈る三室戸東光 学長

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出発式終了後の集合写真

本学の沖縄演奏旅行は昭和58年より修了年次生のカリキュラムの一環として始められ、これまでに30回以上、沖縄の各地でさまざまな演奏会を企画・開催いたしました。

本学における2年間の学びの集大成となるこの演奏会が、学生にとってさらなる成長の機会となることを願っております。

演奏演習(演奏旅行)の詳細はこちら

東邦音楽短期大学

東日本津波遺児募金チャリティー「第6回 大学ビッグバンド・ジャズフェスティバル」に南古谷ウィンドオーケストラと東邦音楽大学ジャズオーケストラが出演しました。

2016年9月24日(土)・25日(日)にウェスタ川越 大ホール(埼玉県川越市)にて”東日本津波遺児募金チャリティー「第6回 大学ビッグバンド・ジャズフェスティバル」”が開催され、初日(24日)の公演に南古谷ウィンドオーケストラと東邦音楽大学ジャズオーケストラが出演しました。

今回で6回目を数える本フェスティバルは、2011年に開催された第1回より毎公演の収益金の中から、あしなが育英会による東日本大震災・津波遺児基金等、社会支援活動への寄付が行われています。今年は2日間の公演で全20団体が参加し、24日はご来場いただいた大勢のお客様の熱気あふれる雰囲気の中、各団体それぞれの魅力に彩られた演奏が大ホールに響き渡りました。

オープニングは、南古谷ウィンドオーケストラの総勢150名を超える団員による華やかな演奏で幕を開けました。

南古谷ウィンドオーケストラは、本学と川越市南古谷地域との連携事業であり、本年度(平成28年度)より、本学の総合教育科目(大学の科目「地域創造」)として、南古谷ウィンドオーケストラを通して、同地域の中学生に初歩からの楽器の手ほどき等の指導、演奏法、演奏の楽しさを伝える活動や定期的な演奏活動を行っております。

そして、本学から参加した東邦音楽大学ジャズオーケストラは、加古勉教授指揮のもと、疾走感あふれる「Time Check」をはじめ、トミー・ドーシー楽団のテーマとしても有名な「I’m Getting Sentimental Over You」、1972年にチック・コリアが作曲したスタンダードナンバー「Spain」など、全5曲を演奏しました。

<プログラム>
1. Time Check
2. Wave
3. I’m Getting Sentimental Over You
4. Satin Doll
5. Spain

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演奏前に行われた出演学生へのインタビュー

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疾走感あふれる「Time Check」で演奏スタート

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アントニオ・カルロス・ジョビン作曲「Wave」

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トロンボーンソロの甘い旋律「I’m Getting Sentimental Over You」

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心地良いスイングの「Satin Doll」

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チック・コリア作曲のスタンダードナンバー「Spain」で演奏をしめくくりました

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東日本津波遺児基金チャリティー
「第6回 大学ビッグバンド・ジャズフェスティバル」in 川越
主催:アマチュア・ミュージック・フェスティバル実行委員会
→公式サイトはこちら
※外部サイトへリンクします。

今年で10回目を迎える弦楽合奏団の合宿(2016)

東邦音楽大学 弦楽合奏団 合宿は、今年で10回目を迎えました。今回も学生(大学院生、大学生、短大生、附属高校生)、卒業生、研究員、教員が一丸となり、河口湖で充実した4日間を過ごすことができました。

8/22(月)
参加者37名は、新宿からの高速バスと乗用車3台で、台風の中、河口湖へ向かいました。車1台を除いて、無事昼過ぎに合宿所「合唱の家おおば」に到着。(車1台は途中でタイヤがパンクしてしまいました……)

午後2時から河口湖畔にある、円形ホールで合奏練習の予定でしたが、「おおば」から徒歩10分の円形ホールへの移動も雨風で危ぶまれたため、「おおば」で室内楽の練習に変更。各グループに分かれ、先生や研究員の指導を受けながら24日夜の室内楽発表会のための練習に取り組みました。
途中でパンクした車もようやく到着して、夜には全員揃うことができました。

8/23(火)
快晴。台風の影響でお天気がすぐ崩れるかもしれない、との予報を聞いて、朝6時に富士山を見に散歩に出る人達もいました。(結局、富士山が綺麗に見えたのは、この日の朝だけでした)

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午前中、9時半~12時は円形ホールで合奏の練習。今年のプログラムは、ヴォルフ「イタリア組曲」とチャイコフスキー 弦楽四重奏曲 第1番(弦楽版)です。
午後2時~5時は、円形ホール、「おおば」 に分かれて室内楽の練習。
夕食は「おおば」の庭でバーベキュー!みんな代わる代わるに焼いて、美味しく頂きました。
夜7時半~10時は、円形ホールで合奏練習。さすがに夜の練習はキツイ。

8/24日(水)
今日は夜7時~円形ホールで室内楽発表会です。
午前中に合奏の練習をし、午後は室内楽発表会のゲネプロをしました。
室内楽発表は、過去最多の12組。全員が弦楽四重奏などの室内楽に挑戦しました。高校生から大学院まで、卒業生や研究員も入り混じった縦割りの編成で、グループ内の先輩格のメンバーが若いメンバーの指導をしながら、力を合わせて音楽を作り上げていきます。今年も若々しい力強い演奏をたくさん聴くことができました。
終演は10時20分。後片付けを終え、「おおば」に戻った時はくたくたに疲れていたにも拘らず、最後の夜を楽しむために、語り合ったりゲームをしたり。一段と親睦が深まりました。

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8/25日(木)
最終日。昨夜の本番の疲れもあり、朝食はいつもより静か。
朝食後に、荷造り、部屋の片付けをしてから、円形ホールで合奏のゲネプロです。
昼食後に、円形ホール近辺で観光客にチラシを配り、2時に開場。チェロアンサンブルでお客様をお迎えしました。

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2時半に開演。今年も合宿最後の力を振り絞り、集中力の高い演奏をすることができました。
終演後は、全体写真、また友人や先生と思い思いに写真撮影。協力参加してくださった研究員、卒業生、先生方に感謝の気持ちを言葉にし、また運営、会計をしてくれた仲間にもお礼を言いました。
帰りは順調に帰途につき、全員無事に帰宅。

今年も、音楽漬けの4日間でした。それぞれの成長が見られたことを感謝いたします。
支援してくださった学園、色々なカンパをしてくださった方々、毎年合宿準備のために、現地河口湖で労を執ってくださる卒業生の石澤さんに、この場を借りて御礼申し上げます。

東邦音楽大学 管弦打楽器主任教授
宮野 陽子

ウェスタ川越にて開催された「2音大クラシック・コンサート」に東邦音楽大学管弦楽団が出演しました。

9月17日(土)、ウェスタ川越(埼玉県川越市)大ホールにて開催された「2音大クラシック・コンサート」(主催・川越市)に東邦音楽大学管弦楽団が出演いたしました。

川越市が毎年開催するこのコンサートは、同市に所在する音楽の高等教育機関として、尚美学園大学とともに本学が出演の機会をいただいています。例年同様、今年も多くのお客様がご来場くださいました。

両大学の学生合同による「オープニングファンファーレ」がプログラムの最初を飾り、尚美学園大学オーケストラ、続いて、本学管弦楽団が演奏いたしました。尚美学園大学は「スター・ウォーズ組曲」など映画音楽の楽曲、本学はベートーヴェンのピアノ協奏曲、とまったく異なるタイプの演目を披露し、お客様はそれぞれにお楽しみくださったようでした。学内オーディションにて選ばれたピアノ専攻演奏家コースの学生がピアノ独奏を務めた本学の演奏が終了すると、カーテンコールが繰り返され、会場はお客様の温かい拍手に包まれました。

両大学の演奏の合間には、指揮者の先生方に川越市の小学生が舞台上で質問する「指揮者の先生への質問コーナー」も行われました。「オーケストラの練習時間は?」「フルートはどこで作られますか?」といった質問に、尚美学園大学の河合教授、本学の田中特任准教授は小学生も理解しやすいよう丁寧に、ユーモアも交えながら回答され、何度も笑い声が起きるほどに盛り上がりました。

毎年多くの方が楽しみにしてくださるこのコンサートへの出演の機会がいただけますこと、主催の川越市の皆様にはこの場をお借りしまして、御礼申し上げます。

ご来場くださいましたお客様にも心より御礼申し上げます。

東邦音楽管弦楽団は11月23日(水・祝)、「第194回定期研究発表演奏会」(会場:文京シビックホール 大ホール)に出演いたしますので、こちらでも同楽団の演奏をお楽しみいただけましたら幸いです。

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両大学学生合同による「オープニングファンファーレ」(曲目:「トランペットの調べとアリア」)。
他大学の学生とこのように共演できて、たいへん貴重な機会となりました。

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本学管弦楽団。オーケストラの重厚な演奏に彩られるピアノの音色に、
お客様から盛大な拍手をいただきました。

◆プログラム(東邦音楽大学管弦楽団)

L.v.ベートーヴェン: ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 作品37
 ピアノ独奏/ 安田 友利(ピアノ専攻演奏家コース2年)

第194回定期研究発表演奏会【大学・短大 オーケストラの部】の情報はこちら

本学のそのほかの演奏会情報はこちら

平成28年度「教員免許状更新講習」を開催しました。

平成28年8月18日(木)、19日(金)、8月22日(月)から8月24日(水)の5日間の日程で平成28年度「教員免許状更新講習」を開催し、以下の5つの講習を行いました。
・必修領域「教育の最新事情」
・選択必修領域「組織的対応の必要性と危機管理上の課題」
・選択領域「道徳教育と音楽教育実践を学ぶ」
・選択領域「実践吹奏楽指導法」
・選択領域「実践合唱指導法」

平成19年6月の改正教育職員免許法の成立により、平成21年4月1日から教員免許更新制が導入されました。教員免許更新制は、その時々で教員として必要な資質能力が保持されるよう、定期的に最新の知識技能を身につけることで、教員が自信と誇りを持って教壇に立ち、社会の尊敬と信頼を得ることを目指すことを、目的としています。

免許更新講習は必修講座が2日間、選択講座が3日間行われましたが、受講されたすべての先生方は毎日とても真剣に受講されていました。台風の影響があったにもかかわらず欠席者された方はほとんどなく、終了後は多くの受講者から大変有意義であったとの声をいただきました。

【平成28年度の講座概要】

●必修領域「教育の最新事情」
「国の教育政策や世界の教育の動向」「教員としての子ども観、教育観等についての省察」「子どもの発達に関する脳科学、心理学等における最新の知見」「子どもの生活の変化を踏まえた課題」についての講義を行います。受講生との対話を取り入れた講習を積極的に展開し、修了認定試験では、筆記による総合的問題を講習の最後の時間に実施します。
担当講師:粕谷宏美(東邦音楽大学教授)、西田康子(東邦音楽大学特任准教授)、二俣泉(東邦音楽大学准教授)、馬場存(東邦音楽大学准教授)

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●選択必修領域「組織的対応の必要性と危機管理上の課題」
今後の学校組織の在り方を踏まえ、様々な教育課題に対してどのように職務を実践していくかを考えます。「チーム学校」という学校の教職員のチームワークはもとより、様々な機関とどのように連携していくかを考えます。さらには、児童・生徒の問題行動、事故等への対応について相談機能の向上等、学校組織の在り方を振り返りながら、学校の危機管理体制を考えます。特別支援教育も踏まえキャリア教育、生徒指導等の在り方についても考えます。
担当講師:髙橋基之(秀明大学教育研究所所長、同大学学校教師学部教授

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●選択領域「道徳教育と音楽教育実践を学ぶ」
今日の教育現場にかかせない道徳教育と、音楽教育の実践的講習を同日に行います。午前は道徳教育についての講義を行い、午後は日本伝統音楽指導(雅楽〈越天楽の唱歌〉アンサンブル、箏〈初夏の小川〉実習)・リコーダー指導・指揮法のいずれかを受講者が選択し、基礎から実践までを実際に体験しながら学びます。
担当講師:粕谷宏美(東邦音楽大学教授、指揮法)、五十嵐由和(東邦音楽大学講師、道徳教育)、黒川真理恵(東邦音楽大学講師、日本伝統音楽指導)、金子健治(東邦音楽大学講師、リコーダー指導)

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●選択領域「実践吹奏楽指導法」
吹奏楽の指導ではバンドの人数に合わせた編成や指導がかかせません。本講習では、様々な楽器編成・人数に対応できるアレンジ法や合奏指導を学びます。基礎から実践までを含め、合奏ではモデルバンドを使い実際に音を出しながら講習を進めます。※午前中はアレンジ法の講習、午後は合奏指導の講習を行います。
担当講師:加古勉(東邦音楽大学大学院教授)、井上淳司(東邦音楽大学大学院准教授、アレンジ法)、畠田貴生(東海大学付属高輪台高等学校教諭、吹奏楽部顧問、合奏指導)
モデルバンド:東邦音楽大学附属東邦第二高等学校ウインドオーケストラ

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●選択領域「実践合唱指導法」
本講習では合唱指導法を発声を含めて実践的に講習します。午前は発声法、午後は楽曲を使用し、合唱指導法を学びます。実際に受講者が体験しながら講習を進めます。日々の授業や部活動の指導に役立つ講習です。
担当講師:粕谷宏美(東邦音楽大学教授)、荻久保和明(東邦音楽大学大学院特任教授、合唱指導)、宮澤雅子(大妻中野中学校・高等学校校長、発声法)

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本講習会は、次年度も開催を予定しております。詳細等決まりましたら、大学ホームページなどでお知らせいたします。

演奏家コースの「ウィーン特別研修」がはじまりました。

平成28年8月31日(水)、東邦音楽大学演奏家コースの学生が「ウィーン特別研修」へ出発しました。

演奏家コースでは1年次生~4年次生が各年2回(10日間×2 回)4年間で80日間ウィーンでの研修を行う「ウィーン特別研修」が必修科目です。本学が所有する「東邦ウィーンアカデミー」での実技レッスンは、ウィーン国立音楽大学の先生方をはじめ、第一線でご活躍の先生方より指導を受けます。また、ウィーン現地での学修をより充実したものとするため、カリキュラム内で語学(ドイツ語)教育を徹底している点も演奏家コースの特色のひとつです。

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