新学期が始まりました。
令和5年度の前期授業・レッスンがスタートしました。
キャンパスの花々も本格的な春の訪れを告げています。
学生が、川越キャンパスを彩る綺麗なハナミズキの写真を送ってくれました。
4月5日、川越キャンパスグランツザールにて入学式が挙行されました。この日は春らしい穏やかな天候に恵まれ、無事に新入学生を迎えることができました。入学式の最後には、コロナ禍において声を出して歌うことができなかった「東邦の歌」が、4年ぶりにホールに響き渡りました。
大学・短期大学の年度初めは、学生オリエンテーション、履修相談、履修登録をはじめとする様々な手続きなどに学生、教職員ともに奔走し、文京・川越両キャンパスは大変賑やかです。
そんな中、4月8日には「専攻別オリエンテーション」が開催され、大学ピアノ専攻、Konzertfach(演奏専攻)ピアノ、教職実践専攻(ピアノ)、短期大学器楽専攻ピアノコース、同ピアノ指導者コースの学生が一堂に会しました。これは、ピアノを専門とする学生全員が集まる貴重な機会です。
この日は、小林先生による大学・短期大学での学び全体についての講話に始まり、充実した学生生活を送るための心得、ピアノ教員の担当する授業科目の紹介、大学院の紹介などがありました。
オリエンテーションの最後は、大学4年次生の亀岡沙有さんが、素晴らしいピアノの演奏で締めくくってくださいました。
今年度は、多くの演奏会やイベントが、以前の姿を取り戻して開催できる予定です。
早速4月15日には、『東邦音楽大学 Konzertfach(演奏専攻)学生による演奏会』が、川越キャンパスグランツザールにて開催され、ピアノを専門とする5人の学生たちが演奏専攻に相応しいプログラムを披露しました。
大学2年 岩澤ことね
L.v.ベートーヴェン: ソナタ第24番嬰へ長調 Op.78
F.ショパン: バラード第1番 ト短調 Op.23
大学2年 植松姫菜
S.ラフマニノフ: 楽興の時 Op.16-3 ロ短調、Op.16-4 ホ短調
F.ショパン: 幻想曲 へ短調 Op.49
大学2年 遠藤乙彩
F.シューベルト: 4つの即興曲
第1番ハ短調 Op.90-1、第3番変ト長調Op.90-3、第4番変イ長調 Op.90-4
大学2年 杉谷優太
J.S.バッハ: 平均律クラヴィーア曲集第2巻 第20番イ短調 BWV889
F.ショパン: バラード第4番 へ短調 Op.52
大学3年 清原一龍
J.S.バッハ: 平均律クラヴィーア曲集第1巻 第5番ニ長調 BWV850
F.ショパン: エチュード 変イ長調 Op.25-1
S.プロコフィエフ: トッカータ ニ短調 Op.11
今年度もピアノダイアリーでは、東邦音楽大学・東邦音楽短期大学のピアノにまつわる話題や、演奏会、イベント等、キャンパスの様々なシーンを毎月お届けして行く予定です。
どうぞこれからも、ピアノダイアリーをよろしくお願いいたします。