ボランティアコンサート
2月15日に、短大・大学すべての後期試験が終わりました。
今年度の集大成としての試験でしたが、カリキュラムに沿って、学生一人一人が着実に成長していることを実感しました。
今月は、ピアノ専攻の学生によるボランティアコンサートが二ヵ所で行われました。
2月21日(木曜日・11:00~11:30)には文京区の都立大塚病院地下1階ホールで行いました。
入院なさっていらっしゃる方をはじめ、通院なさっていらっしゃる方、近くの施設の方など大勢の方々にお越し頂きました。 連弾によるモーツァルトの『アイネ ・クライネ・ ナハトムジーク』、チャイコフスキーのバレエ組曲『くるみ割り人形』などの名曲に、熱心に耳を傾けてくださいました。
2月27日(水曜日・12:15~12:45)には、文京シビックセンターの区民広場で 行いました。ドビュッシー、ブラームス、ドヴォルザークの連弾の名曲に加え、絵本の朗読を交えた組曲もあり、小さなお子様からご高齢の方まで、幅広い年齢層の方々にお楽しみ頂きました。
出演した学生達からは、「先輩達が明るく温かくリードして下さったので、練習の時から楽しかった」「学年の枠を越えて、皆でコンサートを作り上げたことは良い経験になった」「お客様に楽しんで頂くためには、演奏する私達も楽しまなくてはならない」「お客様の反応が直かに伝わり、音楽の楽しさを共有出来たと感じた」などの感想が寄せられました。
毎年行うボランティアコンサートは、学生が演奏を通して社会とつながる貴重な機会となっています。