今年もオープンキャンパスが始まりました。
今年の関東地方は異例に遅い梅雨入りとなり、気温の差も激しく毎日季節が入れ替わるような天気が続いています。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
コンディションを整えるのが難しい時期ですが、キャンパスには毎日学生たちの元気な声があふれています。
今年度も東邦音楽大学・東邦音楽短期大学「オープンキャンパス」がスタートしました。
オープンキャンパスでは、入学者選抜やカリキュラムについてのオリエンテーション、学生がご案内する「キャンパスツアー」、専攻別プレゼンテーション&音楽活動、学生コンサート、体験レッスン、個別進学相談など、たくさんのコンテンツを準備しています。
6月23日(日)、今年度最初の「東邦音楽大学オープンキャンパス」が開催されました。
当日はあいにく荒れ模様の天気となりましたが、熱心な高校生と保護者の皆様が川越キャンパスを訪れてくださいました。
今回のピアノ体験授業は、中島剛専任講師が行いました。
受験でも演奏する機会の多いベートーヴェンのピアノソナタを例に、楽譜を音楽的に読み取り、楽譜からイメージを膨らませる方法について考えました。また、ヘンレ版などの「原典版」についても分かりやすく解説されました。
体験授業後半では、ピアノ演奏に必要なテクニックのトレーニングについて、良い響きを作るために重要な「脱力」の方法、スケール・アルペジオの練習法、ペダリング等、整理して解説され、受講生の皆さんは真剣に耳を傾けていました。
学生コンサートは東邦音大が誇る音楽ホール「グランツザール」で行われ、ピアノソロはKonzertfach(演奏専攻)4年の清原一龍さんがM.ラヴェルと武満徹の作品を演奏しました。
今年度も、大学・短期大学それぞれ3回、計6回の「オープンキャンパス」が開催されます。各回とも様々な内容を計画しており、学生による演奏も毎回行う予定です。中にはオーケストラによる華やかなコンサートもあり、学生たちは本番に向けて研究と練習に励んでいます。
ぜひオープンキャンパスを通じて東邦での学生生活を実感していただければと思います。
詳細は下記のページをご覧ください。皆様のお越しを学生たちとともにお待ちしております。