定期研究発表演奏会【ソロの部】が開催されました。
キャンパスの木々の葉は、降りしきる雨と真夏の日差しを浴びて、一段と色濃くなってきました。
各地では切り札とするワクチン接種が加速していますが、出口が見えるのはいつになるでしょう。東京五輪の開幕も目の前に控えています。
本学では昨年来、感染防止対策を講じながら学びを止めず、対面での授業やレッスンに工夫を重ねて継続しています。
制限された環境の中で模索していく営みから、今まで何も考えず当たり前と思っていたことが、実はそうではなかったということに気付かされます。学生の皆さんの息づかいと共に、空間に響く生の音を、耳や肌で感じられるのは何とありがたいことでしょう。
7月11日(日)、川越キャンパス・東邦音楽大学グランツザールにおきまして、『第217回定期研究発表会~ソロの部~』が開催されました。
当日は本学策定のガイドラインに従い感染拡大防止対策を厳重に行っています。
この難しい状況下で、日々の研鑽の成果を発表できることは、学生生徒にとって忘れられない経験でしょう。グランツザールまで足をお運びくださいました皆様には、誠にありがとうございました。
鷹巣 章伍 (中学3年)
D.カバレフスキー: 6つの前奏曲とフーガ Op.61 6.『労働祭』
岩澤 ことね (第二高校3年)
C.ドビュッシー: 喜びの島
軽部 千葵 (高校3年)
S.ラフマニノフ: エチュード『音の絵』Op.39 第5番 変ホ短調
植松 姫菜 (第二高校3年)
F.リスト: 超絶技巧練習曲 第10番 へ短調
遠藤 乙彩 (高校3年)
M.ラヴェル: 『夜のガスパール』より 1.オンディーヌ
田所 理央 (短期大学2年)
S.プロコフィエフ: ソナタ第2番 ニ短調 Op.14 第4楽章
曽根原 真理 (大学4年)
L.v.ベートーヴェン: ソナタ第30番 ホ長調 Op.109 第3楽章