「親子のためのピアノ・オープンキャンパスが開催されました」
2018年8月19日(日)の午後、初めての「親子のためのピアノ・オープンキャンパス」を、川越キャンパスで開催しました。
当日は爽やかな晴天の中、大勢の方がご家族で参加してくださいました。
午後1時半からの開校式では、「学長の挨拶」「教員紹介」に続き、大学院生によるインファンテ作曲《2台のピアノのためのアンダルシア舞曲》が演奏され、華やかな開幕となりました。
午後2時からは会場を移して、スタジオA教室では「ピアノの内部を見てみよう」が始まりました。
グランドピアノとアップライトピアノの違いの説明に続き、部品を外し内部が見える状態になった時には「アッ、外れるんだ!」と驚きの声が挙がりました。
ピアノの周りに集まって間近で覗き込む親子。身近なピアノの秘密を知って満足そうでした。
C102教室の「昔の楽器を弾いてみよう」では、2台のチェンバロを実際に触って音を出す体験をしました。
子供達は「昔の楽器」と言うよりも、「珍しい楽器」と感じたようです。ピアノに似た鍵盤なのに、発せられる音は全く違う響き。
楽器の前面についている「レジスター」と呼ばれるレバーを動かすと、さらに音が変化してびっくり!いつも練習しているバッハやドビュッシーを夢中になって弾いていました。
2階のレッスン室では、並行して体験個人レッスンも始まりました。
午後2時40分からC103教室で「色々な楽器にふれてみよう」が始まり、ボンゴ・ジャンベなど多数のアフリカの民族楽器や中国の箏などが並びました。
音を出しながらの楽器紹介のあと、自由に楽器に触れ、皆でその楽器を使って「ドレミの歌」のアンサンブルをしたり、リズムに乗ってゲームをするなど楽しい時間を過ごしました。
午後3時半からのキャンパスツアーでは、日頃見ることのない音楽大学の数々の設備に、特に保護者の方々は興味津々だったようです。
最後に行なわれたグランツザールでの「コンサート体験」は子供達が主役。お洒落をした可愛いピアニスト達に、会場から大きな温かい拍手が送られました。
そして午後5時、今回のピアノ・オープンキャンパスは全て無事に終了しました。
アンケートでは、
「ワクワクした楽しい時間だった」
「体験レッスンでの小2の娘の乗せ方・指導など、全てに感動した。娘もこんな先生に習いたいと感激」
「素敵な体験が出来て良かった」
「機会があれば、また参加したい」
「素晴らしいホールで演奏させて頂きありがとうございました」
「素敵なキャンパスを見学して、憧れがさらに強くなった」
「自由研究でピアノの歴史を調べていたので役立った」
「ご丁寧な対応をして頂き助かりました」などの記述がありました。
この日のキャンパス内は、子供達の楽しそうな声と共に活気に溢れ、学生スタッフも教職員も笑顔がこぼれる一日となりました。
優しく穏やかで、子供の目線まで腰を下げて丁寧に対応していた学生スタッフ達に、参加者の方々から賞賛の声が多く寄せられました。
ピアノ・オープンキャンパスを支えてくれた15名の学生スタッフに、心よりお礼を言いたいと思います。